小六のB級A画館 by569.exblog.jp

ジュリアス・シーズー・小六です。ほぼネタばれ有り、ややB級寄りだから、ご注意を。ここでは気に入っている映画&海外ドラマを紹介してます。画像・イラストの無断持ち出しは禁止でございまする。


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IN DREAMS/殺意の森 「IN DREAMS」

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■IN DREAMS/殺意の森 「IN DREAMS」 1999年・米

■監督 ニール・ジョーダン
■製作 スティーヴン・ウーリー
■原作 バリ・ウッド
■脚本 ニール・ジョーダン、ブルース・ロビンソン
■音楽 エリオット・ゴールデンザール

■キャスト
アネット・ベニング (クレア・クーパー)
ケーティ・サゴーナ (レベッカ・クーパー→クレアの娘)
エイダン・クイン (ポール・クーパー→クレアの夫)
ロバート・ダウニー・Jr (ヴィヴィアン・トンプソン)
ポール・ギルフォイル (ジャック・ケイ刑事)
スティーヴン・レイ (シルヴァーマン精神科医)
デニス・ボウトシカリス (スティーヴン精神科医)


<あらすじ>
1965年に、ダムの貯水の為にノースフィールドの町が全て沈んで出来た湖畔の美しい住宅地。
そこに暮らすクレア・クーパーは、日々悪夢に悩まされていた。
夢に出てくる、沈んだ町や連れ去られる女の子の姿は、ここ最近、近所で発生している誘拐事件に関連しているようで、クレアは心配でならない。
そんな時、娘レベッカが行方不明になるのだった。




いや~なかなか面白いサスペンスものを見つけました。

幸せに暮らす主婦クレアが、夢にうなされ、徐々に精神を病んでいく姿が印象的。
夢と過去を上手くリンクさせた演出が見事です。

監督は、ニール・ジョーダン。
主役を演じるのは、『アメリカン・ビューティー』(1999)でアカデミー主演女優賞にノミネートされたアネット・ベニング。
また、夫役には『妹の恋人』(1993)のエイダン・クイン。
その他の共演者は『チャーリー』(1992)でアカデミー主演男優賞にノミネートされたロバート・ダウニー・Jr、『CSI:科学捜査班』シリーズのポール・ギルフォイル、『クライング・ゲーム』(1992)でアカデミー主演男優賞にノミネートされたスティーヴン・レイなど、実力者揃い。

見ごたえのある作品ですが、何故か劇場未公開です。
どうしてかなぁ~?
とても面白いですよ、是非!



<以下ネタバレですのでご注意を>

ニール・ジョーダン監督のグリム童話を起用した幻想的な演出って好きです。
『狼の血族』(1984)では赤頭巾ちゃん、今回の『殺意の森』では白雪姫。
また、今作では東洋を意識した作りになっています。
ポールが娘に飛行機の模型をお土産に買ってきたシーンで「東京中、探したよ」と言っていたし、クレアが浴衣のようなものを羽織ったり、夜の学芸会では照明が提灯でしたよ。
ニール・ジョーダン監督、日本通なのでしょうか。


物語は、とにかく悲惨なんですね~
絵に描いたような幸せな一家が、あっという間に不幸のどん底。
これこそ本当に悪夢です。

天使のように可愛い娘が殺害され遺体で発見。
クレアはパニックになり、車ごとダムに飛び込み重体になってしまいます。
この辺までは、何て可哀想なクレア…なのですが、意識が回復して、ますます悪夢に悩まされるようになってからは、精神病棟へ送り込まれるほど豹変。

しかし、誰も彼女の言葉に対して真剣に耳を傾けないんだものなぁ~
よ~く聞いてあげようよって感じ。


映画が始まって1時間くらい経った時、ちょっとダラダラしてるか?と言う印象ありです。
だってね~
彼女が「とにかく、カールトンホテルの401号室を見に行って欲しい」と懇願してるのに、戯言としか受け取ってもらえないし。
また、「ヴィヴィアン・トンプソン」と聞いて、過去にヴィヴィアンと言う患者が居たかどうかぐらいシルヴァーマン先生も早く調べろっちゅーの。

彼女がいくら訴えても、何も聞き入れてもらえない状況がちょいと長過ぎ…


警察も医師も協力してくれないと判断したクレアは、単独で犯人とタイマン勝負だー!
やっと警察も彼女の言っていた事が真実だったと気づきますが、遅過ぎ。


犯人ヴィヴィアンもちょっと可哀想になってしまいました。
温かい家庭や愛情に飢えていたヴィヴィアン。
育った環境が悪かっただけ。
しかしただそれだけで、あれほど凶悪な人間になりうる訳で。
やはり、小さい時の環境ってホント大切なんですね。
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by by569 | 2007-01-19 21:51 | ア行