小六のB級A画館 by569.exblog.jp

ジュリアス・シーズー・小六です。ほぼネタばれ有り、ややB級寄りだから、ご注意を。ここでは気に入っている映画&海外ドラマを紹介してます。画像・イラストの無断持ち出しは禁止でございまする。


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殺しのドレス 「DRESSED TO KILL」

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■殺しのドレス 「DRESSED TO KILL」 1980年・米

■監督 ブライアン・デ・パルマ
■製作 ジョージ・リットー
■脚本 ブライアン・デ・パルマ
■音楽 ピノ・ドナッジオ

■キャスト
マイケル・ケイン (エリオット医学博士)
アンジー・ディキンソン (ケイト・ミラー→エリオットの患者)
ナンシー・アレン (エリザベス・ブレーク→娼婦)
キース・ゴードン (ピーター・ミラー→ケイトの息子)
デニス・フランツ (マリノ刑事)
デヴィッド・マーグリーズ (リーヴィー医師)


<あらすじ>
日々のストレスにより、ドクター・エリオットのカウンセリングを受けていたケイトが、ある日、エレベーター内で、金髪の女性に襲われ死亡。
たまたま事件を目撃してしまった娼婦エリザベスは、犯人に追われるようになる。




むか~し昔、「日曜洋画劇場」だったかなぁ~?
日本語吹替え版で観た事がありましたが、今回WOWOWにてオリジナルを観る事が出来ました。
だいぶ前に観た映画ながら、ほとんど内容を覚えていましたね~
それだけ印象が強かったと言って良いでしょう。

監督は、『アンタッチャブル』(1987)、『ブラック・ダリア』(2006)のブライアン・デ・パルマ。
キャストは、カウンセラーのエリオット先生には、『ハンナとその姉妹』(1986)でアカデミー助演男優賞を獲得したマイケル・ケイン。
エリオット先生にカウンセリングを受けていた患者ケイト役に『ペイ・フォワード 可能の王国』(2000)のアンジー・ディキンソン。
事件を目撃してしまうエリザベス役に、当時ブライアン・デ・パルマ監督の妻だったナンシー・アレン。
ケイトの息子ピーター役には、現在は監督業で活躍しているキース・ゴードンなど。

(WOWOWにて鑑賞)



<以下ネタバレです>

とにかく最初の40分くらいは、ケイト役のアンジー・ディキンソンしか出てない印象。
エリザベス役のナンシー・アレンは全く登場していません。
そして、ケイトが殺害されてから、今度はナンシー・アレンにバトンタッチ。

個人的には、ケイトしか出ていない前半よりも、エリザベス登場の後半の方が何倍も面白いです。


ケイトって、男の事しか考えてない女なんです。
全く、お前何やってんだっつーの。
「喝ーー!!」ですよ。
美術館で自分の隣にたまたま座ったおじさんに、色目使って。
もしも自分があのおじさんだったら、ちょっと「わっ、気味悪っ!」って思ってしまいそう。
ま、そのくらい、彼女は演技が巧かった!(←褒めてます)


しかし、昔にこの映画を観た時には気づかなかったけど、今回気づいた事が…
アンジー・ディキンソンのヌードシーン。
顔と体が別人ですね?

顔は、こんな事言っちゃ申し訳けないけれど、「ちょっとシワが目立つオバサンかな?」なのに、首から下が20代ですよ。
必ず、顔だけのシーンか、体だけのシーンに分割されています。
彼女は、脱ぐのがイヤだったのだろうか。


さて、ケイトが亡くなってから登場のエリザベス。
彼女は、たまたまケイトが襲われたエレベーターに乗ろうとして、エレベーター内の鏡に映ったケイトと犯人の姿を目撃します。

そのせいで、自分が、犯人の金髪女に襲われそうに。
間一髪の所でケイトの息子ピーターに助け出されセーフ。
エリザベスとピーター、力を合わせて犯人探しです。


しかし、まさかっ!
犯人があの人だとは。
一番最初にこの映画観た時は、驚いた、驚いた。(何で2回言ってんの?)

犯人も金髪女、エリザベスを警護していた警官も金髪女だったせいで、紛らわし~!!
とにかく危ない所で警官の女性が守ってくれて一安心…


犯人はエリオット先生だったわけですが(やけに背がデカイ女だと思った)、昔、日本語吹替え版で観た時にはカットされてたシーンを観る事が出来たんですよ!

警察署で、エリザベス、マリノ刑事、リーヴィー先生、ルース刑事が、犯人のエリオットについて話しているシーン。
その次のシーンでは、病院に収容されているエリオットのシーンになってたのですが、今回のオリジナルでは、その間にもう1つシーンがありました。
エリオットの病気について、エリザベスがピーターに説明しているシーンです。
このシーンは初めて観ましたねー
やけに説明調なのも気になりましたが、当時はあまり知られていなかった性同一性障害について、観客にも詳しく伝えたいとの監督の考えもあったのかもしれません。


そして、最後に、エリザベスがピーターの家に泊まりに行ってからのシーン。
これは本当に名シーンですね。
何度観てもドキドキします。

エリザベスが、バスルームの開いたドアの陰に誰かが立っているのを発見。
彼女は少しずつ移動し、戸棚の中にあるカミソリを取り出す時!
動くミラーにエリオットが映り込むんですよ。
エリザベスは開けた戸棚の中のカミソリを見ているので、ミラーに映った姿は、エリザベスには見えてない。
映画を観ている観客にだけ見える角度と言う事なのです。

ブライアン・デ・パルマのセンスですね~
素晴らしい!
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by by569 | 2007-02-06 20:09 | カ行