X-ファイル #13 「海の彼方に」
■監督 デヴィッド・ナッター
■脚本 クリス・カーター
■キャスト
デヴィッド・ドゥカヴニー(フォックス・モルダー)
ジリアン・アンダーソン(ダナ・スカリー)
ブラッド・ドゥーリフ(ルーター・ボッグス)
ドン・S・デイヴィス(ウィリアム・スカリー)
シーラ・ラーケン(マーガレット・スカリー)
ローレンス・キング=フィリップス(ルーカス・ジャクソン・ヘンリー)
Lisa Vultaggio(リズ)
チャド・ウィレット(ジム)
<ストーリー>
~スカリー宅~
スカリーのパパママ初登場
みんなでディナー♪
パパ役の人、人気テレビドラマ「ツインピークス」のドナの父さんじゃないですか!
そして今はダナの父さん
…ってそんな事はどうでもいいか
(=´・∀・`=)テヘ
パパママは帰り、ついウトウトのスカリー
ちょっとちょっと、テレビ点けっぱなしだよー
しかも放映されてるのは、増毛スプレーのテレビショッピング
居眠りスカリーが目を覚ますと、さっき帰ったはずのパパがソファーに座り、スカリーに向かって何か言っている
口は動いているが声が全く聞こえない
「パパ、帰ったんじゃなかったの?」
ちょっとホラーじゃね?
父さんの顔、怖いもん
突然電話が鳴りドキッ
パパの姿は消えていた
その電話はママから「父さんが、心臓発作を起こして1時間前に死んだの」
ガ━━(´ ̄д ̄`川)━━ン
~ジャクソン大学ノースカロライナ州ロ-リー~
車中でジムとリズがイチャイチャ中、突然、窓ガラスををたたく男
「外に出ろ」
ジムが外に出た途端っ!
ワー!!キャー!!
おいおい、一体何が起こってんのよ??
~FBI本部ワシントンDC~
モルダーの背後からスカリー登場
「そんなに熱心に見てるということは、AV雑誌かなんか?」
「このたびはご愁傷様~」
モルダーが真剣に見ていた資料は、2日前に起きたジャクソン大学生ジムとリズの行方不明事件
去年も同様の事件が発生していた
行方不明の男女が1週間後に遺体で見つかったのだ
事件はまだ未解決
もしも同一犯なら、あと5日でジムとリズの遺体が発見される恐れがある
ここで興味深い情報が…
リズの家族しか知りえない情報を言い当てたルーサー・ボッグスが、今回の行方不明事件について、モルダーに情報提供したいと言ってきた
このルーサー・ボッグスなる人物は、6歳の時に近所中のペットを全部殺し、30歳の時には、感謝祭で集まった家族全員を絞殺した死刑囚だ
んで、自称霊能者ね
この時点では「ボッグスが誰かを使ってジムとリズを誘拐し、情報提供して死刑を免れようとしてる」としか思っていないモルスカだったが…
スカリーってば、「死者との幻視的遭遇」のファイルなど見てみたり…
死んだはずのパパの登場が、ちょっと気になってる様子
~葬儀~
スカリーのパパ、海に散骨
~中央刑務所ノースカロライナ州ローリー~
ボッグスとモルダーとスカリー
ぐったりうなだれ、空ろな感じのボッグス
おいおい大丈夫かい?
右手の拳にKILL、左手にはKISSの刺青
飴とムチみたいな感じ?
「よ~し、霊能力を見せてくれ」
モルダーは証拠品を取り出しボッグスに渡す
突然豹変し、叫ぶボッグス
「ジムは縛られている=
針金のハンガーで打たれている==
暗い場所だ…冷たい倉庫…天使の石造が見える。滝が流れてる。滝と言っても水じゃない~」
迫真の演技ですな
「フフフ、これは僕の古いTシャツだ。今回の事件の証拠品じゃない」
騙したな、モルダー
モルダーが退室し、スカリーとボッグス2人きりになった瞬間、突然ボッグスの顔がパパに…
だから~、パパの顔、怖いっつの
スカリーが単独でモーテルに戻る途中、信号待ちでふと前を見ると、ネオン光るホテルの名が「ナイアガラ」
ホテルの向かい側には、天使の石造が建っていた
これってボックスが言っていた景色?
スカリーはついに暗い怪しげな倉庫を発見する
単独で中へ
倉庫内には誰かが居た形跡があった
千切れたブレスレットと歪んだ針金のハンガーを発見する
~モーテル~
モルダー「倉庫で見つけたブレスレットはリズのものだったよ」
スカリー「ボックスの言葉の通りに進んだら見つけたの」
モルダーは「ボッグスの罠かもしれないから危険だ=」とか、「あいつはペテン師だ=」の一点張り
いつもだったら霊能力なんかにも興味津々のはずが、なんで今回はこうなの?
~中央刑務所ノースカロライナ州ローリー~
モルスカはいまだ「ボッグスが、仲間にジムとリズを誘拐させている」の可能性を捨ててはいず、「ジムとリズ発見される!」のウソ記事を掲載した新聞をボッグスに読ませ、様子を見る事に
今日は、ボッグスが1週間のうち唯一電話が許される日だ
さて、ボッグスは誰に電話かけるのか?
と思ったら…
モルダーの携帯が鳴る
「どうしてオレを信じない?スカリーは信じてくれたのに」
こうなったら、ボッグスが霊能者かどうかは別にして、彼と取引して(取引したと見せかけて?)情報を得るしかない
「犯人は?」
「男だ。小柄で痩せてる。20代後半。骸骨が見える~銀色の針金を持ってる~~」
「場所は?」
「窓のそばに居る…今殺したい気持ちを抑えてる。小さなボート小屋だ」
よ~し、ボート小屋に行くぞ!のモルダーを呼び止め、
ボッグス「モルダー、十字架には近づくなよ」と警告する
~ボート小屋~
FBI、ボート小屋へ突入===
物音に気づいた犯人は逃走
リズを無事発見する
あれ?
ジムは…どこだい?
モルダー、犯人の後を追うが、足を撃たれ重傷を負う
犯人とジムは、ボートに乗り何処かへ…
モルダーに駆け寄るスカリー
スカリーには、モルダーが倒れている桟橋の形が、血に染まった十字架に見えた
~病院~
無事救出されたリズに、顔写真を確認してもらい犯人判明!
ルーカス・ヘンリー
前科はあるものの大した事件は起こしてない
調べによると、ボッグスの最後の事件には共犯者が居た可能性があったが証拠不十分で単独犯で処理されたが、当時、その共犯はルーカス・ヘンリーではないかとの噂があったらしい
~中央刑務所ノースカロライナ州ローリー~
スカリー怒りまくってボッグスに詰め寄る
「ヘンリーとグルなんでしょう?もしもモルダーが死んだら、あんたの事、許さないっ!」
あまりの剣幕にボッグス呆然
「オレは霊能力者だ。パパと話すれば信じるのか?」
「パパと話せるなら信じてもいいわ」
すると、ボッグスが突然パパに
「スターバック…」(スカリーの呼び名)
またボッグス本人に戻る
「オレはまだ死にたくない…」
いや~、迫真の演技ですな
この俳優さん、すごいわ
後日、スカリーはついにボッグスとの取引に応じる
「取引に応じるわ。減刑よ」
つーか、減刑になる訳ないよね~
もしやスカリーの勝手な行動?
「ヘンリーとジムの居所は?」
「海だ。丸い桶のようなものが見える。閉鎖された工場。犯人は興奮してる、今にも殺そうとしてる」
ボッグスの情報から工場が判明
「スカリー、悪魔には近づくな。ヘンリーは悪魔の元に行く。君は行くな」
ボッグスの言葉は一体何を表しているのか?
~工場~
FBI突入!!!「武器は捨てなさい=」
またしても逃げる犯人
追うスカリーとFBI捜査官3人
もうしぶとい犯人だなぁ
ヘンリーが逃げた部屋の壁一面に悪魔のイラストがあった
ボッグスの言葉が浮かび、思わず足を止めるスカリー
ヘンリーが立っていた床がいきなり抜け落ち、ヘンリー死亡~
~中央刑務所ノースカロライナ州ローリー~
「あなたは誘拐犯じゃなかった。あなたのおかげでジムは助かった。そして私も」
ボッグスは、「減刑が条件の取引」はスカリーの嘘だと見抜いていたが怒りはなかった
「まだ君の望みを叶えてなかった。今夜の処刑に立ち会ってくれ。オレが最期を迎えたら、きっと親父さんに会えるよ」
ボッグスは予定通り処刑される
本当に処刑しちゃうんだね
なんか、マジで事件の捜査に使えそうなのに
~病院~
死刑執行には立ち会わなかったスカリー
モルダーの病室へ
「お父さんに会いたかったのは、お父さんが君を認めていたか知りたかったんだろう?」
「もういい、親子だもん。判るから」
(第14話へ続く)
***** 小六メモ *****
いや~、ボッグス役のブラッド・ドゥーリフ、あまりの迫真の演技に拍手=
『ロード・オブ・ザ・ロング』の蛇の舌グリマですな
そして、パパ役のドン・S・デイヴィス、顔が怖いってば