小六のB級A画館 by569.exblog.jp

ジュリアス・シーズー・小六です。ほぼネタばれ有り、ややB級寄りだから、ご注意を。ここでは気に入っている映画&海外ドラマを紹介してます。画像・イラストの無断持ち出しは禁止でございまする。


by by569
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カテゴリ:ア行( 50 )

■悪霊喰 「THE ORDER / THE SIN EATER」 2003年・米/ドイツ
悪霊喰

■監督 ブライアン・ヘルゲランド
■製作 クレイグ・ボームガーテン、ブライアン・ヘルゲランド
■脚本 ブライアン・ヘルゲランド
■音楽 デヴィッド・トーン

■キャスト
ヒース・レジャー (アレックス・バーニエ)
シャニン・ソサモン (マーラ)
ベンノ・フユルマン (ウィリアム・イーデン)
マーク・アディ (トーマス)
ピーター・ウェラー (ドリスコル)
フランテェスコ・カルネルッティ (ドミニク)


<あらすじ>
アレックスは、父親代わりであり修道士のドミニクの死に直面し、彼の死の真相を知るためにイタリアへ向かう。
そこにはドミニクの死に関係するイーデンと言う男の存在が…
アレックスは少しずつイーデンの本当の姿を知る事になる。



まず一番最初に言いたい!

「悪霊喰」って…
この邦題で良いのだろうか!
はたしてこれで人を引き付けられるのか?
ちょい疑問だなー

邦題を考え付いた人も、罪なお人よのぉ~
罪食いにお仕置きしてもらいましょう!!
喝~~~~~~!!!


さて、主役のヒース・レジャー。
彼は既に有名人なの?
先日観た『ブラザーズ・グリム』(2005)にも出てたけど。
ヒース・レジャーって、何となく、顔が一度で覚えられないんですよね~
スミマセン…
特徴があるようでいて、無いような。
無難な印象。
まあ、かっこいい顔立ちだけど。


<早速映画の内容喋っちゃいましょう>

人の罪を喰い、その人を天国へ導く「罪食い」
これだけ聞くと、「なんて良い人なんだ…!」って思うんですが。

罪食いの真相に少しずつ近づくアレックス。
映画序盤はホラー色が多くて、「ん~なかなか良い感じだなー」と思っていたんですが、アレックスが罪食いのウィリアム・イーデンに出会った辺りから、映画の雰囲気変わったんでないかい?

ウィリアム・イーデンが「友はわたしをウィリアム・イーデンと呼ぶ」と言うと、アレックスは「おれはお前の友じゃない!」と突き放す。
このセリフの後は省略されてるけど、恐らく想像するに「おれはお前の友じゃない!だからそんな呼び方はしない」だと思います。

…かと思うと、その数分後、アレックスが友人のトーマスに向かって「イーデンが…」とか言ってるし。
名前呼んでるじゃん!

どうなんでしょう。
これは一体…
アレックスは、イーデンを受け入れつつあると言う事か?


土砂降りの雨の中を歩くアレックスを「車に乗れ」と誘うイーデン。
次のシーンでは、フカフカソファーでハッと眠りから覚め「どのくらい寝てた?」とのアレックスの言葉に「3時間くらい」とお答えの、ブランデー片手のイーデン氏。

アレックスったら、お股にソファー挟んで爆睡!
抱き枕が欲しいお年頃か?


あれれ~?
なんだ、なんだ~!何なんだ~!!
わたくし、この辺りからホモ映画に見えてしまって、微妙に映画に入り込めませんでした。

なんか、ヒース・レジャーってそんな雰囲気をかもし出してませんか?
また相手役のイーデンも、妙に堂々としていて「インテリヤクザなんだけど、実は男好き…」ってタイプに見えて、考えまいと思えば思うほど、そう見えてしまう~
キーー!!!!
ダメだ、ダメだ、ダメだ、ダメだ!!!!

映画の内容ほとんど喋ってないような気もしますが、これにてお終い!



あれっ?
最後の最後まで知らずに観てしまいましたが、ドリスコル役はピーター・ウェラーだったんですかー
そう言われれば、そうですね。
どうして気づかなかったんだか…
彼の主演作『リバイアサン』(1989)、夢中で観ましたよ。
懐かしいです~
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by by569 | 2006-10-31 13:55 | ア行
映画「オープン・ウォーター」は、実話を基に作られています。

夫婦2人が大海原に置き去りにされた恐怖。
その後、遺体は見つからなかったものの、サメに襲われたと想像できる物証があがりました。

ご冥福をお祈りいたします…

と思ったら?

2006年初め、フジテレビ「奇跡体験!アンビリバボー」で、なんと!
トムとアイリーンの話が放送されました。

そこで、なんとも不思議な事を言っているんです。


「トムとアイリーンは生きているのでは?」と・・・


以下、「奇跡体験!アンビリバボー」で放送された内容です。


----------


1998年1月27日、オーストラリア・ポートダグラス。
とあるダイビング船を清掃中、客室内に二つの荷物が取り残されていることに清掃員が気付いた。
中にはパスポートや財布などの貴重品が入っていた。
すぐにダイビング器材を調べると二つ足りず、二人の乗客が海に取り残されていることがわかったのだ。

ところが奇妙なことに、乗船名簿にはパスポートの人物、アメリカのルイジアナ州から来た観光客トム・ロネガンと妻アイリーンの名前はなかった。
捜索が行われたが二人は発見されず、後に器材だけが打ち上げられた。

事故なのか事件なのか、様々な憶測が流れた。
それというのも、10年前に起こったある事件との関連が考えられたからだ。
それは、アンビリバボーな失踪事件だった。


夫ミルトン・ハリス(41歳)、妻シーラ(38歳)、娘レベッカ(19歳)、息子レロイ(17歳)はアメリカ・ルイジアナ州に住んでいた。
1985年5月25日、ハリス家にニュージーランドのアメリカ大使館から国際電話がかかってきた。

それは、ミルトンが海で死んだという知らせだった。

ミルトンは自動販売機を扱う仕事をする穏やかな男性で、定年後は一家でオーストラリアかニュージーランドに移住したいと思っており、下見のために10日前から旅行に出ていた。

目撃者によるとミルトンはニュージーランドの観光船のデッキで船酔いをした様子で、気付いたら落下する音がしていなくなっていたというのだ。
すぐに大掛かりな捜査が行われたが、彼を発見することはできなかった。
港に残されたレンタカーの中からミルトン・ハリスのパスポートが見つかり家族に連絡が入ったのだ。

失踪後に全く連絡がつかなかったこともあり、警察は事故死と断定した。
その後もミルトンの遺体は発見されなかった。

幸いミルトンは十分な保険金に加入しており、残された妻と子供が困ることはなかった。
しかし、小口の保険会社数社は支払ったが、大半を引き受けていたイギリスのロイズ保険協会が支払いを拒否した。
シーラは家族を守るために訴訟を起こしたが、ロイズには拒否するだけの理由があった。

調査員によると、ミルトンは海に転落する事故の4日前、オーストラリアのアデレード港でバイクに乗って転落する事故を起こしていた。
偶然、港にいたジョン・ダンクレーが元海兵隊員だったため、浮かんでこないミルトンを心配して海に飛び込み、他の人たちと協力して彼を救出した。
助け上げた時、ミルトンはかなり重いリュックサックを背負っていたという。

さらにその日の晩、ミルトンは車の追突事故を起こしていた。
5日間で3回の事故。
ロイズは不自然さに疑いを持ったのだ。

ダンクレーはロイズの調べに、ミルトンがシャツの下にウェットスーツを着ていたことと、リュックの中は形と重さからエアタンクであったと証言した。
ロイズは、ミルトンが事故死を装ったと推測した。

事実、心配したダンクレーがミルトンの様子をうかがっていると、びしょぬれのまま15分ほど歩き、駐車してあった車で立ち去ったというのだ。
ミルトンはおそらく転落地点から駐車場までの約500mを潜水して移動しようとしていたと思われた。

ロイズは、保険金詐欺の確信を持ち、遺体が上がらない限り支払いを拒否することにした。
実際、ミルトンは死んでいなかった。
夫婦で共謀していたのだ。

ニュージーランドで生きていたミルトンに、シーラは足がつかないように受け取った保険金の一部を小切手に替えて少しずつ送金した。
時には数百キロ離れた銀行まで行って、偽名を使ってミルトンの偽名の銀行口座に振り込んだ。
シーラは保険金を受け取ってほとぼりが覚めたころ、ニュージーランドに行ってミルトンと永住する計画だった。
しかし、ロイズが支払いに応じなかったために計画は狂い始めた。

失踪から3年後の1988年、電話でやり取りを続ける二人の間に亀裂が入り始めた。
仕事に就けないミルトンは送金額が少ないと文句を言い、シーラは贅沢をしすぎだと答える。

そんなある日、電話でいつものように口論になると、シーラは電話口に赤ん坊の声がすることに気付いた。
実はミルトンは妻を欺きニュージーランドで別の女性と暮らし、子供までもうけていたのだ。

発端は失踪から半年ほど後。
潜伏生活の孤独に耐えられなくなったミルトンは、新聞に掲載された出会いを求める広告に目を止めた。
イギリスから移住してきたアン・カーターという女性だった。
ミルトンはトラヴィスという偽名で、カナダから来た会計士だと偽ってアンに接近した。

二人は交際することになり、一緒に暮らすようになった。
アンの看護師としての収入と、シーラからの送金で生活は安定していた。
ところが同棲から2年経った頃、二人の間にウィリアムという男の子が生まれると事態は変わった。
アンが仕事を辞めて育児に専念し、さらにシーラは夫の嘘を知って送金を止めたので収入が無くなってしまったのだ。

するととんでもないことにミルトンはアメリカの息子に電話をし、何も知らないレロイを同情させる言葉をかけて金を無心したのだ。
レロイは母の車を勝手に売り払って3400ドルを用意し、父に送金した。
送金した後に彼がシーラに打ち明けると、逆に保険金詐欺の計画と父の秘密を聞かされた。

息子が必死になって送ってくれた金もすぐに底をついた。
生活の不安からアンはなかなか仕事に就かないミルトンを責めた。
裁判に勝ってもこの先シーラは送金をしてくれない。
追いつめられたミルトンはついに、スーパーで100ドルにも満たないベビー服を万引きしたところを見つかり逮捕された。

直後、自分の腕を噛み切って精神異常を装ったが、そんな浅知恵はすぐに見破られた。
姿を消して4年後のことだった。

彼はペルー人だと主張したが発音からアメリカ人と思われ大使館に通報された。
そして行方不明者の指紋と照合され、ミルトンであることが明らかになったのだ。
素性が割れると彼は保険金詐欺についても供述を始めた。
彼はオーストラリアでの計画が失敗するとニュージーランドに渡り、貧しい漁師を1000ドルで買収し、船から転落したと偽証させたのだ。
アメリカに送還され裁判にかけられたミルトンは保険金の返還と懲役5年を言い渡された。
かけられていた保険金の総額は440万ドル(当時約9億円)で、年収が6000ドルのミルトンには不釣り合いな額だったのだ。

一方シーラも逮捕され、共謀の罪で同様の判決を言い渡された。
だが夫にだまされていたシーラも夫をだましていた。
実際は彼女が手に入れていた保険金は1億円で、シーラは派手に使って豪遊していたのだが、ミルトンに送金したのは4年でたった6000ドル(約120万円)だったのだ。

3年後、仮釈放されたミルトンはニュージーランドからアンと息子をアメリカに呼び寄せ静かな生活を始めた。
ところがその後、親子3人で行方をくらませ現在も行方不明だ。


話は戻り、10年後に起きたロネガン夫妻失踪事件。
彼らはミルトンと同じルイジアナ出身で事件との関係が注目された。

さらに事件の翌日、近くを通ったダイビング船の客が、行きより帰りの方が客が3人増えていたと話した。
しかもその船はイタリア人観光客の貸切だったのに、帰りは英語の話し声が聞こえたというのだ。
海、船、保険金、男と女。
ミステリアスなキーワードに彩られた失踪事件。
ロネガン夫妻失踪事件は今も真相は不明である。

<フジテレビHP「奇跡体験!アンビリバボー」より抜粋>


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わたくしは、トムとアイリーンが本当に詐欺を考えて行方不明になったとは思いたくありません。

ミルトンは、保険金の受取人の妻と共謀して犯罪を犯した訳ですが、トムとアイリーンは夫婦揃って行方不明になった事を考えると、それじゃ一体、誰と共謀するのでしょう。

やはり、サメに襲われたか!?


いやそうじゃない。
わたくしは自信を持って言いたい。

ミルトンの方法を使って行方不明になって、トムとアイリーンは、CIAに居るのではないかと思ってます。
マジに…


★映画『オープン・ウォーター』のレビューは、こちら
★映画『オープン・ウォーター』の基の話は、こちら
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by by569 | 2006-10-10 20:38 | ア行
「オープン・ウォーター」のラストを思い出すと、なんだか胸が痛くなってしまいます。
本当に恐ろしい映画でしたね。

この作品は、実話を基に作られています。
この恐ろしさが作り物じゃなくて、実話なんて!!
それこそ真の恐怖です…

いろいろな記事やデータをまとめると、『本当の話』とは、このような事件でした。


----------


アメリカ人のトム・ロネガンTom Lonergan(34歳)と、アイリーン・ロネガンEileen Lonergan(29歳)夫妻は、ルイジアナ州立大学時代に出会い、その後結婚。
2人はアメリカを出て、フィジーなどでボランティアをしながら過ごしていた。
そして、2人の趣味であるダイビングを楽しむ為に、オーストラリアを訪問する事になる。


1998年1月25日、グレートバリアリーフにて、トムとアイリーンは日帰りのダイビングツアーに参加。
アウターエッジ号に乗り合わせた客は全員で26名。

その時、事件は起こった。


トムとアイリーンが行方不明になって2日。
ダイビングツアーの係員がボートを清掃中、座席の下に誰かの荷物が置いたままになっているのを発見。
荷物の中には、トムとアイリーンの名前が書かれたパスポートや財布などの貴重品が入っていた。
また、ボートをよく調べると、ダイビングのボンベの数も2つ足りず、この時初めて、ここから40マイル(約65キロ)離れた大海原に2人を置き去りにしたのでは?と言う事になる。

…が、2日前のツアー参加者名簿の中には、トムとアイリーンの名前は何故かなかった。
従って、映画ではツアーガイドのカウントミスとなっていたが、実際には、名簿に名前が記載されていなかったので、ガイドは2人の存在にすら気づいていなかった可能性もある。

この時点で、トムとアイリーンが行方不明になってから40時間以上経過。

その後、トムとアイリーンの大捜索が開始された。
しかし、1週間にも及ぶ捜索もむなしく、2人の姿を発見する事は出来なかった。

見つかった2人の証拠品は、ダイビングツアー地点の海底で見つかったウェイトベルト。
少し離れた場所で見つかったボンベ。
アイリーンと同サイズのウェットスーツ。
そして、現場から北へ100マイル(160キロ)も離れた場所で、漁師が発見したトムのダイビングノート。

そこに書かれていた文字は…

”1998年1月26日(月)am8:00 
誰か私達を助けて下さい。私達は98年1月25日pm3:00に、アウターエッジ号に置き去りにされた。このままでは死んでしまう、助けて下さい!”

この時のダイビングツアーの関係者は、業務上過失致死で逮捕された。


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なんて、可哀想なトムとアイリーンなのでしょう。
ご冥福をお祈りします。




あら?
2006年初め、フジテレビ「奇跡体験!アンビリバボー」で、なんと!
トムとアイリーンの話が放送されました。

そこで、なんとも不思議な事を言っているんです。



「トムとアイリーンは生きているのでは?」と・・・



★映画『オープン・ウォーター』のレビューは、こちら
★映画『オープン・ウォーター』の基の話、その後・・・「トムとアイリーンは生きている?」は、こちら
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by by569 | 2006-10-09 21:56 | ア行
■オープン・ウォーター 「OPEN WATER」 2004年・米
オープン・ウォーター

■監督&脚本&撮影&編集 クリス・ケンティス
■製作&撮影 ローラ・ラウ
■音楽 グレーム・レヴェル

■キャスト
ブランチャード・ライアン (スーザン)
ダニエル・トラヴィス (ダニエル)


<あらすじ>
スーザンとダニエルは、何とか都合とつけ、やっと取れた休暇でカリブ海へ。
ダイビングツアーに参加した2人は、海中散歩を満喫し、集合時間に戻ってみると、何故か乗ってきたボートは既に帰ったあとだった。
海の真ん中に取り残されたスーザンとダニエルは果たして…



監督のクリス・ケンティスと製作のローラ・ラウは、何を隠そうご夫婦です。
ちょっとデヴィッド・ドゥカブニー似のクリスと、アジア系の奥様ローラ。

この2人が、低予算で、こつこつと撮影し、サンダンス映画祭で上映するや、またたくまに話題になり、大ヒット!
登場する役者もエキストラを除けば、ほぼスーザンとダニエル役のたった2人と言っても過言ではありません。

予算はどこに使ったのか?
それは、機材や俳優陣のギャラは当然のこと、本物のサメをおびき寄せる為の撒餌代だそうですよ。

作品の内容は、実際に起こった事件を基に作られています。
こんな恐ろしい事が、現実だなんて… 良いのでしょうか。

(WOWOWにて鑑賞)



<もう早速ネタに行きましょう>

何度も言いますが、こんな事ってあるのでしょうか。
ツアー客のカウントミスでボートがさっさと帰ってしまうなんて。
あぁぁ、想像しただけでも恐ろしい...

しかし『あり得ない!』と強く思うのは、日本人が多いかもしれませんね。
結構日本の方って、時間に厳しくて、ルーズを許さない民族性でしょう?
でも意外と外国に行って、こんなの事あり?って言う出来事多いです。

わたくしも、命に関わるほどのトラブルではありませんが、現地のルーズさを実感した事はあります。
以前、海外へ行った時の事。
そこは日本人の観光客が多いので、まだルーズの幅は小さい方だとは思いますが…

オプショナルツアーを申し込もうと思い、朝、ホテルにある旅行センターへ行ったら、まだ閉まっていました。
旅行センターの開始は8時の予定。
もう8時半...
何で?
日本の会社じゃありえないでしょう、これは。
…で、旅行センターの人がやっと来て、鍵を開けたのは、9時15分でした。
だから、その日のオプショナルツアーには参加できなかったんです。
ツアーは9時出発だったので。

もしも8時に申し込めれば参加出来たんですけれどもね~

だから、人数のカウントミスなんて簡単に有りそう。

しかし!!だからと言って、大海原に置き去りは止めて欲しい~
すぐに迎えに来るならまだしも。

わたくし、全く泳げません。
だから水の恐怖は誰よりも判っているつもりです。

目の前が水面なんですよ!!!!
360度、どこを見ても水面一直線!
これを想像しろと言っても、想像はあくまで想像であって、この状態を体感した事がある人間は少ないでしょうね、きっと。
しかも何時間も...
あぁぁ、イヤだイヤだ。

さて、ダニエルとスーザンは、2人1組で海に潜り、海中散歩を楽しみ、集合時間に戻ったらもうボートがなかった…
どうしてでしょう。

9:45 ダイビングスポットに到着し、各々ボートから海へ入って行きます。
この時、ツアーガイドが、「ダイビングは35分間です」て言っているんですよね。
と言う事は、集合は10:20です。
まあ、異国の地では、集合5分前に帰って来た方が良さそうですね。

それでは、ダニエルとスーザンが海上に顔を出したのは?
10:25なんですよー
この時点で「あれ?ボートがない…」って、君たち、遅れるなよ!

まあ、多少遅れても、普通、ボートは帰らないですよね。
しかし、ツアーガイドが単純な客のカウントミスを犯してしまい、ダニエルとスーザンがボートに戻る前に、引き返してしまったのです。

ここから悪夢が始まります。

最初は、「君たちが時間にルーズだからこんな目に遭うんだよ~」って感じで、あまり2人に同情できなかったのですが、時間が経過するにつれ、なんか本当に可哀想になって来てしまいました。

せっかくの旅行なのに、どうしてこんな運の悪い事に遭遇しなければならないのでしょう。

13:30 大海原に放り出されてから3時間経過。
3時間ってどう?
まだ、希望は捨てず頑張れる時間帯ですか?
わたくしは個人的に、既にパニックに陥ってると思います。
もっとあっちこっち動き回ってるような気がしますね。
ダニエルとスーザンのように、海流により多少移動はしていても、基本的には漂っているだけの状態では居られないと思うんです。

16:40 うとうとしてしまったスーザンが目を覚ますと、ダニエルの姿がない!
ダニエルもうっかり寝てしまい、2人の距離が少し離れただけでした。
良かった…
この時点で約6時間経過。
希望よりも、不安の割合がぐっと高くなる時間帯のようです。
お互いのせいにし、口げんかするようなシーンが多くなり、何となく険悪なムード。
でも、こう言う時って本性出ますよね。

18:45 海面がパシャパシャと波立ち、何かの影が…
もしかして?
サメかよ~止めてー

サメって、熊と同じく(←ここで熊を引き合いに出すのは適切かどうかは自信ない)、恐らく年中獲物を探してる訳ではないと思うんですよね。
朝とか夕刻とか、活動的になる時間帯があるんじゃないでしょうか。
だからこの19時頃、急にサメの数が増えたのかもしれません。

ここで突然ですが、サメについて調べてみた…
サメって、恐怖の代名詞みたいに言われてますが、それほど人間の事は食べないらしいです。
人間を食べるサメの種類はホンのひとにぎり。
ま、とってもお腹空いたら、そんな事言ってられないでしょうが。
現実的に、サメ側から見ても「獲物」として沢山の人間には遭遇できないですし。
人間に噛み付いちゃったケースは、アザラシなどに見間違えたとも言われています。

とは言え、やはりグルグルとサメに周りを囲まれたら生きた心地しませんよね。
早く救助に来てあげてー!

そして、夜中。
23:30 真っ暗闇、時折雷により、フラッシュをたいたように2人の姿が写ります。
不謹慎ではありますが、何と言う美しい光景でしょう。
このシーン、好きです。


なんて、のん気な事を言ってる場合ではない!!
ついにこんな真夜中になっちゃって。

本当に何にも明かりがない漆黒。
これって、そう簡単には経験できない状況だと思います。
今この世の中で、全く明かりのない場所を探す方が難しい。
海の荒れる音、雷鳴、この中で一晩、ただひたすら時間の過ぎるのを待つ...こんな拷問があるでしょうか。
精神力を保つのも無理かもしれません。

朝…8:55
ボートの座席の下に置き去りになったままのバッグを見つけ、やっと、ダニエルとスーザンの悲劇に気づくガイドさん。

早く救助に行ってあげてー!!!!

ダニエルはもう動きません。(この時点で亡くなっているんですよね?)
スーザンは、ダニエルから手を離し、少しずつ流れ行く彼を、じっと見つめ続けます。
ダニエルの周りにサメが集まり始め、波が動き、そして彼は海の中へ引きずり込まれて行きます。

急に多くなる海面ギリギリの画面。
これはスーザン目線と言う事ですよね。

スーザンが波に揺られるたび、目線は、海上になり海中になりを繰り返します。
海上の時は、穏やかな波なのに、一旦海中が映ると無数のサメが…
彼女はこの景色の恐怖を、何時間も耐えたんですよね。

最後、生きる気力をなくしたスーザンは、何処か一点を見つめ、背負っていたボンベを外し、自ら静かに海底へ沈んで行きます。


こんな悲しいラストがあるでしょうか。
映画が終わった後も、頭の中をあらゆるシーンがグルグルと駆け巡りました。



あら?
これは実話を基にした作品でした。
ダニエルもスーザンも亡くなったのに、どうしてこんな状況だったと判ったのでしょう。

あくまで、実話を「基」にしているだけなので、監督のクリスと製作のローラが、こんな内容だろうとある程度想像して作ったとは思うのですが。

その肝心の実話って何?



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by by569 | 2006-10-08 20:08 | ア行
■エクソシスト ビギニング 「EXORCIST THE BEGINNING」 2004年・米
エクソシスト ビギニング

■監督 レニー・ハーリン
■製作 ジェームズ・G・ロビンソン
■原作 ウィリアム・ピーター・ブラッティ
■脚本 ウィリアム・ウィッシャー、アレクシ・ホーリー

■キャスト
ステラン・スカルスガルド (ランカスター・メリン神父)
イザベラ・スコルプコ (サラ・ノヴァク医師)
ジェームズ・ダーシー (フランシス神父)
レミー・スウィーニー (ジョセフ→エメクイの息子)
ジュリアン・ワダム (グランビル少佐)
アンドリュー・フレンチ (チューマ)
ベン・クロス (セメリエ)
デヴィッド・ブラッドリー (ジオネッティ神父)
アラン・フォード (ジェフリーズ)
エディー・オセイ (エメクイ)
パトリック・オカーン (ベシオン)


<あらすじ>
第二次世界大戦時までは神父であったが、現在は考古学者としてエジプトに滞在中のランカスター・メリン。
時は1949年。
ケニアで古い教会遺跡が発見され、遺跡発掘の調査に向かう。
発掘を進める内、村人のジョセフの身辺で奇怪な事件が起こり始める。



内容は、1973年に公開された、かの有名な『エクソシスト』(1973)よりも、さらに時代は遡り、メリン神父が、一旦神父としての立場から退き考古学者として活躍し、研究で訪れた土地で悪魔との戦いを繰りひろげ、再度、神父の道へと戻る決心をする心の葛藤が描かれています。

当初ポール・シュレイダー監督によって制作が進められていたにもかかわらず、なんと!撮影終了後に解任され、レニー・ハーリン監督により撮り直しされたらしいですが、そんな話を聞くと、どうしてもシュレイダー監督の作品も観てみたくなります~
ビデオ出てますか?

今回の作品では、ほとんど知っている俳優さんが居なかったんですよねー
ただ唯一、サラ・ノヴァク医師役のイザベラ・スカルプコは、どこかで観たな~と、ずーっと思っていて、後で調べたら、『サラマンダー』(2002)に出てた人でした。



(さてさて、ネタ話です)

怖いような、怖くないような。。
でもやはり1人で観るのは怖いかなぁ。

メリン神父が、単独で遺跡に入り、重そうな石の棺の蓋を開けて中を覗き込んだ時、画面の右側に、変なモヤモヤっとした何かが写ってますよ!
あれは、ワザと?
それとも、本当に何かが写り込んだんでしょうか?

悪魔と神の戦い系の作品は幾つかありますが、いつも思う事は、悪魔の方が絶対的に強い!
ただ、悪魔は心情の波が激しくて、平静の時とブチ切れてる時の力の差が大きく、神は乱れがなく一定。
だから、いつもこのテの作品は、時に暴力を振るわれても、健気に暴れん坊の意見を聞き、相手の気を静め、気持ちが穏やかになった所を、一気に閉じ込め、鍵をかけて出られなくする的なやっつけ方でしょう?

しかし、今回は、なんとマジにタイマン勝負!
説得技なし。
悪魔祓いは体育会系なのだ。

ぎゃー出たぞ、出たぞ。
ブリッジ体勢のまま、シャカシャカ蜘蛛歩きが…
これは、悪魔に乗り移られているから出来る芸当であって、現実的にはちょいと無理でしょう。
どんなに鍛えても、あの角度であの速度は出せません~
だから、悪魔祓いをして体から悪魔が居なくなったら、元の体はどうなってるの?
相当体力使ってるし、あんな体勢したら複雑骨折してるよね、きっと。
イコール、死ぬかもしれない。
と言う事は、第一作のリンダ・ブレアは、あれだけの死闘を繰りひろげたのに元気に復活出来た勝因は、一体なんでしょう!
若さ?

何が起こっても良いように、大人になっても、日頃の柔軟体操は必須ですな。
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by by569 | 2006-06-17 23:12 | ア行
■エイリアンVS.プレデター 「ALIEN VS. PREDATOR」 2004年・米
エイリアンVS.プレデター

■監督 ポール・W・S・アンダーソン
■製作 ジョン・デイヴィス、ウォルター・ヒル、ゴードン・キャロル、デヴィド・ガイラー、ティエリー・ポトク
■クリーチャーデザイン
(エイリアン)ダン・オバノン、ロナルド・シャセット
(プレデター)ジェームス・トーマス、ジョン・トーマス
■脚本 ポール・W・S・アンダーソン

■キャスト
サナ・レイサン (レックス・ウッズ)
ラウル・ボヴァ (セバスチャン)
ランス・ヘンリクセン (チャールズ・ビショップ・ウェイランド)
ユエン・ブレムナー (グレーム・ミラー)
コリン・サーモン (マックス・スタフォード)
トミー・フラナガン (マーク・ヴァーヘイデン)
ジョセフ・ライ (ジョー・コナーズ)
アガト・ドゥ・ラ・ブライユ (アデル・ルソー)
カーステン・ノルガード (クイン)
サム・トルートン (トーマス)


<あらすじ>
南極大陸で、地下熱源を発見したウェイランド社は、世界中から専門家を呼び寄せ、南極へ向かう。
地下600メートルの所には、ピラミッドのような建造物が眠っていた。
研究者達が、建造物内に入った途端に壁が動き出し、閉じ込められてしまう。
そこはエイリアンたちの眠る場所であった。



『エイリアン』(1979)も『プレデター』(1987)も、とにかく大好きな映画なので、この2体が1つのスクリーンに登場だなんて、一体どのような光景になるのか!
考えただけでも楽しくなってしまいます。
どちらの作品もパート1が、気に入ってます。
特に『エイリアン』は60~70回は観ていると思います。

どちらも地球外生命体ですよね。
そして人間の敵。。
共通点はたくさんありますが、自分が感じている二つの生命体のイメージは全然違うものです。

まず、知能を考えてみると。。
エイリアンは、パート1でも言ってますが、「純粋なる生命体」です。
全ては本能のままに、生きる為なら手段を選ばず。
感情がないエイリアン。
プレデターは、人間のレベル以上の知能を持っているかもしれません。
長く付き合えば、すぐに人間の言語を理解できそうですよ。

武器や攻撃力も、エイリアンは原始的、プレデターは未来型のイメージです。

。。と、ここまで書くと、まるでプレデター派のように聞こえますが、完全なるエイリアン派です。
理由は~、外見です。

残念ながら、プレデターに対しては、一度たりともカッコイイと思った事はないんですね~
(あ、唯一スゴイ!と思ったのは、姿を消して動いている時のシーン。あれは良いね)

一方、エイリアンは、姿といい、動きといい、とても魅力的であり芸術的だと思ってます。



<映画の内容話させて下さい>

何々?
レビューを見ると結構評判良くない。。
そうなんですか?
自分はとっても楽しめましたが。
まあ、エイリアン&プレデターマニアなので、個人的に楽しんでいるだけかもしれませんが。

今回『エイリアンVS.プレデター』を観て、イメージが変わっちゃいました。
特にプレデター。
人間的なプレデターを見たら、どうも親しみやすく感じてしまい、頼れる兄さん!に見えてしまった。
ただし!
まだプレデターの事は、カッコイイとは思ってません。
ビジュアル的にどうなの?あの口元は。。
う~ん、マスクを取らなければ、何とか良い。。だろう。

エイリアンの動きがとにかくしなやかでカッコイイのに対し、プレデターの動きは、意外に鈍い。
レックスと共に走るシーンなんて驚くほど遅いですよ。
ドスドスドス!って感じ~
レックスの方が走るの速いんじゃないのかい?

『プレデター』の映画の時には、移動速かったですよね?
森に同化して姿を消している時、あっという間にサササッと横切るような素早さがありましたが、あれはどうなったのだ?
姿を消していないと、速く動けないんでしたっけ?

あ、あと、暑い夏の年にだけ現れるって件もありましたが、今回はなんと南極!
また超寒い所に現れたものです。
寒さに弱い訳ではないのね?

プレデターとレックスが一緒に地上に出て、エイリアンと戦うシーン。
レックスは、エイリアンから逃げるのと、爆発の爆風から逃れるのに必死な為に、全然気づかないかもしれませんが、さっきまで自分達といた仲間が逆さづりされているんですよ!
よく見てください、レックスよ。

レックス 「きゃー、これは一体どうしたの?」
プレデター 「私が吊るしました」
って、会話があったかどうかは定かではない。。

「プレデターは、自分達の実力や能力を試すためにエイリアンと戦っている」と言う歴史を考えただけでも、エイリアンを管理しているのはプレデター側と言う事が判ります。
言い方を変えれば、エイリアンは、プレデターの家畜?ペット?状態なのだ。
そんな事のために繁殖させられているエイリアンも可哀想。。
そしてプレデターの立場が危うくなると大爆発でゲーム終了なんでしょう?
エイリアン好きの自分としては、ちょっと複雑です。
こんな事のために、エイリアン使うなー

今回、ビショップが亡くなりました。(しみじみ~)
エイリアンシリーズのビショップは、地球外生命体の存在を信じ、何とか捕獲したいと情熱を注ぎ込んできました。
でも、このビショップ・ウェイランドって、エイリアンシリーズのビショップのモデルとなった人間と同一人物の役?
それとも年代的に難しい?

どちらにしても、エイリアンを追い求めた彼が、最後にエイリアンに殺される。って言うなら判りますが、ここで何故プレデターに殺されるのだ!?
意外にあっさりでした。
今までの『エイリアン』シリーズの歴史を考えると、ちょっとどうなの?これは。
良いの?
まあ、みんながそれで良いなら良いけど。

ビショップ・ウェイランドと一緒に南極に来たウェイランド社の一員、黒人のマックス・スタフォード役の方を覚えてますか~?
ちょっとカッコイイです。
プレデターから発射された網にかかり、その網がキュ~って絞まって死んでしまいますが、あの人、ポール・W・S・アンダーソン監督の『バイオハザード』(2001)で、レーザーの網にかかってバラバラになっちゃう人ですよね。
映画も役も違えど、キャラクターが一緒だ!

ラストのプレデターの船内で生まれたエイリアン。
もしかして、続編の予感ですか?
『エイリアン3』(1992)で、犬に寄生したエイリアン(ドッグエイリアン)は、4足歩行で本当に犬のような動きをしていましたから、プレデターに似たエイリアンに成長するのでしょう。
移動する時、姿も消す事が出来ちゃったりして~
相当強そうですね。
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by by569 | 2006-03-18 21:14 | ア行
■インビジブル 「HOLLOW MAN」 2000年・米
インビジブル

■監督 ポール・ヴァーホーヴェン
■脚本 アンドリュー・W・マーロウ
■音楽 ジェリー・ゴールドスミス

■キャスト
エリザベス・シュー (リンダ)
ケヴィン・ベーコン (セバスチャン・ケイン)
ジョシュ・ブローリン (マット)
キム・ディケンス (サラ)
グレッグ・グランバーグ (カーター)
ジョーイ・スロトニック (フランク)
メアリー・ランドル (ジャニス)
ローナ・ミトラ (セバスチャンの向かいに住んでいる美女)


<あらすじ>
透明人間の研究をしている研究者たち。
動物実験では満足できず、科学者本人が透明人間の実験台になるが、元に戻れなくなり…



透明人間になってみたいって、誰でも一度くらいは思った事あるんじゃないですか?
「どんな風に変身するんだろう~」とか、「透明人間になったらどうするんだろう~」などと考え、ワクワクしながら映画を観ましたよ。

まさに、主人公が研究に研究を重ね、ついに透明人間になれると言う夢のある話でした。(ウソです)
ケヴィン・ベーコン演じるセバスチャンは、とにかく傲慢な学者。
こんなタイプが上司だったら、そりゃもう嫌な感じ、間違いない!
「このヤロー」の一つでも心の中で言ってると思いますが、上司がバーコード太っちょオヤジじゃなく、なんせケヴィン・ベーコンですからね~
「このままじゃ大変!誰か元に戻してあげて~」の世界です。

セバスチャンのお向かいに住む美女は、ローナ・ミトラが演じてます。
この女優さん、とても美しいですよね。
ついこの間、ローナ・ミトラが出演している『ハイウェイマン』(2003)を観たばかりです。
この映画でもカッコイイ活躍をしていますよ。
是非観てみて下さいね!


<早速ネタ話させて下さい>

ケヴィン・ベーコンは結構好きな俳優さんです。
しかし、あまり姿が画面に映ってないのが残念。。
まあ、途中で透明人間になってしまって、元に戻れない!!って役ですから、仕方ないと言えば仕方ないですが。
ほとんどシルエット&ゴムマスクの状態ですからね~
その辺り、ケヴィン・ベーコンさん的には良いのでしょうか。

待てよ!
逆にハッキリ映ってるとも言えるか。
いろんな意味で、いろんなモノが。。
体当たり演技のケヴィン・ベーコン万歳!

いや~、これは本当に恐ろしい映画です。
もしも、もしもですよ。
自分がセバスチャンだったらって考えただけで、ぎゃー!恐ろしい!!
ホンの一瞬、楽しいと思うかもしれませんが(いや、楽しめない!)、誰もがすぐに恐怖に包まれると思います。
そうしている内に、精神に異常をきたし、彼のように狂気の世界へと進んでいくのかもしれません。

好きな女性には振られるし、もう元に戻るのも難しそうだし。。
よ~し、こうなったら、全員一緒に道連れだ~みたいな。

まず、地中深い場所の密室で、外に出られないと言う設定が面白いですね。
こんな「閉ざされた空間で、何かが~」の展開、大好きです。

内容自体は、破滅への道まっしぐらの暗い映画。
あらゆる事に情熱を注ぎ研究するのは良いですが、人間として、侵してはならない領域にまで入り込んでしまっています。
人間は神ではありません。
それを忘れてはいけません、セバスチャンよ。

映画の内容以外にも、色々と考えさせられる映画です。
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by by569 | 2006-03-11 21:12 | ア行
■悪魔の棲む家 「THE AMITYVILLE HORROR」 1979年・米
悪魔の棲む家

■監督 スチュアート・ローゼンバーグ
■原作 ジェイ・アンソン
■脚本 サンドール・スターン

■キャスト
ジェームズ・ブローリン (ジョージ・ラッツ)
マーゴット・キダー (キャシー・ラッツ→ジョージの妻)
ロッド・スタイガー (デラニー神父)
ドン・ストラウド (ボーレン神父)
ナターシャ・ライアン (エミー→キャシーの娘)
K・C・マーテル (グレッグ→キャシーの息子)
ミーノ・ペルース (マット→キャシーの息子)
マイケル・サックス (ジェフ→ジョージの共同経営者)
ヘレン・シェイヴァー (キャロリン→ジェフの恋人)
イレーナ・ダイリー (ヘレナ→キャシーの伯母)


<あらすじ>
1974年11月13日に実際に起きた事件を基にして作られた作品。
長男による一家(両親と弟妹4人)銃殺事件が起きた家に、1年後、引っ越してきたラッツ一家。
犯行時刻の3:15になると何故か目覚めたり、不気味な音、不思議な現象に悩まされるようになる。




2005年に『悪魔の棲む家』のリメイク版が出来たと聞いて、とりあえずオリジナル版をもう一度観ておこうと思い、急遽ビデオを借りて来ました。
むか~し観たきりですが、今観てもなかなか面白いと感じました。

最初は幸せいっぱいの家族が、徐々にやつれて行く。。
悪い家を買ったばっかりにこんな不幸に遭うなんて、人生は判らないものです。
高価な買い物の即決はイケマセン。。(これ大事!)

一番最初にこの作品を観たのは、相当小さい頃だったと記憶してます。
赤茶色に浮かび上がる家自体が、人の顔のようで、ずっと恐怖心が残っていました。
今観てみると、そんなに怖い映画ではないんですけれどもねー
音楽も強烈に印象に残っていて、この曲はこの映画の音楽だったのか~と今更ながら思い出しました。


<さてさて恐怖のネタバレです>

実話なんですよね~
こんな事ってあって良いのでしょうか!
この家は今はどうなっているんでしょうか。
気になります。

しかし、殺人事件があった家を購入するなんて、きっと騙されたんだなぁ?
。。と推測しましたが、今回よ~く映画を観てみたら、ラッツ一家は、事件があった家だと判っていて購入しているんですよね。
自分だったら絶対に買わないけどなぁ~
いくら安いからと言って。。

ジョージのやつれ具合も強烈です。
1日目なんて爽やかだったのに、既に3日目辺りからアブナクなってます。
憑依されているんでしょうかね。
そういう時って、自分自身をどのくらい保っていられるのでしょう。
家族を殺しそうなほど危ないかと思うと、普通のジョージに戻っていたり。。
奥さんも結構のん気で、ジョージを心から心配しているようでいて、そうでもなかったり。
夜も意外と爆睡してます。

ラスト近く、ジョージが斧を持って家をウロウロしているシーンや、木製のドアを斧でバンバン壊すシーンなんて、『シャイニング』(1980)そのものでした。
あ、『シャイニング』の方が遅い公開だから、むこうが真似したのか?

当時、まだCGがほとんどなかった頃の映画ですが、いろいろ趣向を凝らして頑張ってます。
デラニー神父の顔に群がるハエ。
これはどうやって撮影したんでしょう。
ハエを顔に止まらせておく。。ってマジに難しいですよね。
何か甘い匂いを顔に塗ったのでしょうか?
(どうやったの?おせ~て)

いち早く悪魔の棲む家の異変に気づいたデラニー神父が、何とか解決するのかと思いきや、神父が家に近づこうとすると車がエンストしたり、電話で連絡しようとすると雑音が入ったりと、悪魔の妨害が続きます。
従って、全く家には近づけず。。

デラニー神父は、遠巻きながら一家を救うため祈りを捧げ続けますが、祈りの途中、失明し、そのショックにより廃人になってしまいます。
こう考えると、パワー自体は、完全に神よりも悪魔の方が強いですよね。

最終的には、家族愛が悪魔に勝ったのですか?
それとも何の解決にもならず、ただ悪魔から逃れる事が出来たと言うだけですか?

一家射殺事件があった家なので、殺された被害者の霊が悪さをしている家だと思っていたのですが、そうではないみたいですね。
元々、インディアン時代に大量に生き埋めにされた霊の集団が、悪さをしていたようです。
その霊のせいで、事件を起こした長男も、狂気にとり憑かれ豹変し、犯行に及んだと言う訳です。
ラッツ一家も、あともう一歩遅かったら、ジョージが同じように一家惨殺事件を起こしていたかもしれません。

ジョージが、一家射殺事件を起こした長男に似ていると言うエピソードは、結局どうなったのかな?
残念ながら、その辺がイマイチ理解できませんでした。
ただ単に似ていただけ?

あぁ~、ずっと気になっていたワンコのハリー。
助かって良かったです。
あのまま地下室に置き去りなんて事になったら、後味悪い映画になっちゃいますからね。
しかも助けるのが、家族の他の誰でもなく、ジョージだと言うのが良いじゃないですか。
奥さんのキャシーなんて、「ハリーなんていいわよ」みたいな態度だったですし。
結局、君はそう言うヤツなんだな!?
ハリー、恐怖のあまり腰抜けて、最後はジョージに抱っこでした。

悪魔は、まだあの家に棲んでいて、時を経て誰かが住むのを静かに待っているのでしょうか。



★リメイク版 『悪魔の棲む家』(2005)のレビューは、こちら
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by by569 | 2006-02-28 10:30 | ア行
■”アイデンティティー” 「IDENTITY」 2003年・米
アイデンティティー

■監督 シェームズ・マンゴールド
■脚本 マイケル・クーニー

■キャスト
ジョン・キューザック (エド→元刑事)
レイ・リオッタ (ロード→刑事)
アマンダ・ピート (パリス→娼婦)
ジョン・ホークス (ラリー→モーテル管理人)
アルフレッド・モリーナ (マリック医師)
クレア・デュバル (ジニー→若いカップルの彼女)
ジョン・C・マッギンレー (ジョージ・ヨーク→ファミリー・父親)
レイラ・ケンズル (アリス・ヨーク→ファミリー・母親)
ブレット・ローア (ティミー・ヨーク→ファミリー・息子)
ウィリアム・リー・スコット (ルー→若いカップルの彼氏)
ジェイク・ビューシイ (ロバート→囚人)
レベッカ・デモーネイ (キャロライン→女優)
プルイット・テイラー・ヴィンス (マルコム・リバース)


<あらすじ>
激しい嵐の夜。
とあるモーテルで足止めとなった見ず知らずの男女11名が、次々と不可解な死を遂げる。
彼らは、ふとしたキッカケで、自分たちの共通点に気づく。



おおぉ~、良かったです。
エンディングが近づくほど、あまりの面白さに、興奮して手が震えたました。

まず、映画の最中は、まったり~する時間はありませんよ。
序盤から、テンポ良し!展開早し!
時間がさかのぼったり、また戻ったり、頭がゴチャゴチャになりそう~
絶対にトイレ休憩なんてしてはいけませんよ。
一気に観るのがポイントです!

レビューなどを見ると、意外と評判が良くないんですね。
こんなに面白いのに!
何で?

「映画」に対しては、あまり期待し過ぎず、前評判に左右されず、無知のままに、頭を真っ白にして、与えられた上映時間を堪能したいと思ってます。
すると、思った以上に素晴らしい作品に出会えるものですよ。
まあ、オチを想像するのも楽しいですけどね。

自分としては、どんな映画もそれなりには面白いと感じてます。
本当に心から「面白くなかった」と感じた作品は、ホンの数本だけです。(あるのかよ!)

(WOWOWにて鑑賞)



<ネタばれに突入です>

主役のジョン・キューザックを初めて観たのは『シュア・シング』(1985)。
バリバリの青春映画でした。
この手の映画は、あまり好みじゃないので絶対観ないのですが、どうして観たのか??
何かの同時上映だったのかもしれません。

甘い顔立ち、少年のような、大人のような、微妙な感じが魅力の彼でしたね~
・・・って、今も、少年のような、オッサンのような、変な顔じゃん!!
と言う事で、あまり好きな俳優さんではありませんでしたが、この作品で、彼が、モーテルから現実に戻った時の驚き、戸惑いの表情が巧いな~と感じました。
やはり長年ハリウッドで活躍する俳優さんだけありますね。(今頃、褒めてます)

この映画に、レベッカ・デモーネイが出演していたのですよ!
知ってました?
全く!!気づきませんでした。
映画を観終わった後、キャストを見て、初めて、レベッカ・デモーネイが出てたって知ったんです。
一体どれが彼女だったんだ??
あの役デモネ~、この役デモネ~。。
って遊んでる場合じゃなく、本当にどの役?ってくらい影が薄いんです。
ちょっとショックでした。
なんと言っても、一番最初に殺されてしまう女優さんですから。
その後は全く登場しませんし。
レベッカ・デモーネイの顔も知ってるつもりでしたが、どうして判らなかったのか。
もう一度よ~~く観て確認してみたいです。

この作品、じっくり見てみると、いろいろとヒントが散りばめられています。
残念ながら、観ている時は「なんで?」くらいにしか気づかない馬鹿な自分です。

例えば。。
囚人のロバートが逃げて逃げて逃げまくり、ライトアップされたちょっとした繁華街(って言って良いものか?)に辿り着き、ダイナーに逃げ込みますが、そのダイナーが、どうして今までいたモーテルのダイナーなのだ?
ロバート、結構走ったよね~
何で?

あと、ロード刑事が、ジャケットを羽織るシーン。
ジャケットの下に着てるシャツの背中に、どうして穴開いてんの?
破けてるの気づかずに着てるのかい?

なんて、真面目に考えてしまった。。

徐々に理由が判って来ますので、途中でたくさんの疑問を抱いて下さった方が、より一層楽しめるかもしれません。

最後の最後に犯人の姿が明らかに。

出たなーーー!!
お前が犯人か!
しかし、何だってまぁー。
主役は、永遠の少年の顔をしたオッサンだったけど、犯人は、既にやや中年入ってる子供…
そのきっちり7:3は、最初からヤバイと思ってましたよ。
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by by569 | 2006-02-27 21:02 | ア行

エイリアン 「Alien」

■エイリアン 「Alien」 1979年・米
エイリアン

■監督 リドリー・スコット
■原案 ダン・オバノン
■脚本 ダン・オバノン

■キャスト
トム・スケリット (ダラス船長)
シガーニー・ウィーバー (リプリー)
イアン・ホルム (アッシュ)
ジョン・ハート (ケイン)
ヤフェット・コットー (パーカー)
ヴェロニカ・カートライト (ランバート)
ハリー・ディーン・スタントン (ブレット)

<あらすじ>
宇宙貨物船ノストロモ号の乗組員が、ある星で、エイリアンの卵を発見!
卵から孵ったエイリアンが乗組員の顔にはり付いてしまい、そのままの状態で、船内に運び入れてしまった事から、乗組員とエイリアンとの戦いが始まる。



この映画は大好きな作品の一つ!
はっきり言って、60~70回は観たと思います。

この作品との一番最初の出会いは、小学生の頃だったかな。
テレビで放送したものをビデオに撮っておいて、暇を見つけては観ていました。
とにかく、飽きずに何度でも観られる映画なのです。
その後、パート2~4まで作られましたが、個人的にはやはりパート1が良いですね!

現在だったら、もっともっと迫力ある映像を作れると思いますが、これが1979年製作だったのが、より良かったのかもしれません。
派手過ぎず、凝りすぎず。。
しかし、単調かと言うとそんな事はなく、展開にドキドキし、手に汗握る興奮を覚えたものです。

本当にエイリアンの成長は早いですね。
小さい蛇くらいの大きさが、数時間で人間以上。
そのアイデアも、カッコイイ~エイリアン♪

H・R・ギーガーの創りだすエイリアンに一目ぼれして、パソコンゲームソフト『ダークシード』買っちゃいましたから。
これ、彼のデザインオンリーのゲームソフトなのです。
エイリアンのようなキャラクターが、わんさか登場!
内容も、題名の通り、ダークな感じで進んで行きます。
ただ、残念な事に、途中で行き詰まってしまって、エンディングを観ずして途中終了。
いまだにちょっと心残りです。。

ゲームの話しは置いといて!
(誰も『ダークシード』なんて知らないと思うし。。)

この『エイリアン』とは、もうかれこれ20年以上の付き合いですが、原案、脚本がダン・オバノンだと知ったのは本当に最近なのです。
ダン・オバノン。。
初めて観た彼の作品は、『バタリアン』(1985)です。
監督&脚本を手掛けています。
とっても怖い状況なのに、何故かユーモアがある。
しかしラストは核爆弾。。
きっついですね。

その後も、『スペース・バンパイア』(1985)、『スペース・インベーダー』(1986)、『トータル・リコール』(1990)などの作品の脚本を書いています。
全部映画館で観ましたが、どの作品も面白くて、いまだに印象に残ってますね~
そのダン・オバノンが『エイリアン』の原案・脚本だったなんて。
なんか妙に感激。

また、製作に加わっているウォルター・ヒル。
彼も、後に『48時間』(1982)&『48時間PART2』(1990)の監督、『エイリアンVS.プレデター』(2004)の製作、もちろん、エイリアンシリーズ2~4の製作も行っています。

79年頃は、無名、または、知る人ぞ知る程度の人物だったかもしれませんが、やはり名作には、後々に有名になる才能ある方の名前が連なっているものなのだ。。と感じました。

(WOWOWにて鑑賞)



<ここからはネタバレあります>

『エイリアン』は、内容が3部に分かれているような気がします。

1)未知の信号をキャッチして、ある惑星に降立ち、調査をする。
2)自分たちの貨物船に連れて来てしまったエイリアンが活動し始め、戸惑いながらも捕獲しようと努力する。
3)乗組員が居なくなり、単独でエイリアンと向き合うリプリー

この当時は、シガーニー・ウィーバーは無名で、『エイリアン』でだいぶ知名度をあげましたよね。
映画が始まってからも、リプリーは、それほど目立っていません。
だいたい、3部に分かれているストーリーの第3ストーリー辺りから、やっとリプリーが活躍します。
(。。。って、当たり前!リプリーしか生きてないし)

しかし、リプリーがたった一人になってからの展開が最高に面白いです。

脱出用シャトルで逃げる前に、エイリアンが居る貨物船ごと爆破しようと決心。
時限爆破装置をセットして、いざ、脱出用シャトルへ!
おぉ~脱出用シャトルへの通路にエイリアンがぁ~
また戻って、時限爆破装置の解除をしないと!
時間切れで解除が出来ない。
貨物船が爆発してしまうので、またまた脱出用シャトルへ!!

あ~、この辺りが、本当に心臓バクバクです。
もしも自分だったら、このまま貨物船&エイリアンと一緒に心中しちゃおうか…と諦めてしまいそう~


最後に、『エイリアン』での一番の助演男優賞は、猫のジョーンズ氏に決定♪
台詞なくして、目の動きだけで訴えかけるあの演技。
ただ者ではないですぞ。
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by by569 | 2006-01-13 20:06 | ア行