小六のB級A画館 by569.exblog.jp

ジュリアス・シーズー・小六です。ほぼネタばれ有り、ややB級寄りだから、ご注意を。ここでは気に入っている映画&海外ドラマを紹介してます。画像・イラストの無断持ち出しは禁止でございまする。


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デス・サイト 「CARTAIO.IL」

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■デス・サイト 「CARTAIO.IL」 2004年・伊
■監督 ダリオ・アルジェント
■製作 クラウディオ・アルジェント
■脚本 ダリオ・アルジェント、フランコ・フェリーニ
■音楽 クラウディオ・シモネッティ

■キャスト
ステファニア・ロッカ (アンナ・マリ)
リーアム・カニンガム (ジョン・ブレナン)
シルヴィオ・マックイノ (レモ)
クラウディオ・サンタマリア (カルロ)
フィオーレ・アルジェント (ルシア)
クラウディオ・マゼンガ (マリオ)


<あらすじ>
警察官・アンナ宛に1通のメールが届く。
そこには、誘拐され、もがき苦しむ少女の姿が映し出される。
犯人からは、「ポーカーゲームに挑戦し、警察が負ければ人質を殺す。。」とのメッセージが。



久しぶりにダリオ・アルジェントの作品を観ましたぁ(ちょっと感激)
昔から大好きなんです。
映像から漂う陰鬱な雰囲気、真っ暗闇とボ~~っと浮かび上がる薄明かり、閉ざされた空間で、何かが!!

この監督の作品のイメージは、どれも似ています。
だから、ダリア・アルジェントが好きな人は、どの作品も好きだし、彼の作品が嫌いな人は、どれも嫌いかもしれません。

『サスペリア』はバレエ学校内、『インフェルノ』はニューヨークのアパート内、『フェノミナ』は女子寮など、屋内のどこか閉鎖的な設定が多く、基本的に画面が暗い。
仄かな間接照明やロウソクの火、またはライターなど、心許ない光をアイテムとして使うのが好きなのか?
だからと言って、暗がりと光の白黒効果を狙っているのかと思いきや、突然ハッとするような原色の物を配置してみたり。
その差がまた芸術的に美しいですね。

時代も現代風でありながら昔懐かしいようなレトロな感じが漂います。
観ていて何も違和感はないけれど、ちょっと隔離されたような、悪く言うと、現代から少しズレているような背景も好きです。

そして、ヒロインは可愛い!(これお約束…)
ただ、『インフェルノ』は何故か髭面の男でしたが(何でだ!?)


<ここから急にネタ話>

その点で考えると、『デス・サイト』は普通なんですよ!
みんなが集まる場所も警察署の一室で現代的。
何の変哲もないオフィス・・もちろん部屋も明るい・・で、アイテムも、怪しい古書や祟りなどは登場せず、なんと!パソコンでネットゲーム~

あぁぁ、あのダリオ・アルジェントが、時代の波に乗ってしまっている…
果たして、これで良いのか!!
いや、彼はズレている方が魅力的だ。(褒めてます!)

もちろん、ひとつの作品としては面白かったですが、ダリオ・アルジェントの作品と思って観ると、『何か少し違う』のです。

イギリスからやって来た刑事の存在意義も「??」です。
何かキーマンになるのか?と思いきや、せっかく隠れ家を見つけたのに、残念ながら速効死亡。
これは勿体無かった。
ここで殺されるのなら、この役どころ必要だったのだろうか。

イギリス刑事を唯一必要だったと思うのは、アンナ・マリ刑事だけ?
赤ちゃん授かったしね…
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by by569 | 2006-07-11 21:47 | タ行