小六のB級A画館 by569.exblog.jp

ジュリアス・シーズー・小六です。ほぼネタばれ有り、ややB級寄りだから、ご注意を。ここでは気に入っている映画&海外ドラマを紹介してます。画像・イラストの無断持ち出しは禁止でございまする。


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28日後... 「28 DAYS LATER...」

■28日後... 「28 DAYS LATER...」 2002年・英
28日後...

■監督 ダニー・ボイル
■脚本 アレックス・ガーランド
■音楽 ジョン・マーフィー

■キャスト
キリアン・マーフィー (ジム)
ナオミ・ハリス (セリーナ)
ミーガン・バーンズ (ハンナ)
ブレンダン・グリーソン (フランク)
ノア・ハントレー (マーク)
クリストファー・エクルストン (ヘンリー・ウェスト少佐)
スチュワート・マッカリー (ファレル軍曹)
リッチ・ハーネット (ミッチェル伍長)
レオ・ビル (兵士ジョーンズ→コック)
マーヴィン・キャンベル (兵士メイラー→ゾンビ)


<あらすじ>
霊長類研究所で凶暴性に関する動物実験に使われている猿を、動物愛護団体が助けようとし、檻から猿を出してあげる。
動物愛護団体の1人がその猿に咬みつかれ、数十秒で豹変し仲間を襲い始める。
それから28日後。
ある病院で目を覚ましたジムは、病院内に誰一人いない事に気づく。



面白い映画でしたぁ
音楽もまた良しです。
このシーンで、この音楽を持ってくるとは。。と言う、常識的なイメージを取っ払った感じ。

なんとなく今まで観たゾンビ映画と雰囲気が違うな~と思ったら、イギリス映画でした。

役者って、顔の印象はもちろんの事、声って重要な要素だと思ってます。
主演のキリアン・マーフィーは、とても良い声の持ち主です。
。。で、2005年に『バットマンビギンズ』(2005)を映画館で観たのですが、あの案山子男がキリアン・マーフィーだって全く気づかなかったお馬鹿なわたくし。
なんだか、この作品とバットマンのイメージが全然違うんですよね~
役者ってすごい。。
でも偶然にも『バットマンビギンズ』の時も、良い声した役者だなーって思ったのも事実。

セリーナ役のナオミ・ハリス。
ほとんど知らない俳優さんです。
最初は「な~んだか全然可愛くないな~」と思ってましたが、観ている内にどんどん可愛いく見えて来たから不思議。
最新作の『パイレーツ・オブ・カリビアン・デッドマンズ・チェスト』(2006)にも出演するようです。
ジョニデ、オーランド、キーラに続いて名前が載っていたので、結構活躍しそう。
是非チェックしてみたいと思います。

(WOWOWにて鑑賞)



<ここからネタ話~>

なんか最近のゾンビ映画って、この作品と言い『ドーン・オブ・ザ・デッド』(2004)と言い、異様に動きの素早いゾンビが流行ってますね。
ロメロ世代なもので、どうもゾンビと言ったら、関節コキコキしていて、両手を前ならえしながらノソノソ歩くって固定観念があるものでして。
こんなに走られたんでは、困っちゃいます。

そうか、よく考えてみると、一度死んだ人間が生き返るから関節ポキポキゾンビなんですね。
この『28日後...』は、ゾンビの血や唾液などが体内に入ってしまい、数十秒でゾンビ化だから、人間自体は死んでないのね~
だから元気なのかぁ

ゾンビ映画って、ゾンビに咬まれた人がゾンビになっちゃって、それがネズミ算方式でどんどん増え、原因が何なのかなんて、もうどうでも良いじゃん!みたいにナァナァになり、どうしようもなくなっちゃった政府が核爆弾投下!
ってパターンが多いですよね。

でも、この作品は、原因は凶暴性の研究をしていた猿から感染して、ほとんどのイギリス人は既に国外に脱出していた為に被害は少数、ゾンビはイギリス国内からは出られず(ホンの少しのゾンビは国外でも発見されたと新聞記事にはあったけど)、体のどこかを撃っただけでも死ぬし、放っておけば餓死する。。
と言う、キチンとした説が底辺にあるので、あまり末期的ではないような気もします。

あ、でも、ゾンビをカラスが突っついているシーンがありましたが、そのカラスはゾンビにならないのでしょうか。
猿から感染したわけですから、動物にも感染するんですよね?
それとも哺乳類限定のウィルスなのかな。
この辺は疑問。

主人公のジムが病院で目覚めた時には、ロンドンには、もう人っ子1人いない状態です。
ロンドン市内を貸切して撮影したんでしょうね。
特撮ではないですよね?
何よりも、この映画の素晴らしい所は景色です。
夕日に映えるロンドン市内もそうですが、みんなで車で逃げる時の車窓に広がる景色や、緑が美しい草原地帯、古めかしい遺跡風の石垣など、まるで旅番組のような美しさですよ。
ついつい見入ってしまいました。

ジムが誰も居ない街中を彷徨い、教会に入って、「なんだか~雰囲気変だけど、みんなここで何してんの?」って感じに、「ハロー?」って声かけるシーン。
ジムの声に反応して、2人くらいハッと頭を上げるじゃないですか。
あの時のゾンビの顔~。
ちょっと可笑しくなかったですか?
「えっ?人間?」って顔で、口をアングリ開けてます。

ジムはゾンビの存在すら知らない段階だから、声を掛けても仕方がありませんが、でもゾンビ側からすれば、まさか人間から声を掛けられるとは~って感じ。

ジムが、マークやセリーナと出会い、少しホッとしました。
ジムの両親を見に自宅まで行ってあげるなんて、マークもセリーナもなんて親切なんでしょう。
でも、ここってジム本人の自宅でしょう?
何でジム着替えないの?
いつまで病衣?

前半はゾンビとの戦いですが、後半は雰囲気がガラッと変わり、軍隊とのかかわりに変化します。
軍に保護されて助かったーと思ったのも束の間、また地獄。
ゾンビと言う単純な生き物相手じゃない、人間の方が怖い生き物です。
『女はもらう』って、そんなぁ~、ウェスト少佐ってもっと人格者だと思ってたのにな~

しかも、酒でも飲むかってジムを誘うシーン。
おい!今、酒を新品の箱から出したよね~。
まるで自分の物のように扱ってるけど、その酒、フランクがスーパーから頂いちゃった酒じゃないのか!?
全く。。

最後は軍隊全滅。
自業自得ですよ。

ゾンビが恐ろしいと言うよりも、追い詰められれば人間もまた恐ろしいと言う事です。
ジムも、雨降って来たあたりからスイッチが入って、前半のジムとは別人のように変化してますし。

ジムとセリーナとハンナは何とかして逃げ出します。
逃げ出したあとに身を寄せる住宅周辺も、またステキな景色なんですよねー
映画の内容とはミスマッチな平和的で長閑な風景。
3人とも無事で良かったです。
彼女が薬剤師じゃなかったら、ジムも助からなかったかもしれません。

DVDには「別のエンディング」があるそうで。
まだ観てませんが、機会があったら是非観たいです。
今回の終わりとはだいぶ違って、悲劇的なエンディングだとか。。
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by by569 | 2006-03-28 10:46 | ワ行・ヲ・ヴ・数字