13日の金曜日 「FRIDAY THE 13TH」
13日の金曜日
■監督 ショーン・S・カニンガム
■製作 ショーン・S・カニンガム
■脚本 ヴィクター・ミラー
■特殊メイク トム・サヴィーニ
■キャスト
ベッツィ・パルマー (ボーリーズ夫人)
エイドリアン・キング (アリス)
ハリー・クロスビー (ビル)
ローリー・バトラム (ブレンダ)
ジャニーヌ・タイラー (マーシー)
ケヴィン・ベーコン (ジャック)
マーク・ネルソン (ネッド)
ロビー・モーガン (アニー)
ピーター・ブローアー (スティーブ)
<あらすじ>
57年に起きた少年の水死事件、58年のキャンプ場の監視員2名の殺人事件を機に閉鎖されていたクリスタルレイクキャンプ場。
キャンプ場の再開準備の為に、この地を訪れている若者の周辺で、不可解な事件が起こり始める。
スプラッタームービーの元祖、『13日の金曜日』。
この作品は何度も観ましたが、やはり面白いですね。
面白いからこそ、続編が続々~
何がどう面白いのかと追求されると困っちゃいますが、ホラー好きにはなかなか良しの映画ですよ。
とにかくホラーの王道。
これはとりあえず、おさえておけ!ってな作品だと思います。
あと、何が良いって!
音楽が良いですよねー
恐怖感をあおる音楽。
オーケストラを主体としたオープニング曲も良いですし、挿入歌もGOOD!
サントラ欲しいくらい。。
この作品にはケヴィン・ベーコンが登場しています。
彼にとっては、デビューして2年後くらいの時期でしょうか。
もちろん殺されてしまう若者役なんですね~。
有名な俳優さんにも、無名の時代がある訳です。
(WOWOWにて鑑賞)
<この辺りで映画のネタ話>
ホラー、スプラッター映画の定番!
『どうして逃げても逃げても、先を読まれているんだろう?』とか、
『どうしていつも車がガス欠なんだろう?』とか、
『満月のいい夜なのに、どうして途中から、必ず土砂降りになるんだろう?』
なんて考えてはイケマセン。
全ては「13日の金曜日」のお約束です!
「13日の金曜日」と言えば、すぐにジェイソンが浮かびますが、パート1ではジェイソンはほとんど登場しません。
回想シーンとラストの方に、ちょこっと出てくるだけです。
唯一ジェイソンが犯人でない作品です~
あ、間違い、パート●もジェイソンが犯人じゃないね。
(↑観てない人の為に、一応伏せておきましょう)
仲間がほとんど殺され、アリスが1人っきりになり心細くなった時に、まるで希望の光と言わんばかりに、車のヘッドライトに照らされて、勇敢そうな女性が登場します。
やったー、これで助かる!
と思ったのも束の間。。
だんだん雲行きが怪しくなって行きます。
おいおい、あのオバサン、1人で喋っちゃってるよぉ~
なんかヤバイ感じ。
そう、犯人はジェイソンの母なのであった。
そして、パート2からは、母を殺されたジェイソンが復讐に燃え、殺人を始めるのです。
ここで、一つの疑問…
ジェイソンは水死なんてしてなかったのではないでしょうか?
ただ、水難事故の後遺症か何かで、顔にケロイド状の傷が残り、醜くなってしまった。
その現実を受け入れられない母は、幼く可愛い顔のジェイソンの面影を追って、「あの事故の時、息子は死んだ」と思い込む。
そうする事で、現実逃避をしていた訳で。
実は息子とずっと二人暮らししていた。。
~と言う背景なのではないかなぁと思ってます。
(↑これ、あくまで想像ね。)
だから、ジェイソンは、母が殺された所を一部始終見ていたのです。
全く関係ない話ですが、この手の映画って、どうしてパート2、3と話が進むにつれ都会に出て行きたくなっちゃうんでしょう。
ジェイソンもクリスタルレイクでは満足行かず、ついにはニューヨークまで出かけて行きますし、かの有名なプレデターも、最初は深い森が舞台だったのに、パート2では大都会に登場してます。
もう~都会に行かずに、田舎で頑張れ!って思います。
都会バージョンになると、どうもつまらないんですよ!
小暗い所で、地道に頑張って欲しいのですが。
やっぱり、若者の都会派傾向と同じなんですかね?
「♪おら、こんな村いやだ~、テレビもねぇ、ラジオもねぇ、車もそれほど走ってねぇ~」みたいな!
リメイク版 『13日の金曜日』は、こちら