ギャザリング 「THE GATHERING」
ギャザリング
■監督 ブライアン・ギルバート
■製作 ピッパ・クロス、マーク・サミュエルソン、ピーター・サミュエルソン
■脚本 アンソニー・ホロヴィッツ
■音楽 アン・ダッドリー
■キャスト
クリスティナ・リッチ (キャシー)
ヨアン・グリフィズ (ダン)
スティーブン・ディレイン (サイモン→マリオンの夫)
ケリー・フォックス (マリオン)
サイモン・ラッセル・ビール (ルーク司祭)
ロバート・ハーディ (司教)
ハリー・フォレスター (マイケル)
ジェシカ・マン (エマ)
<あらすじ>
イギリスの田舎町グラストンベリーで、キャシーは交通事故に遭遇。
加害者のマリオンは、記憶障害と診断されたキャシーを一時的に自宅へ招き入れ、体の状態が安定するまで住んでもらう事に。
キャシーは事故後、不吉な幻覚に悩まされるようになる。
同時期に、マリオンの夫サイモンは、偶然発見された古い教会の調査を依頼される。
ジャンルはホラーになってるようですが、ホラーではないような?
サスペンスでしょうか?
内容はなかなか興味深く、凝った作りだったと思います。
主演は、『アダムス・ファミリー』(1991)のクリスティナ・リッチ。
他の共演者として、『ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]』(2006)のヨアン・グリフィズ、『GOAL! ゴール!』(2005)のスティーヴン・ディレイン、『クロコダイルの涙』(1998)のケリー・フォックスなど。
<以下、ネタバレです~>
クリスティナ・リッチ、とても大人になりましたね。
『アダムスファミリー』の時の記憶が鮮明だったので…
ベッドシーンまで披露してくれました!
ヨアン・グリフィズ演じるヒロインの相手役のダンは、どうみても、ジャン=クロード・ヴァン・ダムに見えてしまって~汗
そっくりですよねー
血縁はないんでしょう?
まあ、そんな事は置いといて!
キャシーは、事故に遭い記憶障害に。
そのせいで、何もかも判らなくなってしまうのが問題なんです。
自分はどうしてここの場所に居るのか?
徐々に自分の本当の姿を知る訳ですが…
しかし、野次馬感覚で見物するってそんなに悪い事なのでしょうか。
何世紀にも渡って、あらゆる事件を見続けなければならない。
「死ねない、無になれない」
それってとても辛いですよね。
いつの世も野次馬は健在ですよ。
人間、ほとんどが野次馬根性の塊じゃないですか?
映画自体はホラーではありませんでしたが、無関心の人間、それが一番の恐怖なのかもしれません。
手を貸そうともしない、助けようともしない、「ただ見物しているだけ」は、最大の重罪だと訴える映画でした。
奥が深いですね~