小六のB級A画館 by569.exblog.jp

ジュリアス・シーズー・小六です。ほぼネタばれ有り、ややB級寄りだから、ご注意を。ここでは気に入っている映画&海外ドラマを紹介してます。画像・イラストの無断持ち出しは禁止でございまする。


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人質 「OXYGEN」

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■人質 「OXYGEN」 1999年・米

■監督 リチャード・シェパード
■製作 マイク・カーブ、キャロル・カーブ・ネモイ、リチャード・シェパード、ジョナサン・スターン
■製作総指揮 マーカス・ティコティン、カレン・ローダー
■脚本 リチャード・シェパード
■音楽 ロフト・ケント

■キャスト
モーラ・ティアニー (マデリン・フォスター捜査官)
エイドリアン・ブロディ (ハリー)
ジェームズ・ノートン (クラーク・ハノン→資産家)
ライラ・ロビンズ (フランシス・ハノン→クラークの妻)
テリー・キニー (ティム・フォスター捜査官→マデリンの夫)
ポール・カルデロン (ジェス捜査官)
ディラン・ベイカー (FBI捜査官)
オレク・クルパ (マデリンの愛人)
マイケル・ヘンダーソン (ハンサム→ハリーの相棒)


<あらすじ>
収集家であり資産家のクラーク・ハノンの妻フランシスを誘拐したハリーと相棒ハンサム。
彼らはフランシスを森に連れて行き、生き埋めにする。
ハリーは、フランシス誘拐の身代金を受け取りの際に警察に捕まるが、交渉役に女性捜査官マデリンを指名する。
生き埋めの生存猶予は24時間、果たしてフランシスを救出する事は出来るのか…



この作品は、テレビ映画なんですよね。
しかし劇場公開作品に負けないほどの逸品だと思います。
良い作品に出会えました~

出演者は、『ER 緊急救命室』第6シーズンより出演のモーラ・ティアニー、『戦場のピアニスト』(2002)でアカデミー主演男優賞を獲得したエイドリアン・ブロディ、『ハピネス』(1998)でインディペンデント・スピリット主演男優賞にノミネートされたディラン・ベイカーなど。

(レンタルビデオにて鑑賞)



<以下ネタバレしてますのでご注意をば>

犯人役にはアカデミー俳優のエイドリアン・ブロディ。
この作品時、27歳くらいだと思うのですが、まだ10代にすら見えるほどの若々しさを発揮。
やはり芸達者!
少年のような無邪気さの陰に一瞬見せる残忍さや用意周到さのギャップが恐ろしさを際立ています。

おちゃらけたヘラヘラの演技をさせたら、エイドリアン・ブロディの右に出る者は居ませんね~
本当にムカつくほど他人の事をコケにした態度が上手いです。


初めて彼を観たのは、『戦場のピアニスト』(2002)。
なんと静かで端整な横顔…って思ってたんですが、その後に彼を観たのが『ヴィレッジ』(2004)。
何だってまぁ、またこんなふざけた役を引き受けたんだ?…のギャップが激しくて。

しかし!しかしですよ。
今回、『人質』を観ての感想ですが、彼って『戦場~』よりもチョイと危ない役の方が似合ってるかも。
彼自身ももしや、キレてる役の方が気に入ってたりして。


ひとつ残念なのは、
ハリーが交渉役に選んだ女性捜査官マデリンが微妙に魅力的でないのが気になります。
カーチェイスで男に勝る骨太感は認めますが…
ま、これは個人的な好みの問題ですね(^^)

彼女は日常に何か不満(?)があって、しがらみからの解放を求め、自分とは全く別世界で生きているような男と不倫してます。
もちろん同僚であり夫のティムにも内緒。

今回の誘拐事件の犯人ハリーと接する内に、不倫の秘密が一気にバレてしまう。
その上、夫にバレるだけでなく、同僚全員に知られてしまって…
誰にも知られず伏せて置きたい人の心の中まで土足で入ってくる嫌らしさを、ハリーは持ちあわせています。

ただ、ハリーとマデリンはお互いに何か近いものを感じ合うのも事実。
「自由=心の解放」を願って。


ハリーの最期の言葉
「君は自由だ…」

あのセリフから導かれるラストとは、ちょっと違ったなぁ~
マデリンがまた夫ティムの元を訪れ、手を握る…
これじゃまた同じような日常に戻ってるではないですか。
この日常から脱出したくて不倫してた訳でしょう?
一体この女はどうしたいんだ?

全てがいい雰囲気に進んでいた作品ですが、イマイチこの女性捜査官だけは…
う~む、好みじゃない。
(あくまで個人的な意見です)
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by by569 | 2007-03-18 14:15 | ハ行