小六のB級A画館 by569.exblog.jp

ジュリアス・シーズー・小六です。ほぼネタばれ有り、ややB級寄りだから、ご注意を。ここでは気に入っている映画&海外ドラマを紹介してます。画像・イラストの無断持ち出しは禁止でございまする。


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ザ・ダーク 「The Dark」

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■ザ・ダーク 「The Dark」 2005年・独/英

■監督 ジョン・フォーセット
■製作 ポール・W・S・アンダーソン、ジェレミー・ボルト、ロバート・クルツァー
■製作総指揮 スティーヴ・クリスチャン、ポール・タマシー
■原作 サイモン・マギン
■脚本 スティーヴン・マシコッテ
■音楽 エドマンド・ブット

■キャスト
マリア・ベロ (アデル)
ショーン・ビーン (ジェームズ→アデルの夫)
モーリス・ローヴ (ダヴィズ→ジェームズの隣人)
ソフィー・スタッキー (サラ→アデルの娘)
アビゲイル・ストーン (エブリル→謎の少女)


<あらすじ>
アデルは娘サラと共に、離婚した夫ジェームズに会う為に、イギリスウェールズへ向かう。
到着してすぐ、アデルはサラが居なくなる夢を見て不安になる。
その後、サラがその海辺を散歩中、海で行方不明になり…



なんと言いますか、これは冷静に考えると、すごく怖い映画ですよ。
生と死、親と子の絆を描いています。
しかしまたこの描き方が不気味なんだな。

監督は、『TAKEN テイクン』(2002)のジョン・フォーセット
製作には、『バイオハザード』(2001)、『エイリアンVS.プレデター』(2004)の監督、ポール・W・S・アンダーソンの名前が!
アデル役に、『ヒストリー・オブ・バイオレンス』(2005)のマリア・ベロ
ジェームズ役に、『ロード・オブ・ザ・リング』(2001)のショーン・ビーンなど。

(WOWOWにて鑑賞)



<ここからネタバレしてま~す>

どうして劇場未公開作品なんでしょう。
キャストもスタッフも内容もそれなりなのに…
この映画を落とすなんて…
不思議ですね。

この作品は、何を言おうとしているのか。
昔からの忌まわしい伝説を再現してるだけではないと思うんですよね。
親と子の繋がり、母親と娘、父親と娘の絆を画いています。
夫婦間の絆にはそれほど重点を置いていません。

今では完全に他人の元夫婦と、その娘サラ。
サラは大都会のNYで母親アデルと二人暮らしをしています。
画家の父親ジェームズは、人里離れたウェールズの海岸にひっそりと独り暮らし。

NYでアデルとサラの間に何があったのか…
それは少しずつ小出しにされ、ラストに全貌が明らかになります。

ここからはわたくしの想像ですが、アデルはNYの生活をそれなりに満喫していたと思います。
肌の露出したドレスを来て、楽しそうに帰宅するアデル。
サラは孤独な日々が続き、母親との距離もだいぶ離れつつあった…
アデルはホンの一瞬、サラが邪魔だと思った瞬間があり、またサラもそれを感じ取った瞬間があったのではないでしょうか。
2人の溝は大きく、サラは自殺未遂を起こしてしまいます。

そしてサラの行方不明事件。
アデルは、誰の制止も聞かず必死にサラの生存を信じ探し続けます。
ここでのアデルは娘を思う強い母親…と映るのですが…
アデルがエブリルに「娘を殺した…」と言われているシーンがありましたね~

たった一度だとしても、疎ましく思った存在を失くしてから大切だと気づいても遅い…とエブリルは言っているのでは?

結構残酷な映画です。
アデルは復活できずに地獄落ちですからね。
救われません。

いや~、裏の世界の汚い事…
なんか、テレビゲームの「サイレントヒル」の闇の世界を思い出しました。
本当にきちゃないのだ。
暗くて湿っていて、頭に穴開けられちゃうんですよー
マジ地獄だぁ~~

その点、なんつ~か、ジェームズってどうなの?
「君の父親になるから~」って。
そんな…簡単に。

愛情が深いのか薄情なのか良く判らないけど、ショーン・ビーンだから許すっ!!
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by by569 | 2008-01-16 21:27 | サ行