小六のB級A画館 by569.exblog.jp

ジュリアス・シーズー・小六です。ほぼネタばれ有り、ややB級寄りだから、ご注意を。ここでは気に入っている映画&海外ドラマを紹介してます。画像・イラストの無断持ち出しは禁止でございまする。


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パラサイト・バイティング 食人草 「The Ruins」

f0039573_20193379.jpg■パラサイト・バイティング 食人草 「The Ruins」

■監督 カーター・スミス
■製作総指揮 ゲイリー・バーバー、ロジャー・バーンバウム、トリッシュ・ホフマン、ベン・ステイラー
■原作 スコット・B・スミス
■音楽 グレーム・レヴェル

■キャスト
ジョナサン・タッカー(ジェフ)
ジェナ・マローン(エイミー)
ローラ・ラムジー(ステイシー)
ショーン・アシュモア(エリック)
ジョー・アンダーソン(マティアス)
セルジオ・カルデロン(Lead Mayan)
Jesse Ramirez(Mayan Bowman)
Balder Moreno(Mayan Horseman)
ディミトリ・ベイヴィーズ(ディミトリ)
パトリシオ・アルメイダ・ロドリゲス(タクシードライバー)



<ネタ話やその他モロモロ>

ジェフ役のジョナサン・タッカー、一度観たら忘れられない顔なんですよね
彼が出演した作品では、『ディープ・エンド』(2001)、『テキサス・チェーンソー』(2003)、『ホステージ』(2005)など観てますが、どれも印象的
特に『ホステージ』のキレてる役はサイコー&やや田舎臭い感じの赤ら顔(ゴメン…汗)がまた良いです

ジェフの彼女エイミー役は、ジェナ・マローン
酔っ払っている時の顔、メガネをかけて写真を撮っている顔、ドロドロになった顔など、どのシーンでも表情が魅力的な女優さんだな~と言う印象です
彼女の作品はあまり観た事がないんですよね
でもよく調べてみたら、既にベテランと言えるほどの作品数に出演しているようでー
自分の好みど真ん中の作品には全く出てないという事か?
唯一彼女の出演作で観てるのは、『コンタクト』(1997)で、ジョディ・フォスター演じるエリー役の子供時代を演じているようですが…記憶にないなぁ

エリック役のショーン・アシュモアの顔観た時、なんか観た事ある~と思ったんだけど…
出演作見てもあんまり知ってる作品がない…
誰かと間違ってるのかな??
彼が出演している『フローズン』(2010)も録画してあるので、今度こそ顔を覚えたいと思います
いや~、『フローズン』楽しみだな~


『ナイトミュージアム』(2006)などに出演したベン・ステイラーが製作総指揮に名を連ねていますね~
俳優としてだけでなく、このような作品の製作も行うとは…
ちょっと意外でした
パラサイト・バイティングの原作はスコット・B・スミスの「ルインズ廃墟の奥へ」で、彼は今作品の脚本も手がけています
スコット・B・スミスは他にも『シンプル・プラン』(1998)原作脚本でもあります
残念ながら『シンプル・プラン』は観てない


いや~、この作品、マジに超面白かったですよー
ど真ん中大ヒットです

自分にとって面白い作品って結構あるんです
許容範囲が広いとも言うか?
しかし今回は「面白い」の上を行く「超面白い」に入るっ!!

「面白い」「超面白い」の違いは、観終った時にある程度は判るけれど、本当にマジ面白い時には、映画の内容が夢に現れたり、内容がグルグルと何度も頭の中でリピートするんですよ
なんと言うか四六時中その映画のことばかり考えてしまう
もう重症になると1週間も頭から離れない時もあります

そうなると、「これは自分にとって相当面白い域に達してる」と判断出来る訳ですな

今までも超面白い作品ありましたよ
例えば
小さい頃からの自分にとっての最大級ヒット作品の『エイリアン』(1979)
今でも大好き
たぶんもう人生で100回近く観たと思う

『スケルトン・キー』(2005)も面白かったなぁ
観終わったあとに、「ちょっと待ってくださいよ~、と言う事は?あの人たちは、あの後はあの人たちで?、そしてその後は…」
もういつまでも頭の中をグルグルグルグルエンドレス

世間的に酷評に終わった『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』(1999)も自分にとっては最高でしたね~
興味深い内容でした
妙に怖いんですよね
何が怖いとは言えないけれど、心臓の奥~の方にズ~~ンと響く恐怖としか言えない

内容がど真ん中で好みだったのは『ディセント』(2005)
とにかく即行連続2回観た上、家族にも「面白いから観てみ」って、DVD無理やり渡した感じ…ムフフ


え~っと、何の話?

そう、『パラサイト・バイティング』
これも観終わったあとに、いろいろ考えてしまってさ~
仕事中もあれやこれや考えちゃったよ

マヤ人は、もう太古の昔からあの食人草を絶対にこの地域から出さないよう見張り続けてきたはず
草そのものが害をもたらす悪魔的存在だったのかもしれないし、草が這う遺跡全体が原住民にとって聖域となりつつあったと思うんですよね

それをはしゃいだ観光客がひっきりなしにやって来るものだから、彼らにとっては迷惑そのもの
「悪魔を呼び起こされるっっ!!」くらいに考えているかもしれません

草が人を食らう設定も「アリかも?」と思います
全くの荒唐無稽とは言えない
昆虫を食べる草があるわけだから、人が立ち入った事のない先住民の地に何があるかなんて知る由もありませんからね

それにちょっと食人草に愛嬌がある(この表現適切か?)
しゃべる真似る
その上、目の前にマティアスが寝たきりになってる時だって、完璧に襲いきることはしないし
ちょっと足に入り込んだ程度?(ちょっと止めて~!?って感じだけどさ)
しかしジェフがマティアスの足を切断したら「この足は頂きま~す」とソロソロと持っていく辺り、ちょい可愛い(不適切な表現がございました)

まあ、節度のある食人草です


マヤ人の立場に立ってみると、彼らの剣幕や過激な行動も判らないでもない
しかし、映画を観てる立場としては、やはりどうしてもジェフたちに感情移入してしまうからなぁ

あんな切羽詰った状況時の人間って、おのずと導かれる答えを直視せず、知らない振り、気づかない振りを意識が勝手にしてしまう傾向がありますよね
ジェフは冷静で頭も良く行動力あるタイプなので、「絶対に助かる道はない」とすぐに判ってしまったでしょう
でもあの状況下で、「どうせ死ぬ…それなら彼女だけでも助けてあげたい」と言う決断は、潔くもあり、あまりにも悲しすぎる

おいらだったら、どうしても踏ん切りつかなくて、遺跡の頂上で餓死するまで居そうだな…


エイミーが攻撃を緩めない弾や槍から逃げている時、観ている自分は心の中で「頑張れ~もう少しで車だ!」と応援していたけれど、無事車を発進させたエイミーの姿を見て、やはり一度遺跡に立ち入った人間をこの地から出さない方が良いのかも…と思ってしまったおいらは一体…


ただのシンプルなB級映画だと気軽に観始めましたが、とにかく何かと考えさせられる作品でした


しかしな~
『パラサイト・バイティング 食人草』って邦題…微妙だな
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by by569 | 2012-01-28 00:02 | ハ行