小六のB級A画館 by569.exblog.jp

ジュリアス・シーズー・小六です。ほぼネタばれ有り、ややB級寄りだから、ご注意を。ここでは気に入っている映画&海外ドラマを紹介してます。画像・イラストの無断持ち出しは禁止でございまする。


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テキサス・チェーンソー 「THE TEXAS CHAINSAW MASSACRE」

■テキサス・チェーンソー 「THE TEXAS CHAINSAW MASSACRE」 2003年・米
テキサス・チェーンソー

■監督 マーカス・ニスペル
■製作 マイケル・ベイ、マイク・フレイス

■キャスト
ジェシカ・ビール (エリン)
ジョナサン・タッカー (モーガン)
エリカ・リーセン (ペッパー)
マイク・ヴォゲル (アンディ)
エリック・バルフォー (ケンパー)
デビッド・ドーフマン (ジェダイア)
R・リー・アーメイ (ホイト保安官)
アンドリュー・ブリニアースキー (トーマス・B・ヒューイット/レザーフェイス)


<あらすじ>
1973年8月13日、エリン、モーガン、ペッパー、アンディ、ケンパーの5人が、テキサス州の田舎道をドライブしていた時の事。
道路の真ん中をフラフラと歩いている若い女性を発見し、車に乗せるが、発作的に女性が車内で拳銃自殺を図ってしまう。
慌てた5人は、とにかく警察に連絡しようと、最寄のガソリンスタンドに立ち寄るが…



『テキサス・チェーンソー』は、個人的に大好きなトビー・フーパー監督作『悪魔のいけにえ』(1974)のリメイクです。
だいたいリメイク作って、失敗する事も多々ありですが、これは結構良かったと思います♪
かつてから『悪魔のいけにえ』ファンだったマイケル・ベイが、このリメイク作品を撮りたくて立ち上げたプロダクションの、記念すべき初作品です。
第一作にこの作品を選ぶなんて、本当に思い入れがあるんですね~
次々面白い映画を作ってほしい!
是非お願いします。

主演のジェシカ・ビールは、この映画で初めてみたのですが、とっても魅力的な方。
体力ありそう~
たった一人でも、レザーフェイスとも対等に戦えそうな力強さを感じます。
瞬発力の良さも気に入りました。
これから期待大の女優さんです!

感想は… 観ていて、痛かった、辛かった。。
これが実話を基にしているなんて、恐ろしいですよね。

ゲド・ゲイン事件。
女性を殺して、肉体を切り刻み食べ、皮を剥いで椅子やベッドに加工し、骨で家具や食器を作ったそうです。
人間の皮を剥いで自分の体に合わせて皮膚を縫い、それを被って踊ったと言うエピソードがありますが、それらの部分は『羊たちの沈黙』(1990)、『ジーパーズ・クリーパーズ』(2001)などの基にもなっています。

とにかく、ホラースプラッタ好きの自分も、途中で「あ~もう嫌だぞ~」って喋っちゃったくらい、何と言いますか、妙にストレスを感じる映画でした。
まあ、良い映画です♪(最終的に褒めるのか!?)

(WOWOWにて鑑賞)



<ここから下はネタバレです>

テキサスのとある田舎町。
この辺りは家一軒なく、歩いている人も見かけないし、車もすれ違わないですね。
荒野でキャーッと叫んでも誰もいね~し。

ガソリンスタンドのオバちゃん、荒れ果てた製粉所に居る子供、森の中でキャンプを張っている母娘。
出会う人が、み~んな殺人一家の一員なんだもの。
助けを求めても、絶対に助かる訳ないでしょう。


この家族は、外の世界との交流を絶ち、ひたすら獲物が来るのを待ってるんですね。
獲物の数は断然に少ないでしょうが、いったん近づいたら確実に獲物を捕まえる。
その為には、一家の団結あるのみ!

今回の作品はリメイクでありますが、どうして、現代版に撮り直しするのではなくて、オリジナルと同じ1973年の設定なんだろう?と疑問に思いました。

まぁ、いろいろ考えてみると、現代版にすると、電話のアイテムが活きて来なくなるんです。
この若者5人は、とにかく警察に連絡したくて、電話を探し回るうちに、殺人一家の餌食になってしまう訳で、もしも現代版だったら、5人の内には、誰かしら絶対に携帯電話持ってるはずですからね。

この電話、あらゆるシーンで登場します。
電話を掛けさせてほしいとお願いしても、ガソリンスタンドでは、オバちゃんが直接保安官と喋ると言って受話器を渡してくれなかったし、ヒューイット邸の車椅子の男もダイアルしてからエリンに受話器渡してたし、キャンピングカーに居た娘は『電話はない』って言ってたし。
ま~電話はないって言いながらも、キャンピングカーの電話は鳴ったけど。

あれらは、絶対にヒューイット家の内線電話なんだな。


主役のエリンのせいで(と言っては可哀想ですが)、危険を招く&命を落とす確率がぐぐっと高くなったような気がします。
それでいて、助かるのはエリンだけって。
仲間が悲惨。

まず初っ端から、ダメだった。
道をフラフラ歩く女性を助けよう!ってエリンが言い出して車に乗せる→女が自殺する
みんなが、自殺した女性をここに降ろして帰ろうって言うのに、エリンがダメだって頑張って保安官の所(ヒューイット邸なのですが)に向かう→ケンパーが殺される
ここから立ち去った方が良いと言う言葉を無視して、エリンは車のキーを誰にも渡さず、ケンパーを探しに行く→アンディが監禁される

何故!?と思うシーンもいくつか。
エリンが、監禁されているモーガンを支えながら逃げ、廃墟に逃げ込み隠れるシーン。
エリンとモーガン、二人で力を合わせてレザーフェイスに襲い掛かり、そのせいでレザーフェイスがチェーンソーを落とすんですよね。
モーガンは手錠を掛けられているんだから身動き取れないけど、エリンよ、何故そのチェーンソーを拾わないのだ!

あと、エリンが一人で精肉所の冷凍倉庫に逃げ込むシーン。
やっとの事で鍵を壊し冷凍倉庫内に入って隠れていると、後を追って、レザーフェイスも冷凍倉庫に入って来ます。
キャーキャー騒ぎながらも逃げ、冷凍倉庫から出た時に、エリンよ、何故その倉庫の扉を閉めないのだ!
扉を閉めて、何かでつっかえ棒でもしたら、少しは時間が稼げたと思うよぉ。

あと(まだあるの?)、精肉所のロッカーに隠れたシーン。
不意を衝かれたレザーフェイスが、誤って自分の手をチェーンソーで傷つけてしまった時、エリンよ、どうしてチェーンソーを拾って、止めを刺さないのだ!

なんか、不満たらしいコメントに何行も費やしてしまったようでイケマセン。
この映画、気に入ったんですが。
オリジナル版だ、リメイク版だと、どうこう考えずに、『テキサス・チェーンソー』と言う1本の映画として観て下さい。
面白かったですよ~。

あ、ちなみに、マイケル・ベイ製作だったので、精肉所あたりが、大爆発するかと思いましたが、爆発系は、残念ながらありませんでした。
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by by569 | 2006-01-20 13:24 | タ行