小六のB級A画館 by569.exblog.jp

ジュリアス・シーズー・小六です。ほぼネタばれ有り、ややB級寄りだから、ご注意を。ここでは気に入っている映画&海外ドラマを紹介してます。画像・イラストの無断持ち出しは禁止でございまする。


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ソラリス 「SOLARIS」

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■ソラリス 「SOLARIS」 2002年・米

■監督 スティーヴン・ソダーバーグ
■製作 ジェームズ・キャメロン、ジョン・ランドー、レイ・サンキーニ
■製作総指揮 グレゴリー・ジェイコブズ
■原作 スタニスワフ・レム
■脚本 スティーヴン・ソダーバーグ
■音楽 クリフ・マルティネス

■キャスト
ジョージ・クルーニー (クリス・ケルヴィン)
ナターシャ・マケルホーン (レイア・ケルヴィン)
ヴィオラ・デイヴィス (ゴードン)
ジェレミー・デイヴィス (スノー)
ウルリッヒ・トゥクール (ジバリアン)
シェイン・スケルトン (マイケル→ジバリアンの息子)


<あらすじ>
心理学者クリス・ケルヴィン宛に、宇宙ステーションで任務中のジバリアン博士よりメッセージが入る。
『ここに来て欲しい』と。
クリスが宇宙ステーションに入ると、メッセージを送って来たジバリアン博士は死亡していた。
一体ここで何が起こったのか?



『惑星ソラリス』(1972)のリメイク版。
わたくし、オリジナルは未見です。

監督は、『トラフィック』(2000)、『オーシャンズ11』(2001)のスティーヴン・ソダーバーグ
心理学者クリス役に、『オーシャンズ11』(2001)、『シリアナ』(2005)のジョージ・クルーニー
クリスの妻レイア役に、『トゥルーマン・ショー』(1998)、『ラヴェンダーの咲く庭で』(2004)のナターシャ・マケルホーン
ゴードン博士役に、『アウト・オブ・サイト』(1998)、『エデンより彼方に』(2002)のヴィオラ・デイヴィス
スノー博士役に、『ドッグヴィル』(2003)、『マンダレイ』(2005)のジェレミー・デイヴィス
ジバリアン博士役に、『善き人のためのソナタ』(2006)のウルリッヒ・トゥクールなど。

(NHK衛星第2にて鑑賞)



<以下ネタばれです>

わたくし、『2001年宇宙の旅』(1968)を観た時と同じような感覚に襲われましたよ。

例えるなら。
これは、「観たままの内容で、はい、おしまい」の映画ではなく、画面の映像は、あくまで表現の1つでしかないと思います。
言葉や絵で表す事が難しい、人それぞれの「感覚」や「概念」をあえて映像にしてみた…が、もちろんそれらは映画を観た受け取り側の「感覚」や「概念」も十人十色なので、賛否両論が激しいのではないかなぁ~と多少心配にもなります。


惑星ソラリスに近づくに連れ、それぞれの心に潜む過去(どちらかと言うとマイナスの過去)が、現実の世界のように目の前に登場し始まります。

ジバリアン博士には息子マイケルが居て、マイケルは既に事故か何かで死亡しているはず。
しかしクリスは、ステーション内を歩くマイケルの姿を目撃し…

もちろん、クリス自身にも同じような現象が。
死んだはずの妻レイアが、目の前に登場します。

部屋に籠もりっきりのゴードン博士。
彼女の部屋の中からも、微かに犬の吠え声が響いてくるので、ゴードンにとっての心に潜むもの、それは愛犬なのでしょうか。

とにかく、全員が、気持ちに蓋をして葬っていた過去と、今まさに対面しているのです。
ソラリスの力によって。


ソラリスは、宗教、思想…そんな、一般的な言葉で表現することの出来ない次元に存在する「何か」であるのは確か。
「死」はあくまで肉体の消滅であって、真の「死」ではない。
と訴えているのかもしれません。

この手の「意識下」に訴えてくる作品って、結構好きです。
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by by569 | 2007-10-10 10:18 | サ行