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小六のB級A画館 by569.exblog.jp

ジュリアス・シーズー・小六です。ほぼネタばれ有り、ややB級寄りだから、ご注意を。ここでは気に入っている映画&海外ドラマを紹介してます。画像・イラストの無断持ち出しは禁止でございまする。


by by569

バットマン ビギンズ 「BATMAN BEGINS」

■バットマン ビギンズ 「BATMAN BEGINS」 2005年・米
バットマン ビギンズ

■監督 クリストファー・ノーラン
■原案 デヴィッド・S・ゴイヤー
■脚本 クリストファー・ノーラン、デヴィッド・S・ゴイヤー
■音楽 ジェームズ・ニュートン・ハワード、ハンス・ジマー

■キャスト
クリスチャン・ベイル (ブルース・ウェイン&バットマン)
マイケル・ケイン (アルフレッド)
リーアム・ニーソン (ヘンリー・デュカード)
ケイティ・ホームズ (レイチェル)
ゲイリー・オールドマン (ジム・ゴードン)
キリアン・マーフィー (ジョナサン・クレイン)
モーガン・フリーマン (ルシウス)
ルドガーハウアー (アール)
ケン・ワタナベ (ラーズ・アル・グール)


<あらすじ>
ブルース・ウェインは、自分のせいで両親が殺害された過去を背負い、犯罪者に対して強い怒りを感じるが、犯罪者の心理を知るには、自らが犯罪者になる事と悟り、罪を犯し刑務所に入る。
ある日、ブルースは、デュカードという男と知り合い、ヒマラヤの秘境に住む“影の同盟”の存在を知る。
そこで、心身を鍛え、自分の住む荒れた街へ戻り、悪を消し去る為に戦う事を誓うのだった。



内容、キャスト共、思った以上に良かったです。

主役のクリスチャン・ベイルって、トム・クルーズに似てます。
画面を通して何度もそう思ってしまいました。
ヒロイン役が、偶然にも、トム・クルーズと結婚したケイティ・ホームズなんですものね。
二人が並んでお話ししているシーンなど観ると、まさに!トム&ケイティに見えてしまいました。
唯一トムとクリスチャンの違うところは、背?

クリスチャン・ベイルは、個人的にはそんなに馴染みのない俳優さんだと思い込んでいました。
しかし映画を観終わってから知ったのですが、『リベリオン』(2002)の主役を演じていた方なんですね!!
まったく気がつかなかったぁ
そう言われれば、そうだったかも。。という程度なんです~
何か違う人のように感じます。

『リベリオン』の時は、とっても細身で、顔を見てもトム・クルーズは浮かびませんでしたよ。
でも今回は、あんなにムキムキマンに変身してしまって。
相当、筋力トレーニングを積んだでしょう。
俳優さんって、役作りのために、こんなに変われるんですね。

そして、何より驚いてしまったのが、ゲイリー・オールドマン!
どこに出てた!!??
あとで知ったのですが、ゴードン警部補ってゲイリー・オールドマンだったんですか?
あの顔、ゲイリー・オールドマンでした?
本当に?

ゲイリー・オールドマンって、冷たそう&切れそう&アブナイ、あくの強い独特の俳優さんのイメージがあったんです。
いたって普通の役で登場してましたね。
彼の別の顔を見たと言う感じです。

キリアン・マーフィー演じるクレイン博士。
常に麻袋を持参している精神科医ですが。
このキリアン、とても整った顔立ち!
なかなか魅力的な俳優さんです。
しかし、あとで知ったのですが(←こればっかりだな)、彼って『28日後...』(2002)の主役の俳優さんだったぁ。。
この作品は、ほんのつい最近に観たばかりなのに、同じ俳優だとは、全く気づきませんでした。

いや、マジに、記憶力のなさに我ながらガッカリです~

これだけは書いておきたい!
「久々にルドガー・ハウアーを観られて良かったです♪」(声を大!)

(映画館にて鑑賞)



<ここから詳しく話してます>

悪と戦うバットマン。
しかし、完全無欠のヒーローではなくて、失敗したり、転んだり、時には火傷しそうになって「アチチ~」と、とても人間っぽい所が気に入りました。
…人間っぽい所って、バットマンは人間ですが。
本当に居るんじゃないかって思える感じがGOODです。(居ないよ!)

でも、レイチェルが、バットマンの正体を知るシーンが何とも呆気なくて、ちょっと残念。。
もっと、驚いて欲しかったぞ。
(普通驚くよね?)
あまりにあっさりし過ぎて、勿体無いなぁ~

ウェイン社って、いろんな物を扱っている会社ですね。
引き出しを開けたら、いきなりバットマンの衣装が~
ブルース・ウェインは、それを利用してなにやら黒く塗ったり、武器を作ったり、その上、バットマンの形をしたプレートまで作ってましたよ。
とても凝り性です。
まずは形から入るってタイプだな。

しかも、作業に夢中になっているブルースに対して、マイケル・ケイン演じるアルフレッドや、窓際族的存在のモーガン・フリーマン演じるヘンリーが、真剣に協力しているのが面白い。
誰一人として『あんた何やってんの?』って突っ込まないのがスゴイ!

ちょっと、今更ですが、ケン・ワタナベが出てたんですよ!(みんな知ってるよね~)
でも、イマイチでしたよ。
作品観終わって、「そういえば出てたよね」程の印象です。
彼じゃなくても良いし、アジア人だったら誰でも可!のちょっとした役でした。
実は、後々また出てくるのかも・・・な~んて密かに期待してたんですが。
「うっ」って倒れて終わりでした。
さようなら。

ちょっと、ちょっと、今、気づいたのですが、クリスチャンも、リーアムも、マイケル・ケインも、ゲイリーも、キリアンも、ライナス・ローチも、トム・ウィルキンソンも、ラリー・ホールデンも、(早く、だから何なの?)知ってた?
みんなイギリス出身なんですよ。(あ、キリアンはアイルランドだけど)
アメリカ映画なのに・・・

やはりノーラン監督!
自分がイギリス出身だからですか!?
同郷じゃないと馴染めないですか!!??

いつも思うのですが、アメリカ人とイギリス人って全然違いますよね。
どちらが良いとか悪いとか、そんな事ではなく、しかし、一目で判っちゃうような、お国柄を感じます。


最後に。。モノレールが脱線して、横転したままビルの1階に突っ込んでいくシーンでは、実際の福知山線の事故とダブり、ちょっと暗い気持ちになりました。
by by569 | 2006-06-13 21:35 | ハ行