ホワイトチャペル 終わりなき殺意 #3 標的
■キャスト
ルパート・ペンリー=ジョーンズ(ジョセフ"ジョン"・チャンドラー警部補)
フィリップ・デイヴィス(レイ・マイルズ捜査官)
ジョニー・ハリス(サンダース捜査官)
サム・ストックマン(エマーソン・ケント捜査官)
ジョルジュ・ロッシ(マコーマック捜査官)
ポール・ヒッキー(Dr.コーエン)
アレックス・ジェニングス(アンダーソン警視)
コンスタンティン・グレゴリー(マドゥーロ→医療用器具運送会社社長)
スティーヴ・ペンバートン(エドワード・バッカン→事件マニア)
サリー・レオナルド(フランシス・コールズ助産師)
Simon Tcherniak (Dr.ジョン・フィリップス)
Branko Tomovic (アントニー・プリーシャー→病院死体安置所職員)
<ストーリー>
レイ・マイルズ宅に送られてきたのは、メアリー・ボースフィールドの腎臓の半分だった
レイは「こんなものを家に持ち込まないのがオレの務めなのに…父親失格だっ!」と、うな垂れ気味~
腎臓と共に犯人からのメッセージが
「捕まえてみろ」
(手紙の内容がジャックと同じだな…のマイルズのセリフに対して、ジョン・チャンドラー目がテン
「なんだ!オレだってリサーチくらいするさ」とマイルズちょいテレテレ
なんだかんだ言っても、切り裂きジャックの本、読んだのよ、おれ~)
ジョン曰く「この手紙の文字の形は、東ヨーロッパ系だ」
犯人は、エドワード・バッカンの情報で動いていた…と言う事は、次の犯行は非常に複雑なため、バッカンに連絡が入る可能性が高い
ジョン・チャンドラーはバッカンを釈放する
バッカンの釈放にやや不満げのマイルズ
メアリー・ボースフィールド殺害に使用したと思われるバンを、事件の日に誰が運転していたのか?
医療用器具運送会社の社長マドゥーロは帳簿を確認
運転手が判明する
エマが入院している病院の職員アントニー・プリーシャーだった
ジョンとマイルズは早速病院へ
エマの主治医ジョン・フィリップスとDr.コーエンに向かって、「アントニー・プリーシャーを探してる」
コーエンに案内された場所は、遺体安置所
(アントニー怪しすぎ~
でもこういう「いかにも怪しい人」は、犯人じゃないんだよね~
遺体安置所と聞いて、ジョンは、こめかみにメンソール(?)塗りまくり)
アントニーの事情聴取
「いつからマドゥーロのところで働いてるんだ?」
「マドゥーロなんて知らない。戦争で家族もみんな死んだっ、失うものは何もないんだ=怒」
(アントニーが23歳と聞き、驚きを隠せないマイルズ
「オレも、実年齢よりも老けて見られるが、お前一体何をやってきた?」って…
確かにマイルズ、老けてるよね~自分でも気づいてたか…)
マドゥーロに、容疑者の面通し
「この中にアントニーは居ない…」
(じゃ、やっぱりアントニー・プリーシャーは運転手じゃないんだわな~)
マコーマックは、レイ・マイルズ宛の小包の発送依頼してきた人物を探るために郵便局員の女に話を聞く
「私、郵便局の監視映像持ってきたわ」
(素晴らしい==)
マコーマック、ケント、そして郵便局員の女は、早速カメラチェック
「こいつよ!」
マドゥーロも、映像を基に描かれた似顔絵を見て「運転手はこの男だっ」
署内会議
写真と似顔絵を手に叫ぶジョン・チャンドラー
「アントニーになりすました男は、こいつだ!これが犯人だ=!」
(みんなに力説してるジョン・チャンドラーくん…う~ん、急にボスっぽくなってきたぞ)
しかし、なかなか犯人が捕まらず、地元住民からは非難の声
マスコミからも無能扱いされ、ジョンは疲労困ぱい
切り裂きジャックの最後の事件は、メアリー・ケリー殺害から1週間後の11月9日と言われているが、現代のジャック模倣犯も11月9日に殺人を起こすだろうか
当時の11月9日の被害者メアリー・ケリーは、顔を滅多切りされ、両胸は切除、内臓を取り出し、ふとももの皮は剥いだ状態で発見
そして、メアリーの心臓が発見される事はなかった
彼女は赤毛のロングヘアーで、最後の食事は魚とジャガイモだった…と伝えられている
果たしてジョンは事件を未然に防げるのか?
(ジョン苦悩~~)
ケントから「ボスは家に帰ってないみたいです」と報告されたレイ・マイルズは、早速ジョンを朝ごはんに誘い出す
ジョン「あと2日で11月9日だ…どのアパートも現場になりうる。本当に私は無能だ~涙」
マイルズ「何があろうと朝9時に出勤してくるのが有能なんだ。食べよう、ボス」
(マイルズ談「家に帰ると魚にえさをやるんだ…鯉って可愛いぞ~ボスも魚を買ったほうがいい。ケントみたいに駐車場で泣くよりましだ」
くぅぅ~~(涙
マイルズがどんどん優しくなって行く~)
(しかしね~、ジョンが着任した時なんて、一切の乱れもないジョンと、むさ苦しいホワイトチャペル署の面々だったのにね
いつしかジョンよりもマイルズ達の方が小ぎれいなんですけど~)
エドワード・バッカンは、今まで自分が研究してまとめた著書をマスコミや関係者の前で焼却する行動に出た
「メアリー・ケリーが最後の被害者だと思ってた。でも間違ってた!メアリーはジャックの犠牲者じゃない」
果たして、これで11月9日メアリー事件の模倣を回避出来るか!
11月8日…犯行予定日前夜
レイ・マイルズの自宅で彼のバースデーパーティー開催~
サンダースからのプレゼントはなんと切り裂きジャックのボードゲーム
遅れて駆けつけたジョンからのプレゼントは…ワイン?
マイルズ「1人か?連れてくればよかったのに…パートナーとか」
ジョン「ゲイじゃないぞ」
マイルズ「どっちでもいいよ」
ジョン「ゲイじゃないよぉ==」(必死)
切り裂きジャックボードゲームしながら、みんなであーだこーだ話
マイルズ「バッカンってカンに障るんだ!出しゃばりで尊大で、ずんぐりで…」
まあまあ…(^-^;)
翌朝…
この事件の発端、ウィルクス通りで起きた火災の火速剤が判った
ジョンとケントが、再度火元のアパートへ調査に向かう
燃え尽きた黒焦げの部屋の中に、犯人のものと思われるパソコン発見!
ジョン興奮気味にマイルズへ電話「この辺りのアパートを当たれば探せそうな気がする~」
マイルズ「おい、応援が行くまで無茶するなよ」
ジョン「判ったよ、ママ」
(確かに、マイルズってば、息子をしかる母親っぽいけどさ~
それ以上に、ジョンって、やっぱしホモっぽい~
おぉ~、ここでジョン左手の小指に指輪
彼氏からもらったのかなぁ~(*^-^*)むひ~ん)
ジョンが単独で、火災現場から程近いアパートに行き、どこかに住人が居ないか探していると、ちょうど2階上のフロアの住人が、部屋から出てきた
「すみません~こんにちは!ちょっといいですか?ここの住人について教えて欲しいんですが…」
(ジョン、気をつけてよぉ=、見ただけで怪しいだろう~、こいつ)
男は突然「オレは娼婦に恨みがあるんだ、刑務所に入るまで止めないぜ」
と言いながらジョンを階段から突き落とす
(ジョン朦朧~キケンだ==、ジョン!!)
ちょうどいいタイミングで他の住人が通りかかり、犯人は何もせずに逃走する
(危機一髪だったねー)
頭を打ちボ~~のジョンの所にホワイトチャペル署のみんなが集まってあーだこーだ
ケント「ボス~、病院で治療しないとダメじゃないっすか?」
ジョン「病院なんて行ってられないよ」
マイルズ「オレと互角の顔になったな、フフフ」
ジョン「じゃ100回殴られないと~」
(この時のマイルズの嬉しそうな顔
これはジョンのこと確実に好きだね)
犯人の部屋へ突入
何故か全ての床がビニール敷き
新聞記事や写真などが壁を覆いつくし、帽子やメガネ、髭などの変装セットが大量においてある
クローゼットにはレザーエプロン、そして極めつけ!!
冷蔵庫には腎臓~
(手紙では「焼いて食った」って書いてあったけど、まだ取って置いたのね~)
ケントがクローゼットの奥に写真を見つける
「次の犠牲者は赤毛のロングヘアーですよね。この人じゃないかな」
この女性は、あの病院の看護師だ!
早速ケントとマコーマック、病院へ
彼女の名は、フランシス・コールズ、助産師である
今日は非番
しかし、携帯に出ない
ケントたちは、とりあえず彼女の自宅へ向かう
犯人のアパートに居残り組みのジョン・チャンドラーとレイ・マイルズは犯人の手がかりを探す
マイルズ「何枚も出生証明書がある!これだけ探しても身元がわからない、犯人は氏名不詳だ!」
ジョン「氏名不詳?当時、ユダヤ系の氏名不詳者をこう呼んでた!デヴィッド・コーエン」
デヴィッド・コーエン?
病院の医者だ!
(え??あの人?)
フランシス・コールズが1人で家に居ると、彼女の家にデヴィッド・コーエン登場
「魚のパイ持って来たよ、好きかい?」
「ええ、大好き」
(ってさ、この2人、どんな関係?
おいらの予想では、犯人はエマの主治医ジョン・フィリップスじゃね?って思ったんだけどな)
食後、デヴィッド・コーエンはレストルームへ引っ込む
(おいおい、服脱ぎだしたよ、こいつ…
髭外して~眉毛外して~手術用手袋して~
もしや裸で犯行?
と思いきや、手術着来た=!)
躊躇なくフランシス・コールズを背後から襲う!
ケントたちはフランシスの自宅に到着
しかし、たった今、フランシスが居た場所ではない
彼女が居た部屋は一体どこだ?
(彼女は彼氏の家に居るのねー)
ケントからジョン・チャンドラーに電話
「彼女が家に居ません!!!」
「この犯人のアパートの近くに居るはずだ!彼女の居場所はその部屋にヒントがある!探せ=」
(『ステキ~』って目でマイルズ見てるよ、ボスの事)
フランシスの手帳から、彼女の恋人が医師のジョン・フィリップであり、彼の自宅がここからすぐ近くのアパートだと判明
ジョンとマイルズ急行
ジョン・フィリップの部屋は5階
一気に階段を5階まで駆け上がる
(レイ・マイルズ「もう足が動かないよ~」頑張れ!!)
ジョン・チャンドラーが部屋に突入
ジョンの背後から襲いかかる犯人
遅れて部屋に入ったマイルズが犯人に掴み掛かるも、逆にナイフで腹部を刺されてしまう
(ひぃ=マイルズ==)
その隙に犯人逃走
(ジョンってば、マイルズとフランシスの様子を窺ってるけど、普通は犯人を追うんじゃね?
「だめだ=マイルズ母さんを置いて行けないよぉ」って感じ?
そんなこと言ってる場合じゃねー
マイルズ~~死んじゃうのかい?
どうなった!!)
数日後、結局犯人を取り逃がしてしまったジョン・チャンドラーは、アンダーソン警視の期待に応えられず幹部候補から外される
(じゃ、そのままホワイトチャペル署に?)
エドワード・バッカンは、今回の事件で、より一層犯罪に対する研究心に火がついたようだ
「ジョン、ボクと組まないか?いいチームになれると思うんだが…モジモジ」
ええ~そんな…急にそんな事言われても~どうしようかな~のジョンに向かって背後から「ボス!もう行かないとっ!!」
(マイルズ==!生きてた~~良かったー
つ~か、せっかくのバッカンの告白タイムを邪魔しに来たな~マイルズ氏
「アイツずんぐりで好きじゃねぇ~んだ」
って言ってたし…
マジで、ママと息子みたいだ)
そして、ホワイトチャペル署員は、次なる事件現場へ向かう!!
(おしまい)
***** 小六メモ *****
いや、マジでマイルズの心配しちゃったよー
まさか殉職なんて…?
と思った瞬間、次のシーンが、エドワード・バッカンとジョン・チャンドラーが墓場で語り合うシーンなんだものなぁ
驚いた~
マイルズ、死んだんだぁぁ(T△T)
ん?
メアリー・ケリーの墓だった…
あ~焦った…
紛らわしい!!!
ホワイトチャペル観終わった感想は、
「これ、コメディー?」
な~んだか登場人物たちの持ち味がいい具合に出ていて、良い雰囲気なんですけどー
この作品の続編が出来たのも判る
面白いね
女っ気なしなのもGOOD!
おっさんばっかでGOOD!
最後のセリフも良い
「どんな事件だ?」
「強盗だ」
「強盗に見せかけた計画的殺人かもしれないぞ」
「いいか~強盗に見える時は、大体強盗だ」
まあ、そうだね
レイ・マイルズの声が、「CSI:科学捜査班」のグリッソムと同じで、どうも真面目キャラに思えてしまうけれど、オリジナルのレイ・マイルズの声で観たかったなぁ
声で印象変わりますからねー
ジョン・チャンドラーがどんどんやさぐれ感漂うのも見もの
最初はあんなに潔癖で完璧でやる気に満ちていたのに、何故に「ボクはもうダメだ~ママ~」なキャラに?
続編も楽しみだなぁ
(↑いきなりな〆…)