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小六のB級A画館 by569.exblog.jp

ジュリアス・シーズー・小六です。ほぼネタばれ有り、ややB級寄りだから、ご注意を。ここでは気に入っている映画&海外ドラマを紹介してます。画像・イラストの無断持ち出しは禁止でございまする。


by by569

X-ファイル #3 スクィーズ 「Squeeze」

X-ファイル #3 スクィーズ 「Squeeze」_f0039573_20294454.jpg■X-ファイル #3 スクィーズ 「Squeeze」

■監督 ハリー・ロングストリート
■脚本 ジェームズ・ウォン

■キャスト
デヴィッド・ドゥカヴニー(フォックス・モルダー)
ジリアン・アンダーソン(ダナ・スカリー)

ダグ・ハッチソン(ユジーン・ヴィクター・トゥームス→容疑者)
ドナル・ローグ(トム・コルトンFBI捜査官)
ヘンリー・ベックマン(フランク・ブリックス刑事)


<ストーリー>

~メリーランド州 ボルティモア~
8:30PM、一人オフィスで仕事をしているアッシャーを通気口の向こう側から監視している怪しい男
男は通気口のネジを緩め、オフィス内に侵入
あっという間にアッシャーを殺害し、また通気口の向こう側へ消えた


スカリーはアカデミー時代の同期トム・コルトンとランチ
トムが現在担当している事件について、彼はスカリーに協力を求めてきた

今までに判っている事は…
ここ6週間で同様の事件により3名の犠牲者が出ている
年齢性別人種はバラバラ
被害者は肝臓を素手でえぐり取られている

トムは、モルダーの相棒になったスカリーに対して皮肉連発
「第三種接近遭遇はしたのかい?」
「モルダーは変人だろ?」
「この事件に協力して変人の妻返上したらどうだい~」
うるせっつの



~犯行現場 アッシャーのオフィス~
モルダースカリーとトムは、3人目の被害者アッシャーのオフィスで捜査
通気口の真下に落ちている小さな鉄屑を発見したモルダーに対して、トムは「その通気口は狭すぎるから事件には関係ないさ」
そんなの気にせずにモルダーは通気口付近を観察
そこで、ひとつだけ指紋を見つける

スカリーと一緒に来たモルダーの事が気に入らないトムは半笑い
「犯人はグリーンマン(火星人)かなぁ」

かなりモルダーって心臓強いなー
スカリー意外のほとんどの人にこんな態度されて、おいらだったら落ち込む~



採取した指紋を調べると驚くべき結果が!
Xファイルに送られてきた未解決事件で、今回同様、肝臓摘出が行われている事件10件のうち5件から同じ指紋が検出されている
同一犯人なのか?
ただし事件は、1930年、1960年に起きている事
1903年にも類似事件が発生しているが指紋照合技術がなかったため指紋サンプルはない

モルダー「30年ごとに5人ずつ殺害してる、今回はあと2人だ」
スカリー「同一人物のはずないでしょう、生きてたら100歳以上よ」
モルダー「でも同じ指紋だよ、この指紋から導くと、指の長さは25センチだ」
スカリー「・・・」 し~~ん

完全にありえない…
これ、「Xファイル」って言うテレビだと思っているから違和感なしに観られるけど、現実問題として同僚がこんな事言い出したら、確かにスカリーと同じ反応になるわ


スカリーは現実的に犯人のプロファイルをし、トムに報告
1.年齢は25~35歳程度
2.配達員など怪しまれないユニフォーム姿でビルに出入りしている
3.次の犠牲者が見つからない時には、再度現場に戻る可能性が高い

「そうか、じゃ、アッシャーのオフィスを張り込もう」
と言う事になり、モルダー以外で張り込み

モルダー仲間外れだな~


~アッシャー犯行現場 7:15 PM~
スカリーが一人で地下駐車場で張り込みをしていると、モルダーがスカリーの様子を見に来る
「これ、食べるかい?」ってナッツか何かを差し出してるけど、冷たく「要らない…」
可哀想だから食べてあげてー

すると…どこからか怪しい物音が…
音のする方へ向かうと、どうやら誰かがダクト内を動き回っているらしい
完璧に怪しい~

ダクトから出て来たのは、若い男だった
しかも男は、スカリーがプロファイルした25~35歳で、動物管理課のユニフォームを着用していた
モルダー「スカリー、君が正しかったな・・・」
やや皮肉気味


~FBI分室~
容疑者は、ユジーン・トゥームス
しかし…
やっと容疑者逮捕にこぎつけたかのように見えたが、ウソ発見器の結果は、トゥームスは「シロ」
彼は釈放となる

「スカリー、彼ら(トム・コルトンたち)と働きたいならオレは止めないよ」とモルダー意気消沈…
可哀想に~
でも大丈夫!
スカリーはちゃんとモルダーに協力してくれるよぉ

よしっ!
モルダー、頑張ってスカリーに良い所を見せるのだっっ!!


モルダーは、トゥームスの指紋を細長く伸ばした形状にすると、アッシャーのオフィスから見つけた長い指紋と同じになると証明する
スカリーもビックリ


釈放されたトゥームスは、見知らぬオッサンを狙っていた
トゥームスの眼球は怪しく光り、まるで人間とは思えない
オッサンが帰宅したのを確認し、外壁を素手で難なくよじ登り、細い暖炉の煙突から室内へ侵入
体がゴムのように伸び、人間では通れない場所もトゥームスにとっては自由自在のようだ

ゴキッバキッと関節が外れたり骨が変形するような鈍い音がするぅ~~

あっという間にオッサンを殺害し、肝臓GETして、これにて失礼~
これで4人目の被害者だ


翌朝…
殺害現場に登場したモルスカに、イライラ当り散らしのトム・コルトン
そんなのお構いなしに現場を確認するモルダーは、暖炉の縁に縦長の指紋を発見する
「トゥームスの仕業だな」
そして暖炉の飾り棚を見て、「ここに何か置いてあったはず…ガラス細工かな?」何かひとつアイテムが減っている


FBIに戻り、モルダースカリーは、トゥームスの過去について調査
記録上は、彼は結婚せず、もちろん死亡もしていない
…と言う事は、本当にずっと100年以上も生き続けているのか?


~リン・エーカーズ隠退所~
1933年当時のミル殺人事件の担当刑事だったブリックスに会いに行くモルダースカリー
「あの事件は本当に恐ろしかった…あれは人間業じゃない」
ブリックスは当時の証拠資料を渡しながら「1963年の殺人は33年のと同じだと確信している…彼は肝臓以外にも何か持ち帰る」と告げる
容疑者はこいつだ…写真にはトゥームスが写っていた
33年当時に彼が住んでいた場所の写真もある
「よし、行ってみよう!」

ブリックス元刑事は「君たちを待っていた」とモルスカを歓迎
この事件の関連性に気づいた人は、今まで居なかったんでしょうね~



~エグゼター通り66番地 廃墟~
トゥームスの住処
ドアを開けるとそこは人が住むような場所ではなかった
「確かにジイさんの言ってた通りゾッとするな」
壁に立て掛けたマットレスの陰…人がやっと通り過ぎる事が出来る程度の穴が開いていた
「入ってみよう」

穴の向こうは暗くて怖いぜ~
それなのに、スカリーが先に入るんだ…
普通男から先に行かないかい?
おい、モルダーよ


小さな部屋の奥にいろいろなアイテムが並べてある
「これがそれぞれの現場から持ち去ったものだな…」

辺りを懐中電灯で照らしてみると、今にも崩れそうな壁が?
「いや、あれは壁じゃない」
古布や新聞紙で固めてあるようだ
モル「このベタベタした液体は何だ?」
スカ「それは、胆汁よ」

ええ~~~!
おいら素手で触っちったぞい



この壁はきっと巣だ
そして冬眠中の栄養源は5つの肝臓
「ここに見張りをつけた方が良さそうだな」

胆汁まみれの巣を立ち去る時、スカリーは何かにぶつかったような感覚に陥るが、そのままやり過ごしてしまう
実はトゥームスが暗闇に身を隠し、スカリーのネックレスを静かに奪っていたのだ

もももしや、5人目の被害者はスカリー?

モルスカが着実に捜査を進めているのが面白くないトム・コルトンは、さっさと見張りを中止させてしまう


~エグゼター通り66番地 7:25 PM~
見張りが居るものと思っているモルダーは「あれ?誰も居ない…」

↑居ない事をあまり気にしてない所が好きだなぁ~

廃墟内にまた単独侵入モルダー
気になって仕方がないのだよ

トゥームスのアイテム置き場で、なんとスカリーのネックレスを発見「スカリーが危ない!」


その頃、スカリーのアパートを見つめる光る目…
トゥームスは外壁をよじ登り、わずかに開いたバスルームの窓から侵入し身を潜める
何も知らないスカリーはバスルームに
その時運よくスカリーの手に1滴の胆汁が上部から滴り落ちる
全てを察知したスカリー
と同時に通気口からスルスル~っと一気に出て来るトゥームス
ヘビみたい、こわ~

スカリー危機!!!!!
そこにモルダー登場~

無事トゥームス逮捕で一件落着~

ほら~やっぱり犯人はトゥームスだったじゃないかい
トム、どんな顔するだろう

トゥームス逮捕の記事に安堵するブリックス
ホッとしてポックリ逝くなよ~



独房に入れられたトゥームスは、放心状態のまま新聞紙を舐めて巣作り…
食事が運ばれてくる
10センチ×30センチ程度の隙間から食事のトレイが入れられるのを見つめ、トゥームスの頭にはある閃きが…

(第4話へつづく)



***** 小六メモ *****


トゥームス、嬉しそうだ…
子供みたいなヤンチャな笑みで、ジ・エンド
こはひ

早く5個目のレバーをゲットして冬眠しないと!


いや~、本当に「X-ファイル」って面白いねー
20年前の作品なのに今観ても素晴らしい
テレビドラマとは思えない内容の濃さと丁寧な作り
1話1話がまるで映画作品のような完成度の高さです

20年前にシーズン1観た時も、このエピソードはかなり衝撃的で、今でも鮮明に覚えていました

トゥームスくん、相変わらず怖い…でもちょっと憎めないキャラだな

狙い定めた時の黄色く光った目がすごいね

X-ファイル #3 スクィーズ 「Squeeze」_f0039573_15243397.jpg




…んっ、黄色い目?

スパナチュの悪魔思い出しちった
早くスパナチュも観ないとな…汗
by by569 | 2012-02-29 00:28 | X-ファイル