悪霊喰 「THE ORDER / THE SIN EATER」
悪霊喰
■監督 ブライアン・ヘルゲランド
■製作 クレイグ・ボームガーテン、ブライアン・ヘルゲランド
■脚本 ブライアン・ヘルゲランド
■音楽 デヴィッド・トーン
■キャスト
ヒース・レジャー (アレックス・バーニエ)
シャニン・ソサモン (マーラ)
ベンノ・フユルマン (ウィリアム・イーデン)
マーク・アディ (トーマス)
ピーター・ウェラー (ドリスコル)
フランテェスコ・カルネルッティ (ドミニク)
<あらすじ>
アレックスは、父親代わりであり修道士のドミニクの死に直面し、彼の死の真相を知るためにイタリアへ向かう。
そこにはドミニクの死に関係するイーデンと言う男の存在が…
アレックスは少しずつイーデンの本当の姿を知る事になる。
まず一番最初に言いたい!
「悪霊喰」って…
この邦題で良いのだろうか!
はたしてこれで人を引き付けられるのか?
ちょい疑問だなー
邦題を考え付いた人も、罪なお人よのぉ~
罪食いにお仕置きしてもらいましょう!!
喝~~~~~~!!!
さて、主役のヒース・レジャー。
彼は既に有名人なの?
先日観た『ブラザーズ・グリム』(2005)にも出てたけど。
ヒース・レジャーって、何となく、顔が一度で覚えられないんですよね~
スミマセン…
特徴があるようでいて、無いような。
無難な印象。
まあ、かっこいい顔立ちだけど。
<早速映画の内容喋っちゃいましょう>
人の罪を喰い、その人を天国へ導く「罪食い」
これだけ聞くと、「なんて良い人なんだ…!」って思うんですが。
罪食いの真相に少しずつ近づくアレックス。
映画序盤はホラー色が多くて、「ん~なかなか良い感じだなー」と思っていたんですが、アレックスが罪食いのウィリアム・イーデンに出会った辺りから、映画の雰囲気変わったんでないかい?
ウィリアム・イーデンが「友はわたしをウィリアム・イーデンと呼ぶ」と言うと、アレックスは「おれはお前の友じゃない!」と突き放す。
このセリフの後は省略されてるけど、恐らく想像するに「おれはお前の友じゃない!だからそんな呼び方はしない」だと思います。
…かと思うと、その数分後、アレックスが友人のトーマスに向かって「イーデンが…」とか言ってるし。
名前呼んでるじゃん!
どうなんでしょう。
これは一体…
アレックスは、イーデンを受け入れつつあると言う事か?
土砂降りの雨の中を歩くアレックスを「車に乗れ」と誘うイーデン。
次のシーンでは、フカフカソファーでハッと眠りから覚め「どのくらい寝てた?」とのアレックスの言葉に「3時間くらい」とお答えの、ブランデー片手のイーデン氏。
アレックスったら、お股にソファー挟んで爆睡!
抱き枕が欲しいお年頃か?
あれれ~?
なんだ、なんだ~!何なんだ~!!
わたくし、この辺りからホモ映画に見えてしまって、微妙に映画に入り込めませんでした。
なんか、ヒース・レジャーってそんな雰囲気をかもし出してませんか?
また相手役のイーデンも、妙に堂々としていて「インテリヤクザなんだけど、実は男好き…」ってタイプに見えて、考えまいと思えば思うほど、そう見えてしまう~
キーー!!!!
ダメだ、ダメだ、ダメだ、ダメだ!!!!
映画の内容ほとんど喋ってないような気もしますが、これにてお終い!
あれっ?
最後の最後まで知らずに観てしまいましたが、ドリスコル役はピーター・ウェラーだったんですかー
そう言われれば、そうですね。
どうして気づかなかったんだか…
彼の主演作『リバイアサン』(1989)、夢中で観ましたよ。
懐かしいです~