小六のB級A画館 by569.exblog.jp

ジュリアス・シーズー・小六です。ほぼネタばれ有り、ややB級寄りだから、ご注意を。ここでは気に入っている映画&海外ドラマを紹介してます。画像・イラストの無断持ち出しは禁止でございまする。


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エルム街の悪夢 「A NIGHTMARE ON ELM STREET」

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■エルム街の悪夢 「A NIGHTMARE ON ELM STREET」 1984年・米

■監督 ウェス・クレイヴン
■製作総指揮 スタンリー・ダデルソン、ジョセフ・ウルフ
■製作 ロバート・シェイ
■脚本 ウェス・クレイヴン
■音楽 チャールズ・バーンスタイン

■キャスト
ジョン・サクソン (トンプソン警部→ナンシーの父親)
ロニー・ブレイクリー (マージ・トンプソン→ナンシーの母親)
ヘザー・ランゲンカンプ (ナンシー・トンプソン)
アマンダ・ワイス (ティナ・グレイ→ナンシーの親友)
ニック・コリー (ロッド・レーン→ティナの彼氏)
ジョニー・デップ (グレン・ランツ→ナンシーの彼氏)
チャールズ・フライシャー (キング医師)
ロバート・イングランド (フレッド・クルーガー/フレディ)


<あらすじ>
高校生のナンシーは、親友のティナから「怖い夢を見る」と打ち明けられる。
実はナンシーも日々悪夢に悩まされていた。
ナンシーとティナがお互いの夢の話をすると、2人の夢には共通する人物が現れていたのだった。



この映画でフレディは、大ブレイクしましたよねー

初めて観た時には、劇中に流れていた縄跳びの歌が耳の残って、頭の中をグルグル回ったりしてました。

♪1~2~フレディがやって来る~
3~4~ドアに鍵をかけて~
5~6~十字架を握りしめて~
7~8~しっかり目を覚まして~
9~10~眠りにおちないように~♪


わたくし個人的には、1980年代がスプラッタームービーの最盛期!だと思ってます。
ホラーブームに火がつき、どんどん作品が世に送り出された時期ですよね。
中には、ただ怖がらせようとする作品や、気持ち悪さを売りにしただけの作品もありましたが、『エルム街の悪夢』は、ストーリーもキャストもなかなか良かったのではないでしょうか。

何を隠そう、現在のハリウッド大スター!ジョニー・デップ氏のデビュー作でございます。
ジョニー・デップが有名になった頃、「デビュー作はエルム街の悪夢だ」と聞いて、すぐに「あ~あの役の人ねー」って気づきました。
あまり目立たない役ではありましたが、とても印象に残りましたよ。

主役は、ヘザー・ランゲンカンプ。
美人と言う訳ではないけれど、とても魅力的な少女でしたね。
『エルム街~』シリーズ以降は、あまり目立った活躍は無いようです。
現在は42歳。
どのようになってしまったのか…



<♪1~2~ネタバレするぞ~♪>

フレディは、エルム街地区に住む高校生の夢に現れる殺人鬼と言う設定なのです。
何故、この年頃の男女だけが、フレディの夢を見るのか?
それには、深い理由が存在しています。

昔、フレディは、多くの子供を殺害した殺人鬼でした。
(↑もともと悪い奴だったのよ)

そこで、エルム街に住む大人たちが、フレディをボイラー室に追い詰め、焼き殺した…と言う恐ろしい過去があったのです。
そのボイラー室は、フレディが子供を殺害していた場所。
だから、現在、悪夢に悩まされている高校生達が、フレディに会う場所もボイラー室なんですね~

街の歴史や殺人鬼の背景など、キチンと描かれていて、とても良い作品です!


この時代はCGが発達していないので、今観ると手作り感が伝わってきます。
しかし観た当時はそれでも、「お~すごい」と思わせる斬新さがありました。

ナンシーがバスタブに浸かっていて、足の間から、フレディの爪が出てくるのも有名ですよね。
また、ナンシーの親友ティナが、フレディに襲われ死亡する時、部屋の中を360度回転します。
ティナが、部屋を床から壁、そして天井に転がって見えるように、実際は部屋をグルグル回しての撮影でしょうから、大変です。


さて、フレディに会わないためには、どうしたらいいか?
夢で会う人物なら、眠らなければ良い…
ナンシーも、眠らない為にコーヒーをガブ飲みし、1週間がんばりますが、人間は眠らないと生きてはいけません。
このままではダメだと悟り、自ら夢の中へ入り、フレディとの対決!

でも、実像のないフレディを、どうやって抹殺するのか…
ラストも微妙な感じでしたが、あれは、どのように解釈したら良いのでしょうか。

「観た人がラストを決めて下さい…」的な終わり方でしたね。




*** 『エルム街の悪夢』トリビア ***

★ロバート・イングランド扮する殺人鬼フレッド・クルーガーは、顔だけでも1.5キロのラバーや塗料を塗り、連日3時間以上ものメイクを要した。しかもそのフレディの姿で6時間もスタンバイしたまま待っていた時もあったと言う。
その甲斐あってか、アメリカでは巷に子供達が被ったフレディマスクがあふれ、大学生がフレディを卒業論文のテーマに取り上げるほどの流行を巻き起こしている。

★配給会社の条件である2ヶ月と言う期間に従って、撮影は超ハードスケジュールで行なわれた。当然現場では能率第一主義が姿勢となり、メインステージでは、ナンシーが母親からフレディの秘密を聞くシーンのために、不気味なボイラー室のセットが組まれ、2階ステージでは、ナンシーのボーイフレンド・グレン(←これがジョニー・デップね)が惨殺されるシーンを撮影するといった具合。

★撮影後半の3週間は撮影が連日深夜に及び、スタッフ・キャスト共にビタミン剤を打ちながらの壮絶な日程であったが、特にナンシーが浴槽でフレディに襲われる場面ではランゲンカンプは12時間も湯ぶねの中に浸からなければならず、医者がその間ずっと傍に待機していたと言う。
しかもナンシーがフレディによって引き込まれる浴槽が底なしの印象を出すため、実際に風呂桶の底を取り除いてしまった。
つまり、ランゲンカンプは12時間も下に足がつけずに体を浴槽の側面につけて支えながらお湯に浸からされたのである。

★ショーン・S・カニンガムとサム・ライミの両監督が応援に駆けつけ、ウェス・クレイヴン監督の演出助手をかってでたのだ。
カニンガムはクレイヴンを映画界に最初に導いた人物。ナンシーが夢の中から現実へとフレディを移動するアクションシーンを担当している。
また、サム・ライミはラストシーンの一部を手伝ったそうだ。なお本編には、睡魔を耐えてナンシーが見る深夜テレビに、ライミ監督の『死霊のはらわた』の1シーンが登場している。

(パンフレットより抜粋)



★リメイク版 『エルム街の悪夢』(2010)のレビューは、こちら
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by by569 | 2006-12-02 15:13 | ア行