小六のB級A画館 by569.exblog.jp

ジュリアス・シーズー・小六です。ほぼネタばれ有り、ややB級寄りだから、ご注意を。ここでは気に入っている映画&海外ドラマを紹介してます。画像・イラストの無断持ち出しは禁止でございまする。


by by569
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カテゴリ:サ行( 70 )

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■空から赤いバラ 「FATHOM」 1967年・英

■監督 レスリー・H・マーティンソン
■製作 ジョン・コーン
■原作 ラリー・フォレスター
■脚本 ロレンツォ・センプル・Jr
■音楽 ジョン・ダンクワース

■キャスト
アンソニー・フランシオサ (ピーター・メリーウェザー→中国政府の秘密工作員)
ラクエル・ウェルチ (ファゾム・ハーヴィル→スカイダイビング選手)
ロナルド・フレイザー (ダグラス・キャンベル大佐→連合国防衛本部)
グレタ・チー (ジョー・メイ・スーン→工作員)
トム・アダムス (マイク→ホテルオーナー)


<あらすじ>
スカイダイビングコンテストの会場で、突然、「水爆の起爆装置の在りか探って欲しい」と連合国防衛本部の大佐に依頼されるファゾム。
戸惑いながらも、言われるままに行動する内に、背後に別の事件が見え隠れし始め…



何となくテレビを観ていたら、この作品がちょうど始まるところ。
全く期待せずに観始まり、結局は最後まで観てしまいました。
いや~、面白かったですよ~

とにかくファゾム役のラクエル・ウェルチが魅力的でした。
上空から舞い降りる美女を表現した邦題「空から赤いバラ」も粋です。


秘密工作員ピーター役に、『訣別の街』(1996)のアンソニー・フランシオサ
スカイダイビングの名選手ファゾム役に、『三銃士』(1973)のラクエル・ウェルチ
『コクーン』(1985)に出演のターニー・ウェルチは、ラクエルの娘です。
ファゾムに捜査の依頼をするダグラス役に、『飛べ!フェニックス』(1965)のロナルド・フレイザーなど。

(WOWOWにて鑑賞)



<空から赤いネタバラバラ>

昔の映画なので、現在のような凝ったストーリー展開や、派手なアクションなどは期待できないかもしれませんが、いやいやどうして、一気に観てしまった2時間でしたよ。

とにかく、ラクエル・ウェルチがステキですね~
この作品で初めて知りました、この女優さん。
何となく、峰不二子が実際に居たら、ラクエル・ウェルチくらい魅力的なのかも?と思ってしまいました。

『コクーン』(1985)に出演したターニー・ウェルチは、ラクエルの娘だそうです。
やはりお母さんには負けるかな…?


さて物語りは、突然ダイビング会場に登場した大佐に、「水爆の起爆装置を探してほしい」と依頼されたファゾム。
彼女は、捜査を進めるうちに、起爆装置捜査は囮で、実はファイヤードラゴンなる明朝時代の宝を手に入れたがっていると気付きます。

で、大佐が怪しいのか?
それとも工作員があやしいのか??
戸惑うファゾム。

でもね~完全に工作員のピーターの方が、イケメンでスマート。
大佐はどう見ても悪党顔なんだよね~(^^)


あ、誰が見ても判ると思うんですが、闘牛に追いかけられているファゾムは、完全に女装してる男です。
「これ、コメディーだったのね」って感じ。
妙にウケてしまいました。
ツボ…
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by by569 | 2007-09-17 20:52 | サ行
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■死刑台のエレベーター 「ELEVATOR TO THE GALLOWS」 1957年・仏

■監督 ルイ・マル
■製作 ジャン・スイリエール
■原作 ノエル・カレフ
■脚本 ロジェ・ニミエ、ルイ・マル
■音楽 マイルス・デイヴィス

■キャスト
ジャンヌ・モロー (フロランス・カララ)
モーリス・ロネ (ジュリアン・タヴェルニエ)
ジョルジュ・プージュリー (ルイ)
ヨリ・ヴェルタン (ヴェロニク→ルイの彼女)
ジャン・ヴァール (シモン・カララ→フロランスの夫)


<あらすじ>
開発会社の社員ジュリアン・タヴェルニエと、その会社の社長夫人フロランス・カララは愛し合っていた。
二人の愛に邪魔なフロランスの夫シモン・カララを自殺に見せかけて殺そうと計画するが…



だいぶ昔、子供の時に観て、ずっと印象に残っていた作品です。
今観てみると、「あり得ねー」と思ってしまうシーンもあったのは確かですが、やはり良い映画ですね~

カララ商会の社長夫人フロランス役に、『ぼくを葬る』(2005)のジャンヌ・モロー
フロランスと恋に落ちるジュリアン役に、『太陽がいっぱい』(1960)のモーリス・ロネ
モーリスは、癌のため55歳と言う若さで亡くなっています。
ジュリアンの車を盗んでしまうルイ役に、『禁じられた遊び』(1951)のジョルジュ・プージュリーなど。

(NHK衛星第2にて鑑賞)



<以下、ネタバレてます>

あ~、フランス映画って独特の雰囲気がありますよね。
しかも古い映画になればなるほど…
気だるい空気が画面を通してこっちにやって来ます。


まず、タヴェルニエもフロランスも暗い!
既に疲れきっている虚脱感とでも言いますか。
完全犯罪を試みる勇気を持っているはずなのにね。
もっとこう何ちゅ~の?
ギラギラした感じはないのか!?(無いね)

だって、犯行時刻が何時なのか判らないけど、まだ外明るいぜ、タヴェルニエさん。
向かい側のビルから丸見えだし。
車だってビュンビュン通行してるし。
良いのかい?


ロープを引っ掛けて社長室までよじ登り、急いで戻って…
そのまま帰んのかよっ!!
ロープは?

車に乗り込んだ瞬間、ビルに垂れ下がったロープを見つけ、回収しに…
そのまま車離れんのかよっ!!!
エンジンつけっ放しで?

モタモタしてたら、ビルの電源切られちゃったよぉ~
車盗まれちゃったよぉ~

これはマズイでしょう。


わたくし、考えてみたんですが、一体どこがいけなかったのか。
社長を殺害した時点では、完全犯罪は成功していた訳ですからね。
やはりロープを忘れた事か…
ちょっと待って下さいよ~
あのロープって先が鉤状になってましたよね?
ロープを伝って自分の階に降りてから、そのロープを外す事って結構難しくないでしょうか。

どうあがいても捕まる運命かなぁ


そんな危険を冒すくらいなら、不倫のままでも良かったのにね。
不倫なんて許されない時代?
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by by569 | 2007-08-29 20:36 | サ行

西遊記

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■西遊記 2007年・日

■監督 澤田鎌作
■製作 亀山千広
■脚本 坂元裕二
■音楽 武部聡志

■キャスト
香取慎吾 (孫悟空)
深津絵里 (三蔵法師)
内村光良 (沙悟浄)
伊藤淳史 (猪八戒)
水川あさみ (凛凛)
大倉孝二 (老子)
多部未華子 (玲美)
谷原章介 (文徳)
三谷幸喜 (国王)
小林稔侍 (劉星)
鹿賀丈史 (金角)
岸谷五朗 (銀角)
南原清隆 (ニセ孫悟空)
倖田来未 (ニセ三蔵法師)
草彅剛 (ニセ沙悟浄)
猫ひろし (ニセ猪八戒)


<あらすじ>
天竺を目指す三蔵一行の目の前に現れた砂漠の国「虎誠」。
以前は緑豊かな国であったが、妖怪金角と銀角の呪いにより、緑は枯れ、国の財宝は盗まれ、国王と王妃は亀に姿を変えられていた。
王女の玲美の頼みで、金角銀角退治の旅に出掛ける三蔵一行であったが…



香取孫悟空になってからは、一度も観た事がなかったんですよね~
それがっ!
同僚から「試写会当選の通知が来たけど行けないから」って…
わたくしにくれるんですか??
ありがとうございます。
行って参ります…

全体的に、客のガキんちょの割合が多かったです。

あっ、ちなみに…
古い話になりますが、堺正章孫悟空は観てました。

(それって一体、何年前よ)

(映画館にて鑑賞)



<ここから、ネタバレマジックよ>

子供が好きそうな話しですよ。
悪い奴に悪さされて困っている人を助けよう!!
悟空頑張れ~
みたいな。

わたくしもすんご~く小さな頃は、夢中で観ました。
堺正章孫悟空を。
恐らく今観ると、なんでこんなのが怖かったのかな?って思うような内容かもしれないけれど、子供心に結構怖くてね~
バックで流れるゴダイゴのメロディーと、タケカワユキヒデの声がまた良かった。

今回の主題歌を担当している「MONKEY MAJIK」も、ゴダイゴの雰囲気を引っ張りつつ、上手くオリジナル性を持たせ、作品にマッチしていました。
嬉しかったです~
エンドロールには、「ガンダーラ」も歌ってくれたし…


さて、内容ですが…
悪者を退治し、国王と王女を、亀から人間に戻してくれた孫悟空。
(これで終わり?)
はい、これに尽きますな。

金角銀角も頑張りました~。
彼らのメイクも怖いです。
お前ら、誰だよっ!
岸谷五朗は、徐々に「あ、確かに岸谷五朗だね~」って判ってきたけど、鹿賀丈史は微妙~


これだけは言いたい!
昔から三蔵法師って、夏目雅子が演じたり、今回は深津絵里、ニセ三蔵は倖田来未。
何で女なの?
ちびっ子は、素直に「三蔵って女なんだぁ」と思ってしまいますよ。
男だっちゅ~の。
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by by569 | 2007-08-05 19:31 | サ行
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■惨劇の週末 「ARTE DE MORIR.EL」 2000年・スペイン

■監督 アルファロ・フェルナンデ・アルメロ
■製作 フランシスコ・ラモス
■脚本 フアン・ビセンテ・ポスエロ、フランシスコ・ハビエ・ロヨ
■音楽 ビンゼン・メンディザバル

■キャスト
フェレ・マルティネス (イヴァン→カメラ店勤務)
マリア・エステヴェ (クララ→イヴァンの彼女)
ゴスタヴォ・サルメロン (ナチョ→芸術家、4年前に失踪)
アドリア・コラード (カルロス→クラブバー経営)
ルシア・チメネ (パトリシア→クララの親友)
エルサ・パターキー (カンデラ→ショーガール)
セルジオ・パリス=メンチェッタ (ラモン→警備員)
アドルフ・フェルナンデス (ルイス→ナチョの父)


<あらすじ>
ナチョ、イヴァン、クララ、カルロス、パトリシア、ラモン、カンデラたちは、学生時代からの友人。
今から4年前にナチョが突然行方不明になる。
しかし、真実は、みんなでキャンプへ出かけた際、悪ふざけでナチョを袋に詰めプールへ投げ入れたのだった。
すぐに浮かんで来るだろうと見守っていたが、結局ナチョは水死。
事件の発覚を恐れた6人は、ナチョをキャンプ場に埋めたが、最近になって、イヴァンはナチョの姿を目撃するのだった。



スペイン映画はあまり馴染みがありませんが、独特の雰囲気が漂っていて良い!!
なんか、はまりそうです。

あまり知っている俳優さんは居ませんね~
ただ、イヴァン役は、『オープン・ユア・アイズ』(1997)のフェレ・マルティネスでした。
髪の毛がちょいと薄い印象ですな…
まだ若いでしょうに。

(レンタルビデオにて鑑賞)



<以下ネタバレしてます>

みんなでキャンプも良いけどさ~
キャンプって言うと、テント張って、自炊して…のイメージなんですが、この人たち、ただ単に廃墟に忍び込んだヤンキー風ですね。
その上、友達の1人を袋に詰めてプールに投げ入れるって。
イケマセン、そんな事をしては。


4年経って、みんながナチョの事件を忘れた頃、警察に捕まった麻薬常習犯が、ナチョの身分証を持っていた事で、昔の記憶が蘇ってきます。
もう6人はヒヤヒヤものでしょう。
ナチョの身分証を持っていたという事は、もしやナチョが生きているのでは…

6人は、昔ナチョを埋めたキャンプ地に再び戻り、彼の遺体が埋まっているか確認します。

『遺体がない!!』

その後、次々と事故や事件で命を落としていく友人たち。
さて~、ナチョの仕業なのか?

何となくみんなの亡くなり方が、夢の中の出来事のような、現実感がないようなイメージです。
命を落とす瞬間は、自分以外誰も居ない時。
助けを呼んでも、人っ子1人居ない…
ナチョの怨念がそうさせるのだろうか。

ついに、イヴァンとクララしか残らず。
2人は助かるのでしょうか。


クララが目を覚ますと、そこは病院。
いや~、クララの母親のセリフには驚いた!
「昨日キャンプへ行き火事にあった。病院へ運ばれたのは、つい2~3時間前よ」って、そんなバカな。
キャンプから帰って来てから、もう何週間も経っているはず。

恐らく、みんなが見ていた映像は、死ぬ間際の走馬灯状態だったか?
生死の境をさまよっている彼らの命を、死の側へ後押ししたのはナチョ。

ただクララだけ生かしておいたのは、ナチョの本心のような気がします。


クララの病室を訪ねたクインタナ刑事に向かって、果たしてクララは罪を全部告白したのか、それとも胸の中にしまったままなのか。
告白するのか!?…の瞬間に映画が終わってしまったぁ~

さぁ~どっちだ??
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by by569 | 2007-06-23 22:23 | サ行
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■潮風とベーコンサンドとヘミングウェイ 「WRESTLING ERNEST HEMINGWAY」 1993年・米

■監督 ランダ・ヘインズ
■製作 トッド・ブラック、ジョー・ワイザン
■脚本 スティーヴ・コンラッド
■音楽 マイケル・コンヴァーティノ

■キャスト
ロバート・デュヴァル (ウォルター→理髪師)
リチャード・ハリス (フランク→元海兵隊)
シャーリー・マクレーン (ヘレン・クーニー→管理人)
サンドラ・ブロック (エレーン→ダイナーのウェイトレス)
ミコール・マーキュリオ (バーニス→ダイナーのウェイトレス)
パイパー・ローリー (ジョージア→映画館の女)


<あらすじ>
孤独な老人、ウォルターとフランクは公園で偶然知り合う。
ウォルターは、近所のダイナーに勤めるエレーンの事が気に入っていて、毎日2度ベーコンサンドを食べに行っていた。
その話を聞いたフランクは、エレーンに会ってみたくなり、ウォルターと共にダイナーへ向かうのだった。



とにかく素晴らしい映画!!
この映画を観た人は、全員気に入るのではないでしょうか。
素晴らしいキャスト陣を揃え、この感動ストーリーなのに、何故、劇場未公開作なのか。
全く理解出来ません~
勿体ない…


監督は、『愛は静けさの中に』(1986)、『ドクター』(1991)のランダ・ヘインズ

ウォルター役に、『テンダー・マーシー』(1982)でアカデミー主演男優賞を獲得したロバート・デュヴァル
フランク役に、『ザ・フィールド』(1990)でアカデミー主演男優賞にノミネートされたリチャード・ハリス
彼は、ハリーポッターシリーズの第1作「賢者の石」と第2作「秘密の部屋」の魔法学校の校長先生役でも有名ですよね。
残念ながら2002年に悪性リンパ腫でお亡くなりになっています。
また、『バイオハザードⅡ アポカリプス』(2004)で、アシュフォード博士を演じたジャレッド・ハリスは、リチャード・ハリスのご子息です。

フランクの住むアパートの管理人ヘレン役に、『愛と追憶の日々』(1983)でアカデミー主演女優賞を獲得したシャーリー・マクレーン
ウォルターお気に入りのエレーン役に、『スピード』(1994)のサンドラ・ブロックなど。

(NHK衛星第2にて鑑賞)



<以下ネタバレです>

なんて、なんて素晴らしいストーリーなんでしょう。
わたくし、映画を観てジーンと来てもそんなに泣く事はありませんが、この映画ではっきり言って涙が出てしまいました。

笑いあり、ユーモアあり、涙あり。
こんなに心温まる気持ちになったのは久々です。
(いつも首がぶっ飛んだり、内臓飛び散ってるB級映画ばかりなので…)


心の奥底に、悲しみや孤独感を背負っている老人2人が、偶然に知り合い、意気投合し、色々な所に出掛け、裸になって川泳ぎし、はしゃぎまくる。
スクリーンに映し出される2人はもちろん老人。
しかし何故か少年に見えてしまうほど無邪気です。


ウォルターは、冷静で曲がったことが嫌い。
脱いだ服をきちんと折り畳んだシーンや、いつも決まっている頭髪や服装からも判りますね。
フランクは、とにかくハチャメチャ。
アロハに短パン、トレードマークは帽子と黒い靴下か?

全く正反対の性格のようでいて、これがまた気が合うんですよね。
この2人が少しずつお互いの色に染まっていく様が繊細に描かれています。


いつしか無二の親友になった時、突然の別れが…

フランクの「人生はあっという間」の言葉が胸に沁みます。
本当にその通りですね…
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by by569 | 2007-05-01 20:52 | サ行
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■スケルトン・キー 「THE SKELETON KEY」 2005年・米

■監督 イアン・ソフトリー
■製作 マイケル・シャンバーグ、ステイシー・シェア、イアン・ソフトリー、ダニエル・ボブカー
■製作総指揮 クレイトン・タウンゼント
■脚本 アーレン・クルーガー
■音楽 エド・シェアマー

■キャスト
ケイト・ハドソン (キャロライン・エリス→看護師)
ジーナ・ローランズ (ヴァイオレット・デヴロー→豪邸に住む老女)
ジョン・ハート (ベン・デヴロー→ヴァイオレットの夫)
ピーター・サースガード (ルーク・マーシャル→デヴロー家の弁護士)
ジョイ・ブライアント (ジル→キャロラインの親友)


<あらすじ>
「週1000ドルで住み込み介護人求む」
人里離れた屋敷に住むベン&ヴァイオレット老夫婦。
脳梗塞で倒れ全身麻痺のベンの介護のため、住み込みで介護するキャロラインだったが、その屋敷には鏡が全くなく、魔除けのレンガ屑が撒かれ、全体的に不気味な空気が漂っているのだった。



すごく面白い!!
良いっ!!!!!
どうして日本未公開なんだか不思議です。
こう言う作品を取り入れなくて一体何をしてる!
勿体無い…


監督は、『光の旅人 K-PAX』(2001)のイアン・ソフトリー

看護師のキャロライン役に、『あの頃ペニー・レインと』(2000)でアカデミー助演女優賞にノミネートされたケイト・ハドソン
彼女は、ゴールディ・ホーンの娘だそうです。
あまり似てませんね。
豪邸に住む老女ヴァイオレット役に、『グロリア』(1980)でアカデミー主演女優賞にノミネートされたジーナ・ローランズ
ヴァイオレットの夫ベン役に、『エレファント・マン』(1980)でアカデミー主演男優賞にノミネートされたジョン・ハート
彼の名を聞くと、わたくしは、『エイリアン』(1979)を思い出すんですよね~
『エイリアン』大好き!
デヴロー家の弁護士ルーク役に、『ニュースの天才』(2003)でゴールデン・グローブ助演男優賞にノミネートされたピーター・サースガードなど。



<はいっこれ!ネタバラシテン・キーよ>

ラストはこう来たか!!(←えっ?もうオチの話?)

なんて奥が深いんだ。
オチを知ってから、映画の最初から記憶を辿って、あれは、ああなったから、今こうなって~と、いろいろ考えを巡らせ楽しめますよ。


まずは、ヴァイレットより語られるこの豪邸の過去から始まります。

"今から90年も前、銀行家のソープは、言葉巧みに騙して財を成した資産家であり、その当時、黒人の召使い(セシールとシスティファイ)が居た。
召使いは、病気を治す術を身につけていて信頼もあったが、ソープはそんな事は全く興味が無く彼らに辛く当たっていた。

ソープの幼い子供たち(マーティンとグレース)は召使いの呪術に興味があり、ある日、屋根裏部屋である儀式を行なった。
その儀式を目撃したソープは激怒し、召使いのセシールとシスティファイを木から吊るし、みんなの目の前で焼き殺したと言う。

ソープ夫妻はその後、破産し自殺をはかった"


そして、そして~


"残った子供たちマーティンとグレースはこの屋敷に1962年まで住んでいたが、管理が大変になり売却。
ベン&ヴァイオレット夫妻がこの屋敷を購入。
そして現在に至る"


さて、ヴァイオレットの夫ベンの看護の為に雇われたキャロライン。
ほぼ全身麻痺のベンだったが、何かを必死にキャロラインに訴えようとしている素振りが…

「どうしたの?何に怯えてるの?」
この言葉に、動かない指を必死に動かしヴァイオレットを指差すベンでした。

なるほど!
ここまで観ると、奥さんのヴァイオレットが何らかの方法でベンをこんな体にしたんだな。
一体どうやって?と思ったんですが。


まさか…まさか…

「いけにえ」は命をとられる訳ではなく、交換だったのです。
肉体の交換。
あれほど恐怖に包まれていたベンは、本当のベンじゃない…
いや、外見はベンだ。
しかし中身がベンじゃないのです。
あぁ…今考えただけでもゾワゾワします。


このオチまで来て、やっと、90年前の過去を考えるんです。

子供たちに呪術を教えていたセシールとシスティファイは、父親ソープが儀式を発見した時には既に入れ替わっていた。
と言う事は、見世物的に焼き殺されたのは、召使いではなく、自分の子供たちだったと言うことです。
あくまで外見は召使いだが。
恐ろしい…


「夫の看護人を雇うなら南部出身の人」と、やけに南部の人間にこだわるヴァイオレット。
昔の田舎にはよそ者を嫌煙するような閉鎖的な感じがありましたが、今の時代に南部女じゃないとダメだなんて、時代錯誤もいいトコだよ~と思いましたが。

また「入れ墨はあるか」なんて聞くのも、今の時代、入れ墨してる女の子だって居るだろ~って感じ。

とにかく考えが古いな~という印象はありました。
古いはずだ…
90年前の人だもんね。

実際、キャロラインに入れ墨があるかどうか、彼女が風呂に入る時に穴から覗いてたし。

所々に「そう言えば!」と言うシーンもありましたね~
キャロラインとルークが2人っきりで部屋に居た所に、突然ヴァイオレットが入って来て嫉妬するような表情をしたり…
そりゃ嫉妬もするかぁ
旦那さまはさっさと若い体を手に入れたのに、自分は老体のまま。
しかも旦那さまがピチピチギャルのキャロラインと接近したように感じたら、そりゃ焦りますね。


最後に、キャロラインの変化にジルが気づいてくれないかなと、ちょっと期待したのですが。
ジルの目の前でキャロラインがタバコでも吸い始めれば、ジルも違和感覚えたかもしれませんね。
それは叶いませんでした。

ルークのジルを見る目が、な~んかイヤな感じ。
ヴァイオレットが、「本当は黒人が良かった」って言ってたのが気になりますぅ。
まさか、次はジル?



ここで、ちょい疑問

寂れたガソリンスタンドにキャロラインとルークが立ち寄った際、ドアの前にレンガ屑が撒かれていたにもかかわらず、ルークはどうして線を越えて部屋に入事が出来たのだろうか?
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by by569 | 2007-04-15 21:01 | サ行

サイン 「SIGNS」

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■サイン 「SIGNS」 2002年・米

■監督 M・ナイト・シャマラン
■製作 フランク・マーシャル、サム・マーサー、M・ナイト・シャマラン
■製作総指揮 キャスリーン・ケネディ
■脚本 M・ナイト・シャマラン
■音楽 ジェームズ・ニュートン・ハワード

■キャスト
メル・ギブソン (グラハム・ヘス→牧師)
ホアキン・フェニックス (メリル・ヘス→グラハムの弟・元野球選手)
ロリー・カルキン (モーガン・ヘス→グラハムの息子)
アビゲイル・ブレスリン (ボー・ヘス→グラハムの娘)
チェリー・ジョーンズ (キャロライン保安官)
M・ナイト・シャマラン (レイ・レディ→獣医)
パトリシア・カレンバー (コリン・ヘス→グラハムの妻)


<あらすじ>
町のみんなから信頼されていた牧師のグラハム。
しかし半年前の妻コリンの死によって、神の存在に疑いを持つようになり、牧師の職を離れた生活を送っていた。
ある日、自宅前に巨大なミステリーサークルが現れ、身辺で奇妙な出来事が起こり始める。



とにかくこの作品、叩かれまくっていますよね。
だから、とって~~も観るのが楽しみだったんです。
果たして…

監督は、『シックス・センス』(1999)でアカデミー監督賞&脚本賞にダブルノミネートされたM・ナイト・シャマラン

キャストは、
牧師グラハム役に、『リーサル・ウェポン』シリーズのメル・ギブソン
グラハムの弟メリル役に、『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』(2005)でアカデミー主演男優賞にノミネートされたホアキン・フェニックス
彼は、かの有名なリヴァー・フェニックスの弟です。
グラハムの息子モーガン役に、『ユー・キャン・カウント・オン・ミー』(2000)でインディペンデント・スピリット新人俳優賞にノミネートされたロリー・カルキン
彼は、マコーレー・カルキンの弟です。
顔がソックリよ!
グラハムの娘ボー役に、『リトル・ミス・サンシャイン』(2006)でアカデミー助演女優賞にノミネートされたアビゲイル・ブレスリン
キャロライン保安官役に、『ヴィレッジ』(2004)でクロック夫人役を演じていたチェリー・ジョーンズなど。

(民放テレビで鑑賞)



<ここからネタバレしてます>

わたくしは、どうしてこの作品がそんなに叩かれてしまうのかが不思議。
実はとても感動したのです。
前評判が悪いと聞いていれば聞いているほど、面白く感じるというのも一理あるかもしれません。

M・ナイト・シャマラン監督の作品を観終わった後、いつも同じような感覚に襲われます。
壮大な物語がついに終わりを告げたような静寂と、長~い小説を読み終えたような達成感を味わうんですよね~
実は、『ヴィレッジ』の時もそうでした。

だから、わたくしは好きです、この監督。


さて・・・物語は、ある町に住むグラハムと言う牧師の話。
最愛の妻を亡くすというのは、耐え難い悲しみでしょう。
しかも予期せず突然に居なくなってしまう訳ですから、神の存在を信じられなくなるもの判ります。
その中で危機が発生し(今回の危機はエイリアンでしたが、実際は何だって良いと思うんです)、家族をまた失うかもしれない恐怖、その中に小さな光を見つけ好転。
その好転も、ただラッキーなだけではない。
神の存在を感じるものだった…

グラハムの妻コリンが、まるで未来を予知するかのような言葉を残し逝き、娘ボーもやはり未来に起こりうる夢を見る。
この映画は、まさにファンタジーであると思います。


M・ナイト・シャマランのセンスを感じたのは、まず家族構成。
何故だっ!何故、グラハム&コリン夫婦、長男モーガン、長女ボーの4人家族ではダメなの?
何でここに、弟が必要なんだ!
そこが妙に可笑しい。

またこの家族の会話も良いんですよ。

普通の映画やドラマって、Aさんの会話の後にBさん、その後にCさん…ってな感じで自然に流れて行きますよね。
しかしこの作品では、AさんとBさんが話している会話に、全然違う話題をCさんが振って、Cさんの質問にAさんが答える。
しかしBさんは、まだ前の話をAさんに振る…みたいな。

映画的には、この会話の交差はNGなのかもしれなけど、実際の家族ってこうでしょう。
いろんな話題がゴチャゴチャと交差してるはず。
これが普通…


いや~本当にレビューを見ると、ほとんどの人が「駄作」なんて言ってますね。
わたくし、みんなが「シャマランはダメだ」と叩くほど、妙にシャマランを注目してしまう天邪鬼。

それにしても、叩かれながらもレビューの数は桁外れです。
これはシャマラン監督の策略であって、知らず知らずに、世界中のみなさんがその策略に嵌まっているのかもしれませんよ。
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by by569 | 2007-04-06 20:29 | サ行
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■小説家を見つけたら 「FINDING FORRESTER」 2000年・米

■監督 ガス・ヴァン・サント
■製作 ショーン・コネリー、ローレンス・マーク、ロンダ・トレフソン
■製作総指揮 ジョナサン・キング、ダニー・ウルフ
■脚本 マイク・リッチ
■音楽 マイルス・デイヴィス

■キャスト
ショーン・コネリー (ウィリアム・フォレスター→孤独な老人)
ロブ・ブラウン (ジャマール・ウォレス→高校生16歳)
F・マーレイ・エイブラハム (ロバート・クロフォード教授)
アンナ・パキン (クレア・スペンス→ジャマールの同級生)
バスタ・ライムズ (テレル・ウォレス→ジャマールの兄)
エイプリル・グレース (ジョイス→ジャマールの母)
マイケル・ピット (ジョン・コールリッジ→ジャマールの同級生)
マイケル・ヌーリー (スペンス博士→クレアの父)


<あらすじ>
ニューヨーク・ブロンクスで、仲間とバスケに明け暮れる日々を送っていた高校生のジャマール。
バスケ仲間に、近所に住む怪しい老人の家に忍び込むよう言われ、ジャマールは窓から侵入するが、慌てて自分のリュックを置き忘れてしまう。
後日、老人の家の窓から投げ捨てられたリュックをジャマールは家に持ち帰り、中身を確認すると、ジャマールが書いた詩に対して、びっしりとコメントが書き添えてあるのだった。
一体あの老人は何者なのか?



たった16歳の黒人少年と、偏屈老人の交流劇。
とにかく感動…
オススメです。

監督は、『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』(1997)でアカデミー監督賞にノミネートされたガス・ヴァン・サント

キャストは、
孤独な老人だが、実は…?謎の老人ウィリアム・フォレスター役に、『アンタッチャブル』(1987)でアカデミー助演男優賞を獲得したショーン・コネリー
ジャマール少年役に、『コーチ・カーター』(2005)のロブ・ブラウン
ジャマールの通う学校の教授クロフォード役に、『アマデウス』(1984)でアカデミー主演男優賞を獲得したF・マーレイ・エイブラハム
ジャマールの同級生クレア役に、『ピアノ・レッスン』(1993)でアカデミー助演女優賞を獲得したアンナ・パキンなど。

こんな事を言っては失礼かもしれませんが、ショーン・コネリーって結構髪の毛がフサフサなんですね。
薄いイメージだったんですけども…あれ?

(WOWOWにて鑑賞)



<以下ネタバレ>

とにかく良い!
幸せを感じる作品でした。

オープニングは黒人のラップ、エンディングは名曲で〆。
ここにもセンスを感じます。


ショーン・コネリー演じる偏屈じいさんの所に、何故か通い詰める16歳の黒人少年。
始めは会話もなく、なんか…居心地悪そうだな~って感じがするのですが、それでも不思議にジャマールは学校が終わるとウィリアムの家へ直行します。

お互いに、何か近いもの、共鳴するものがあるのかもしれません。

いつしかウィリアムはジャマールへ、ものを書くことの「いろは」を教え、ジャマールの作文の才能は、より一層飛躍。

しかし、その成長ぶりに疑問を持ったクロフォード教授が何だかんだとイチャモンつけ始まり、彼の才能の芽をつぶしにかかります。
実際、こんな先生って居るよなぁ。
すっかり指導者と言う立場を忘れてます。

はっきり言って、ジャマールに嫉妬しているんでしょう?

クロフォードの奴め~
なんとかギャフン(←死語?)と言わせてやる~
と思ったら、ウィリアムがギャフンと言わせてくれました!
あぁ~スッキリしたぁ

メイラー高校にウィリアムが登場し、朗読した時は泣きました!

もしも、ウィリアムが居なかったら、このままジャマールの才能はつぶされていたかも知れません。


ウィリアムもジャマールも、お互いの存在が、日常をガラッと変えてしまう出会いだった訳ですね。


このまま枯れて滅びるだけの人生を送っていたウィリアム。
最後に素晴らしい夢が見られた事に拍手。

人生、本当に何があるか判らないものですね。



★ちょっと疑問

最後に自転車でメイラー高校を去るウィリアム。
交通渋滞の中をスイスイと自転車こいでましたが、あの後ろ姿は、ショーン・コネリーではないような?
もしや、スタントさん?


↓ここっ、注目!!

その1.ロバーツ&カーター事務所の弁護士・サンダーソン役を、マット・デイモンが演じています。
しかし観た時は、全くマット・デイモンだと気づきませんでした。残念ながら…
わたくし、マット・デイモンの事は知っているつもりですが、う~ん、彼ってどうもインパクトが無いんですよね。

その2.図書館のアシスタント役を、ガス・ヴァン・サント監督が演じています。

是非チェックしてみて下さい!
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by by569 | 2007-04-05 20:38 | サ行
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■終身犯 「BIRDMAN OF ALCATRAZ」 1962年・米

■監督 ジョン・フランケンハイマー
■製作 スチュアート・ミラー、ガイ・トロスパー
■原作 トーマス・E・ギャディス
■脚本 ガイ・トロスパー
■音楽 エルマー・バーンスタイン

■キャスト
バート・ランカスター (ロバート・F・ストラウド→終身犯)
カール・マルデン (ハーヴィー・シューメイカー→アルカトラズ刑務所長)
セルマ・リッター (ストラウド夫人→ロバートの母)
ネヴィル・ブランド (ランサム→レヴンワース刑務所看守)
ベティ・フィールド (ステラ・ジョンソン→ロバートの妻)
テリー・サヴァラス (フェト・ゴメス→囚人)
エドモンド・オブライエン (トム・ギャディス→この映画の原作者)


<あらすじ>
ロバートに、殺人罪で死刑の判決が下る。
だが、死刑制度反対派の大統領夫人にロバートの母親が懇願したお陰で、ロバートは死刑を免れれた。
その代わり、終身独房生活、他人との交流は一切行なわず、食事も独り、休憩時間の屋外運動も独りという日々を送っていた。
ある雨の日に、ロバートが屋外で休憩していた所、落ちた鳥の巣に1羽のスズメのヒナを発見。
その日以降、ロバートは必死になってヒナを育て始めるのだった。



なんと、素晴らしい映画なのでしょう。
久々に感動しました。
特に派手な演出も盛り上がりも、ないと言えば、ない。
しかし何とも言えぬ良い雰囲気が漂ってる作品なんです。

監督は、『セコンド/アーサー・ハミルトンからトニー・ウィルソンへの転進』(1966)でカンヌ国際映画祭パルム・ドールにノミネートされたジョン・フランケンハイマー。
彼の作品として、『フレンチ・コネクション2』(1975)、『RONIN』(1998)などがあります。

主演は、この『終身犯』(1962)でヴェネチア国際映画祭男優賞を獲得したバート・ランカスター。

その他のキャストとして、アルカトラズ刑務所長ハーヴィー役に、『欲望という名の電車』(1951)でアカデミー助演男優賞を獲得したカール・マルデン
ロバートの母親役に、当作品でアカデミー助演女優賞にノミネートされたセルマ・リッター
ロバートがレヴンワース刑務所に居る時の看守ランサム役に、『第十一号監房の暴動』(1954)で英国アカデミー男優賞にノミネートされたネヴィル・ブランド
ロバートがレヴンワース刑務所に居る時の隣の房に居た囚人ゴメス役に、当作品でアカデミー助演男優賞にノミネートされたテリー・サヴァラス
当作品の原作者トム・ギャディス役に、『裸足の伯爵夫人』(1954)でアカデミー助演男優賞を獲得したエドモンド・オブライエンなど。

(NHK衛星第2にて鑑賞)



<ここからネタバレでっす>

ロバート役のバート・ランカスターは、この作品で、若き青年役から70歳代まで役をこなしています。

ロバートの若かりし頃は血の気が多く、自分の意志が通らないとカッと頭にして、暴れたり、物を壊したり。
しまいに、看守を刺殺。
この時点で、ロバートは要注意人物としてマークされ、死刑が言い渡されます。

ここで頑張ったのはやっぱり母親ですね。
でも大統領夫人に相談して、ある殺人犯の判決を死刑から終身刑に覆す事って、実際出来るのでしょうか?
それともこの時代は可能だったという事?
この辺りは疑問ではありますが、ま~映画なのでそんなに厳しく突っ込むつもりもありません。

死刑を取り消す代わりに、彼は終身独房生活で、誰とも会話が出来なくなってしまいます。


そんな時、彼の元に神様からの贈り物が…

嵐の中、ピーピー鳴いているスズメのヒナを見つけたロバート。
「生き物なんて絶対に刑務所長に反対されるよ~」と思ってたら、OKだって!
昔って、意外に寛大だったのですね。

ヒナを育てやがて成鳥に。
それからと言うもの、刑務所内で小鳥を飼う事がブームになります。
育てられない~と言う囚人のSOSが出ると、その小鳥はロバートの房へ…
いつしかロバートの部屋中、鳥小屋だらけ。


ロバートと小鳥の交流を描くだけではなく、この作品では、囚人同士、または囚人と看守の繋がりも盛り込まれていて、やはり人間はたった独りでは生きていけない生き物なんだと痛感。


何十年と言う長期にわたる小鳥の飼育を通じて、ロバートはついに鳥類愛好家の間ではカリスマ的存在になってしまうんですね~
まさに鳥類学博士ですよ。

その後、残念ながら、アルカトラズ刑務所に移送されてからは小鳥の飼育は禁止されてしまいます。

生涯、刑務所から出る事が叶わなかったロバート。
しかし、彼は生涯を通して、たくさんのものを世に広め、名声を手に入れた訳です。
たとえそこが刑務所だったとしても…
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by by569 | 2007-03-26 21:10 | サ行
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■サイバーネット/ハッカーの逆襲 「HACKERS」 1995年・米

■監督 イアン・ソフトリー
■製作総指揮 イアン・ソフトリー
■脚本 アファエル・モロー

■キャスト
ジョニー・リー・ミラー (デイド・マーフィー/クラッシュ/ゼロ・クール)
アンジェリーナ・ジョリー (ケイト・リビー/アシッド・バーン)
ジェシー・ブラッドフォード (ジョーイ)
マシュー・リラード (エマニュエル/シリアル・キラー)
ローレンス・メイソン (ポール/ロード・ニコン)
レノリー・サンティアゴ (ラモン/ファントム・クリーク)
フィッシャー・スティーヴンス (ベルフォード/ザ・プレーグ→ギブソン保安担当)
アルベルタ・ワトソン (ローレン・マーフィー→デイドの母)
ダレン・リー (レザー)
ピーター・Y・キム (ブレイド)
ロレイン・ブラシコ (マーゴ→ギブソン幹部)
ウェンデル・ピース (リチャード・ギル捜査官)
マイケル・ガストン (ボブ捜査官)
マーク・アントニー (レイ捜査官)


<あらすじ>
少年デイトは、天才的なコンピューターの技術を使って、ネットに侵入しウィルスをばら撒いた。
その影響でウォール街全体がパニックに陥り多大な被害を被り、デイトの両親は多額の賠償金を払わねばならず、デイトは18歳になるまで一切キーボードに触れてはならない判決を言い渡される。
それから7年後、晴れて18歳になったデイトは、徹夜でコンピューターをし、楽しい高校生活を送っていたのだが、大企業の天才保安担当でありハッカーのベルフォードに汚名を着せられるはめに…



いつもこの手のコンピューター系の映画を観ると、コンピューターに強いのって良いな~と羨ましく思います。

監督は、『光の旅人 K-PAX』(2001)、『スケルトン・キー』(2005)のイアン・ソフトリー。

キャストは、天才ハッカーのデイド役に、『トレインスポッティング』(1996)のジョニー・リー・ミラー。
同じく天才ハッカーのケイト役に、『17歳のカルテ』(1999)でアカデミー助演女優賞を獲得したアンジェリーナ・ジョリー。
この『サイバーネット』で共演したジョニー・リー・ミラーとアンジェリーナ・ジョリーはその後に結婚、しかし残念ながら4年後の1999年に離婚しました。

デイドとケイトの友人には、『父親たちの星条旗』(2006)のジェシー・ブラッドフォード、『スクリーム』(1996)のマシュー・リラードなど。

劇場未公開作です。

高校生のネットハッカーグループと、大企業に所属する天才ハッカーとの対決!
若きアンジェリーナ・ジョリーに注目~

(レンタルビデオにて鑑賞)



<以下ネタバレです>

この作品を通じて結婚したと思われる、アンジェリーナ・ジョリーの最初の旦那様、ジョニー・リー・ミラーとの共演作です。

ジョニー・リー・ミラー…
う~ん、あまり良く知らないなぁ~
最近の彼の作品は、『イーオン・フラックス』(2005)で、わたくしこれ観たんですけれどもねー
なんか彼の印象があまりありませぬ。
トレヴァー8世の弟オーレンの役だったらしいですが。


さて、今から7年前、若干11歳の若さでウォール街を恐怖のどん底に陥れた天才ハッカー少年デイト・マーフィー、通称ゼロ・クール。
コンピューターに一切接触してはならない判決を言い渡され、いつしか世間もゼロ・クールの存在を忘れかけ…

晴れてデイトも18歳になり、転校し、心機一転、高校生活を謳歌している所、はやり類は類を呼ぶ…
あっという間にデイトの周りにはネットに詳しい学生が集まってきます。

そして、あの有名なゼロ・クールが、今目の前に居るデイトだと知って、ネット仲間一同驚愕…
ネット界ではまだまだ伝説的存在なのですね。

デイトの仲間のジョーイが偶然にもギブソンのコンピューターに侵入でき、”ゴミ箱”の中身をコピーしてしまったから、さ~大変!

ギブソン社の天才保安担当のベルフォードが、高校生ネットハッカーグループの存在に気づき、デイトの仲間たちが次々逮捕されてしまいます。

このどさくさに紛れて、ベルフォードはタンカー事故を引き起こし、金を要求。
自分だけ金を手にし高飛びする計画を思いつきます。

それらの罪を全て高校生ハッカーグループのせいにしようとするベルフォードと、陰謀を暴こうとするデイトたち。

これが、なかなか面白いんですよ~


面白い事は認めるんですがね、自分の頭脳処理能力が追いつかなくて、ストーリーだけがテンポ良く進んで行ってしまい、まじヤバイ…
な~んか、もしかして置いてきぼり状態っての?

十分楽しめた感はあるものの、やや消化不良気味感も残る。
あっ、誤解のないように~
この消化不良気味は、作品のせいではありませんよ!!

あくまで、わたくしの脳細胞の死滅化が加速してるって事ですので、ご安心を。
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by by569 | 2007-03-23 20:11 | サ行