小六のB級A画館 by569.exblog.jp

ジュリアス・シーズー・小六です。ほぼネタばれ有り、ややB級寄りだから、ご注意を。ここでは気に入っている映画&海外ドラマを紹介してます。画像・イラストの無断持ち出しは禁止でございまする。


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2001年宇宙の旅 「2001: A SPACE ODYSSEY」

■2001年宇宙の旅 「2001: A SPACE ODYSSEY」 1968年・英/米
2001年宇宙の旅

■監督/製作 スタンリー・キューブリック
■原作 アーサー・C・クラーク
■脚本 スタンリー・キューブリック、アーサー・C・クラーク

■キャスト
ケア・デュリア (デヴィッド・ボウマン博士)
ゲイリー・ロックウッド (フランク・プール博士)
ウィリアム・シルヴェスター (ヘイウッド・R・フロイド博士)
ダニエル・リクター (ムーン・ウォッチャー)
レナード・ロシター (スミスロフ博士)
マーガレット・タイザック (エレナ)
ダグラス・レイン (HAL9000型の声)


<あらすじ>
突然猿人の目の前に現れた物体「モノリス」。
それに触れた猿人は、骨を武器や道具として使う術を身につけ、他の猿人との知能の差が顕われ始める。
時代は突如2001年の宇宙へ。
モノリスの正体を探る為に宇宙船ディスカバリー号が木星へ向かうのだが…



こんなに有名な映画にもかかわらず、実は一度も観た事がなく、初鑑賞です。
いや~、何と言ったら良いのか。
わたくしは、妙な感動を覚えました。
「大感激」でもなく、「つまらなかった」でもなく、とにかく不思議な感覚なのです。
心に響く音楽、眩しい映像美、そして閉塞感。
五感で楽しむ作品ですね。


監督は、『シャイニング』(1980)、『フルメタル・ジャケット』(1987)のスタンリー・キューブリック
彼の世界観は独特で、受け入れる人には感動を、受け入れられない人からは酷評が…って感じですかね~
みなさん、とにかく自分の目で確認してみて下さい。

(NHK衛星第2にて鑑賞)



<ここからネタ話してます~ウッホウッホ>

なんてスゴイ映画なんだ。
これは、面白いとかツマラナイとか、そんな次元の作品ではないですね。
普通の娯楽映画とは全く別の世界に存在する、いわばアートです。

衝撃の掟破り!
映画が始まっても、ず~~っとセリフがなし。
猿人がウッホウッホ言ってますが…
もしもこの映画に飽きてしまう方が居たら、まず、猿人時代から抜け切る前に寝てるのでは?
やっと猿人のシーンが終わり、時代を超えついに宇宙へ。

あ、ちなみに、映画始まってから初の人間のセリフは「メインフロアです」です。
人間のセリフを聞くのは、映画始まって一体何分後か!?


さて、個人的に驚きなのが、製作年が1968年と言う事。
1968年といったら、まだSF映画のレベルでは初期の方だと思います。
まぁ、糸で宇宙船をぶら下げる…とまでは言いませんが、それに近いものがありませんか?
それが、この2007年に観ても全く違和感がない!

その上、1968年は、月面着陸よりも以前です。
人類の宇宙への期待が最大の時代ですよね~
この時点で、スタンリー・キューブリック監督は、2001年頃には、宇宙船に乗って、月や他の惑星に移動できる時代が来ているのでは?と、半分は思っていたに違いありません。
…がっ、まだそんな時代は来てないじゃないかっ!

もしも1969年に、人類が月に着陸していたならば、もう他の惑星への着陸も当然成功していそうなものですが…
(あぁ…やはり、月面着陸は偽装だったのでしょうか)


テーマ曲がまた良いです。
『ツァラトゥストラはかく語りき』
この音楽が今も頭の中をグルグルグルグル…
CD欲しい。
劇中、このテーマ曲が流れると、感動に拍車がかかりますね~

壮大なオーケストラの演奏があり、またある時は全く音の入らない真の宇宙を表現していました。
星の空間の大宇宙に響くのは、人間の呼吸のみ。
実は、この映像を見ただけで、わたくし、閉塞感を体感し、やや酔いました。
飛行機の高度が上がった時のような、耳の異常を感じたのです。
画面を見ているだけでですよっ!


さて、物語のカギはモノリス。
果たして、モノリスは、何のために存在するのか?
モノリスは、誰が置いたのか?
ある猿人がモノリス触れた途端、骨を武器や道具として認識する進化を遂げます。
まるで今いるレベルよりもランクアップするような、そんな感じでしょうか。

HAL9000型は何故、故障していないのに故障したとウソをついたのか?
HAL9000型は何故、人間を排除しようとしたのか?
わたくし、HAL9000型が電源を切られるシーンの時、何故か涙が出そうでした。
変ですか?

ボウマン船長はどうなったのか?


これらの疑問を全て抱えたまま、映画は終わってしまった…

『2010年宇宙の旅』(1984)で解決されるのかな?
まだ観ていないので楽しみであります。



★ 2001年宇宙の旅・トリビア ★

その1
完璧主義といわれているキューブリック監督ですが、無重力にもかかわらずストローの中を液体が下に降りて行くシーンが映ってしまったと言うウワサが…
(しかし残念ながら、わたくしは、そのシーンを発見する事は出来ませんでした)

その2
この映画の企画段階で、キューブリック監督は、手足が細長い長身のエイリアンを映像化するために、着ぐるみや合成など検討したそうです。
しかしどれも監督の満足が得られずにボツに。
結局、黒い石版のモノリスだけが象徴的に登場する事になったとの事。

(TSUTAYAシネマハンドブック参照)
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by by569 | 2007-05-11 19:54 | ワ行・ヲ・ヴ・数字