小六のB級A画館 by569.exblog.jp

ジュリアス・シーズー・小六です。ほぼネタばれ有り、ややB級寄りだから、ご注意を。ここでは気に入っている映画&海外ドラマを紹介してます。画像・イラストの無断持ち出しは禁止でございまする。


by by569
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カテゴリ:タ行( 37 )

■ツイステッド 「TWISTED」 2004年・米/独
ツイステッド

■監督 フィリップ・カウフマン
■製作 バリー・ベーレズ、アン・コペルソン、アーノルド・コペルソン、リン・ラドミン
■製作総指揮 スティーヴン・ブラウン、マイケル・フリン、ロビン・マイシンガー
■脚本 サラ・ソープ
■音楽 マーク・アイシャム

■キャスト
アシュレイ・ジャッド (ジェシカ・シェパード捜査官)
サミュエル・L・ジャクソン (ジョン・ミルズ→ジェシカの恩師)
アンディ・ガルシア (マイク・デルマルコ捜査官)
デヴィッド・ストラザーン (フランク→カウンセリング医師)
ラッセル・ウォン (ジェシカの上司)
カムリン・マンハイム (リサ→科学捜査官)
マーク・ペルグリノ (ジミー→元同僚)
タイタス・ウェリヴァー (ベッカー捜査官)
D・W・モフェット (レイ・ポーター弁護士)
リチャード・T・ジョンズ (ウィルソン→ジェシカの元相棒)
リーランド・オーサー (カトラー容疑者)


<あらすじ>
日々のストレスや過去のトラウマから、毎晩酒を飲み、バーで男を誘っているジェシカ。
ある日、連続殺人が発生。
2人の遺体が立て続けに発見されるが、どちらの被害者男性も先日ジェシカが誘った男だった。
しかもジェシカは、深酒が原因で事件当夜の記憶が全くなかった。



いや~なかなか良かったですよ。
アシュレイ・ジャッドもサスペンス作が多くなって来ましたね。
これからも面白い息詰まるサスペンス作を観せてもらいたいものです!
是非、期待!!

監督は、『存在の耐えられない軽さ』(1988)のフィリップ・カウフマン。
キャストは、ジェシカ役に、『五線譜のラブレターDE-LOVELY』(2004)でゴールデン・グローブ女優賞にノミネートされたアシュレイ・ジャッド。
ジェシカの上司ミルズ役には、『パルプ・フィクション』(1994)でアカデミー助演男優賞にノミネートされたサミュエル・L・ジャクソン。
ジェシカのパートナー・マイク役に、『ゴッドファーザーPARTⅢ』(1990)でアカデミー助演男優賞にノミネートされたアンディ・ガルシア。
カウンセリング医師フランク役に、『グッドナイト&グッドラック』(2005)でアカデミー主演男優賞にノミネートされたデヴィッド・ストラザーンなど。

「TWISTED=事実が歪められた・ねじ曲げられた」と言う意味

(WOWOWにて鑑賞)



<以下ネタバレですのでご注意を>

優秀な警察官だった父親が、母親を殺害後に自殺…という悲しい過去を封印し、サンフランシスコ市警の捜査官としてバリバリ働くジェシカ。
しかし女性と言うだけで偏見の目で見られ、同僚からの嫌がらせなどのストレスから、夜な夜なバーに出掛けては男を物色。

その後、自分と関係を持った男性が立て続けに2人、遺体で発見される事件が発生します。
男性が殺されたと思われる時間に、自分は一体何をしていたか?と考えても、記憶は一切なし!
家で酔いつぶれて気を失っている状態です。

だいたい2人とも自分が関係を持った男で、且つ、事件当夜はいつも酔いつぶれていてアリバイが不確定って…
君っ!
酒をとりあえず止めなさ~い。
絶対に飲むなとは言わない、せめてこの事件が解決するまでの期間くらいは酒断ちしてもいいんでない?

その上、男を拾うのが趣味って…
日替わりで男が違うの?
病気うつっちゃったら、相手が誰だか判らなくならないですか。

う~ん、いまいちジェシカに共感できない部分もあり。


サミュエル・L・ジャクソンもアンディ・ガルシアも、最近、怪しい役が多いので、どちらかが今回の連続殺人事件に絡んでるのかな~と想像できたけど、最後までどっちが悪役なのか判らなかったです。
あまり勘の良い方じゃないので~(^^)わたくし…


「ジミーがジェシカの元彼だった」のシーンや、「日曜日に家に来い」とレイ弁護士がジェシカを誘うシーンの時に必ず居たのがマイクだったから、マイクの方が怪しいかも?と思ってたんですけどね~
当ってなかった…


1つ残念だと思った事は、被害者の耳の裏に血痕が付着していて、それは犯人のものである可能性が大きいって言ってたのに、あれは何にも生かされてないの?
ジェシカは、その耳の裏の血痕が自分の血液ではないかと心配になり、血液を提供。
その血液からレイプドラッグが検出されたお陰で、ジェシカは事件当夜は体が動かない状態だったからシロだったと証明された訳ですが。

結局、犯人の血痕が、誰かの血液と一致した!みたいな衝撃のシーンはなかった。
残念~
その血痕がミルズと一致したのかも知りたかったしねー

また、お向かいに住む老婆も、後々絡んでくるのかと読んでいたんですよ。
これも全然当ってなかったな~
ただの怪しい婆さんだったのね。


ストーリーとはあまり関係ございませんが、ジェシカが護身用に訓練していた柔スティック。
あれは、ジャパニーズポピュラーアイテムなのかい?
知らないけど…
妙に気になってしまったです。


それにラストの翻訳も恥ずかしかったぁ~(汗

ジェシカ 『ごめんなさい、あなたがホシだと思ってたの』
マイク 『これからは、きみの星☆だよ!』
って、どうなの、これは?

実際の英語を聞いてみたら『Guyガイ』って言ってるんですよね。
『あなたが悪いヤツ(Guy)だと思ってたの』
『今度はきみの男(Guy)になるよ』
みたいな感じですかね~

まあ、本物も翻訳も似てるっちゃ~似てるけど、「翻訳家に座布団一枚!」みたいな翻訳は…
エヘヘ、ちょいと恥ずかしいですな…(^^A
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by by569 | 2007-02-11 20:02 | タ行
■ダイヤルM 「A PERFECT MURDER」 1998年・米
ダイヤルM

■監督 アンドリュー・デイヴィス
■製作 ピーター・マクレガー=スコット、クリストファー・マンキウィッツ、アーノルド・コペンソン、アン・コペンソン
■脚本 パトリック・スミス・ケリー
■音楽 ジェームズ・ニュートン・ハワード

■キャスト
マイケル・ダグラス (スティーヴン)
グウィネス・パウトロー (エミリー→スティーヴンの妻)
ヴィゴ・モーテンセン (デヴィッド→エミリーの愛人)
サリタ・チョードリー (ラケル→エミリーの同僚)
デヴィッド・スーシェ (モハメド・カラマン刑事)
コンスタンス・タワーズ (エミリーの母)


<あらすじ>
妻エミリーの不倫を知った夫スティーヴンは、妻殺しを、なんと妻の不倫相手デヴィッドに依頼。
しかし殺害は計画通りには行かなかった…



アルフレッド・ヒッチコックの名作『ダイヤルMを廻せ!』(1954)のリメイク版です。
しかしオリジナルとは少し内容が違うようですね。

監督は『逃亡者』(1993)でゴールデン・グローブ賞にノミネートされたアンドリュー・デイヴィス。

キャストは、豪華ですよぉ!
『ウォール街』(1987)でアカデミー主演男優賞を獲得したマイケル・ダグラス、『恋におちたシェイクスピア』(1998)でアカデミー主演女優賞を獲得したグウィネス・パウトロー、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのアラゴルン役で一躍有名になったヴィゴ・モーテンセン、『レディ・イン・ザ・ウォーター』(2006)のサリタ・チョードリーなど。

みなさんのレビューを見ると「眠くなった」とか「つまらない」などと言ってますね。
いえいえ、そんな事ないです。
面白かったですよ。

いつも思うのですが、わたくし、他の方よりも許容範囲が広いのかな…



<さっそく"ネタ"をばらせ!>

超金持ちって、良いような悪いような。

夫スティーヴンもお金持ちではあるんでしょうが、事業に成功した金持ちですね。
その点、奥さんのエミリーは、お金持ちの令嬢。
しかも桁外れの資産家。

もしも彼女が亡くなったら1億ドルが夫の手に入るとか…
1億円が手に入るんじゃないですよ、1億ドルですよ。
100億円です。
そりゃ、スティーヴンも頑張っちゃいますね。

スティーヴンがデヴィッドに向かって発した言葉。
「妻の前から姿を消してくれ。または、50万ドルで妻を殺害してくれ」
って、どうなのこの選択は。

もしもデヴィッドが「はい判りました。姿を消します」って言って、陰でまた逢ってた…と言う設定だったらどう?
今までいろんな資産家からお金を巻き上げ、もうお金は要らないや~って思ってて、エミリーの事は本当に好きだから会っちゃおう~みたいな。
ヴィゴ・モーテンセンはそんなキャラじゃないか…


スティーヴンに、エミリーの殺害を依頼されたデヴィッドは、やはりどうしてもエミリーの事は殺害できそうもなく、学生時代の同級生にエミリー殺害を依頼します。
気になって事件現場へ行って見ると、袋詰めされた遺体が運び出される所を目撃してしまい、デヴィッドは完全にエミリーが死んだものと…

しかしその後、エミリーから電話が入り、あの慌てた感じと安堵の声で、やはりデヴィッドはエミリーを愛していたのかな…と感じました。
確かにお金は欲しいけれど、それとは別にエミリーの事は特別な存在だったのではないでしょうか。
そう思いたいですが。


エミリーも、スティーヴンの巧みな言葉に騙されそうになったり、デヴィッドを疑いかけたりしましたが、やはり自分の感を頼りに一人で調べ始めます。
エミリーが、誰かに言われるまま鵜呑みにするような女じゃなくて良かったですね~
心のどこかに、「本当にスティーヴンは怪しくないんだろうか?」の疑惑と、「デヴィッドは本当に自分を騙したんだろうか?」の信じたい気持ちが、彼女を行動させたのでしょう。


最後にデヴィッドは、スティーヴンが殺人依頼した時の録音テープを、スティーヴン宛に郵送していましたよね。
エミリー宛ではなくて。
だから、デヴィッドは本当にそのままエミリーの前から姿を消すつもりだったと考えられるのでは?
しかしスティーヴンは、デヴィッドにエミリーの心を奪われただけでも超頭に来てるのに、40万ドルまで奪われてたまるか!って嫉妬心むき出しで殺害。

狂気に襲われた表情させたら、マイケル・ダグラスはホント巧いですね。


全然関係ないんですけど、マイケル・ダグラスの口元って、どうも入れ歯を外した爺ちゃんの口元に見えちゃうんですよね。
あ、こんな事言ったら怒られてしまいそうですね。
失礼しました。
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by by569 | 2007-02-02 13:33 | タ行
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■デイ・アフター・トゥモロー 「THE DAY AFTER TOMORROW」 2004年・米

■監督 ローランド・エメリッヒ
■製作 ローランド・エメリッヒ、マーク・ゴードン
■製作総指揮 ウテ・エメリッヒ、ステファニー・ジャーメイン
■原作 ローランド・エメリッヒ
■脚本 ローランド・エメリッヒ、ジェフリー・ナックマノフ
■音楽 ハラルド・クローサー

■キャスト
デニス・クエイド (ジャック・ホール→気象学者)
ジェイク・ギレンホール (サム・ホール→ジャックの息子)
エミー・ロッサム (ローラ・キャプマン→サムの友人)
ダッシュ・ミホク (ジェイソン・エヴァンス→ジャックの同僚)
ジェイ・O・サンダース (フランク・ハリス→ジャックの同僚)
セーラ・ウォード (ルーシー・ホール→ジャックの妻)
オースティン・ニコルズ (J・D→サムの友人)
アージェイ・スミス (ブライアン)
タムリン・トミタ (ジャネット)
イアン・ホルム (テリー・ラプソン教授)


<あらすじ>
地球温暖化によりスーパーストームの寒波が北半球全体を覆う事態が発生。
寒波の予想をしていた気象学者のジャックは、緊急に会議を開き、少しでも南に逃げるよう指示。
しかしジャック自身は、ニューヨークに居る息子サムを救う為、北へ向かうのだった。




寒い!
この映画は寒すぎる!!
豪雪地帯に住む映画ファンのみなさん、あえて冬の今、この映画を観てみてはいかがでしょうか。
映画観ているだけで凍えますんで。


監督は『インデペンデンス・デイ』(1996)のローランド・エメリッヒ。
製作総指揮のウテ・エメリッヒは、ローランド・エメリッヒ監督の妹です。

さて、キャストは、『エデンより彼方に』(2002)でゴールデン・グローブ助演男優賞にノミネートされたデニス・クエイドや、『炎のランナー』(1981)でアカデミー助演男優賞にノミネートされたイアン・ホルムなどのベテランを筆頭に…
『ブロークバック・マウンテン』(2005)でアカデミー助演男優賞にノミネートされたジェイク・ギレンホール。
『オペラ座も怪人』(2004)でゴールデン・グローブ女優賞にノミネートされたエミー・ロッサムなど、若手ながらも実力者を揃えた豪華キャストによるパニック超大作でございます!

(WOWOWにて鑑賞)



<ここからネタバレしてます>

いやー本当にこの映画は寒い!
観ているだけで寒さを感じますね~

スーパーストームには、台風の目のように「目」があるんです。
台風の目に入ると、一瞬風が止みますが、スーパーストームの目に入ると、マイナス600度(って言ってたっけ?)の世界を体感できます。
(つ~か、体感してる間もなく、即行凍死ですよね)


NYに襲ってくる高波は迫力の映像でした。
恐ろしい~
波にさらわれた人数も相当居たと思います。
わたくし、水が苦手。
あの状況が恐ろしくて堪りません!
そして寒さにも弱いのだった。
この映画の状況、自分にとって苦手なものばかり。
最悪…
でも作品自体はとても面白かったですよ~

この悪天候の中で、力強く生きていたのは狼でした。
君たち、スゴイよ、本当に!!


サムが、図書館に逃げ込んだ人たちに向かって、「ここを動かない方が良い」とアドバイスしますが、ほとんどの方が外に出て行き、南に歩き始めます。

さぁ、みなさんだったらどうします?

映画の中では、結果的に図書館に止まった人たちが助かった訳ですが、やはりあの状況では、わたくしも南に向かって歩くかもしれません。

あんな状況に置かれたら、人間って基本的に、じっと耐えて待つと言う選択よりも、自ら動こうとするんじゃないかと思うんですが。
「待っててもダメだ、みんなで歩こう!」「おぉ~!」
みたいな連帯感を求める生き物って言いますか。
どうでしょう?


やはり地球温暖化の影響って大きいんでしょうね。
映画の世界ではなく、現実にこんな事が起きてしまいそう~
あれほど繁栄していたと思われる恐竜だって絶滅した訳です。
絶滅の謎は判っていませんが、このような天変地異の可能性が一番大きいと思います。
「絶滅~繁栄~」を、地球は繰り返しているのではないでしょうか。

汚れきった地球を、地球自身が浄化するんですよ。
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by by569 | 2007-01-14 11:16 | タ行
■TATARI タタリ 「HOUSE ON HAUNTED HILL」 1999年・米
TATARI

■監督 ウィリアム・マローン
■製作 ジョエル・シルヴァー、ロバート・ゼメキス、ギルバート・アドラー
■原案 ロブ・ホワイト
■音楽 ドン・デイヴィス

■キャスト
ジェフリー・ラッシュ (スティーヴン・プライス→資産家)
ファムケ・ヤンセン (エヴリン・プライス→スティーヴンの妻)
テイ・ディグス (エディー・ベイカー→元プロ野球選手・招待者)
ピーター・ギャラガー (ドナルド・W・ブラックバーン→医師・招待者)
クリス・カッタン (ワトソン・プリチェット→家主)
アリ・ラーター (サラ→招待者)
ブリジット・ウィルソン (メリッサ・マーガレット・マー→タレント・招待者)
マックス・パーリッチ (シェクター→モニター担当)
ジェフリー・コムズ (ヴァナカット医師)


<あらすじ>
凶悪犯罪人を使って人体実験を繰り返していた元精神病院へ招待された人物たち。
この忌まわしい過去を持つ建物で「無事に1晩過ごせたら100万ドル」の言葉に目を輝かせる招待者たちだったが、突然、防犯用の鉄扉が降り、建物から出られなくなってしまう。



いやーなんちゅ~恐ろしい映画だ。
かの有名なロバート・ゼメキスとジョエル・シルバーが立ち上げたホラー映画製作会社「ダークキャッスル」の記念すべき第1回目の作品です。

みなさまもどうかご覧あれ。

出演者は、『シャイン』(1995)、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのジェフリー・ラッシュ
『X-MEN』シリーズや『ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ』(2005)のファムケ・ヤンセン
『リベリオン』(2002)、『閉ざされた森』(2003)のテイ・ディグス
『アメリカン・ビューティー』(1999)のピーター・ギャラガー
『ファイナル・デスティネーション』(2000)のアリ・ラーター
『ラストサマー』(1997)のブリジット・ウィルソンなどなど。

B級映画ながら、わたくし、出演者ほとんど知っている顔ぶれで、妙に嬉しくなってしまいました。

この作品は『地獄へつゞく部屋』(1958)のリメイクです。
オリジナルは観ていませんが、一体どんな出来なんだか。
知りたいような、知りたくないような…怖そ


<ここからネタ話しです~>

いや~何と言いますか…
夜ご飯食べながら観たら、気持ちが悪くなってしまったです。

とにかく次々人が死んでいく~
それがタタリなのかタタリじゃないのか、この辺キチンと整理しておきましょう。

まず、館を訪れた人物は、
1.エディー
2.サラ
3.ブラックバーン
4.メリッサ
5.プリチェット
6.シェクター
そして、
7.スティーヴン・プライス
8.エヴリン・プライス


殺人が起こりパニくる招待者たち。
みんなで館の謎について色々調べると…
ここは囚人対象の人体実験が行なわれていた精神病院で、ある時、囚人が医師たちを襲撃。
院内火災によってほとんど死亡したが、医師の中で5名だけは助かった…と気づきます。

そこで、昔の写真を見つけ医師の名前を確認すると!!
今日、館を訪れた人物達は、助かった医師の子孫である事が判明。

で、この子孫を呼び寄せたのが、この病院に棲む悪霊。
恐らく死んだ囚人の霊…
復讐の機会を待っていた訳です。

ちょっと待って下さいよ。
悪霊が呼び寄せたのは生き残りの子孫5名のはずですが、館に居るのは8名。
さて、誰が子孫で、誰が部外者なのか。

最初の犠牲者は、メリッサ。
彼女は悪霊に殺されましたから、悪霊に招待された生き残りの子孫と言う事ですね。

次に、モニター室で監視していたシェクター。
彼は招待された人物ではありません。
スティーヴン・プライスに監視を依頼されただけのようでしたが、何故か死んでしまったんですね~
しかも、人間業ではないような死に方。
犯人は人間なのか、悪霊なのか?
一体誰に殺されてしまったのか、ちょっと疑問です。

医師のブラックバーンですが、招待客ではありませんでした。
後に判明しますが、彼はエヴリンの彼氏で、エヴリンが呼び寄せたようです。
しかし欲深いエヴリンに殺害され死亡。
と言う事は、生き残りの子孫ではない訳です。

エヴリンは、悪霊に吸い込まれて死んでしまいます。
何故彼女が悪霊たちに殺されるのか、もしかして子孫なのか?
この時点では、ハッキリ判らないまま死亡。

悪霊は今度はスティーヴンに襲い掛かりますが…
霊がスティーヴンにあと一歩と言う時、目の前に突如プリチェットが現れ、あれは、悪霊が間違ってプリチェットを吸い込んでしまったんですよね?
ですので、プリチェットも子孫ではないのでしょう。

さて、残るは、スティーヴンとエディーとサラ。
今まで薄情な奴だと思っていたスティーヴンでしたが、エディーとサラをかばうようにして悪霊に吸い込まれ死亡。

最後まで生き残れるのは、エディーとサラでした。
エディーは、確かに生き残りの子孫でしたが、養子なのでセーフ。
しかも悪霊に対して「おれは養子だ!」と訴えたら、「あ、そうなの?」って感じに、扉を開けてあげた霊がいましたよね?
しかも笑顔で…

サラは、生き残りの子孫に成り済まして訪れただけで、まったくの部外者だったのでセーフ。

賞金は2人で山分けとなりましたぁ!


検証の結果…
生き残りの子孫5名は、スティーヴン、エヴリン、メリッサ、エディー、ジェニファー(ジェニファーになりすましたサラが代わりに来館)だったのですね~

エンドロールは一番最後まで観てくださいね。
ホントに最後の最後に、霊に襲われているスティーヴンとエヴリンが映ります!


ここで、1つ!物申す。

この映画、ビデオで鑑賞したのですが、翻訳は誰がしたのでしょう。
まだ、サラがジェニファーに成り済まして招待されていると誰も知らないのに、エディーのセリフに「おれとサラで地下室を調べて来る」って訳されていたんですよー
この時、わたくしの頭の中は「え?サラって誰?この人はジェニファーだよね?」状態…

その後になってから、「実はわたし、ジェニファーじゃないの。サラなの」って告白するシーンがありまして~

何っーーーー!!!???
全く~、翻訳の方、ちゃんと映画を観て訳してくださいよ。
ネタばらすなっちゅーの。
こらっっ!


★ 『TATARI タタリ/呪いの館』(2007) のレビューは、こちら
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by by569 | 2007-01-03 20:38 | タ行
■ドーン・オブ・ザ・デッド 「DAWN OF THE DEAD」 2004年・米
ドーン・オブ・ザ・デッド

■監督 ザック・スナイダー
■製作 リチャード・P・ルビンスタイン
■製作総指揮 アーミアン・バーンスタイン、トーマス・A・ブリス
■オリジナル脚本 ジョージ・A・ロメロ
■脚本 ジェームズ・ガン
■音楽 タイラー・ベイツ

■キャスト
サラ・ポリー (アナ)
ヴィング・レイムス (ケネス)
ジェイク・ウェバー (マイケル)
メキー・ファイファー (アンドレ)
インナ・コロブキナ (ルダ)

《モールの警備員》
マイケル・ケリー (CJ)
ケヴィン・ゼガーズ (テリー)
マイケル・バリー (バート)

《トラックでモールに来た人達》
ジェイン・イーストウッド (ノーマ)
R・D・レイド (グレン)
マット・フルーワー (フランク)
リンディ・ブース (ニコール)
ボイド・バンクス (カッター)
タイ・バーレル (スティーブ)
キム・ポイリアー (モニカ)

ハンナ・ロックナー (ヴィヴィアン→アナの隣人)
ジャスティン・ルイス (ルイス→アナの夫)
ブルース・ボーン (アンディ)
トム・サヴィーニ (保安官)


<あらすじ>

ルイスとアナ夫婦が、朝ベッドで目を覚ますと、近所のヴィヴィアンが寝室のドアの所に佇んでいた。
彼女の口元には血液が付着。
不思議に思ったルイスが、ヴィヴィアンに声を掛けた時、突然ヴィヴィアンがルイスの首を咬みちぎり、彼は死亡。
しかし、死んだはずのルイスが起き上がり、今度はアナに襲いかかろうとしていた。



昔からゾンビものは大好きでした。
この作品も、スピード感あふれ、GOODです。

主演はサラ・ポリー。
あまりメジャーではないかもしれませんが、彼女が出演した作品の中で、唯一わたくしが観ていたのは『悪魔の呼ぶ海へ』(2000)です。
劇場未公開ながら、ショーン・ペンも出演していますし、なかなか良かったと思います。
その作品でのサラ・ポリーがとても印象的で、今回の『ドーン・オブ・ザ・デッド』を観た時、一目で彼女だと判りました!

さてさて、キャストの中で珍しい名前を発見!
トム・サヴィーニ氏です。
「トム・サヴィーニ=特殊メイク」と思い込んでいたのですが、結構俳優としても活躍してるんですね。
今回の作品にも保安官役で出ているんですよ。
判りました?
わたくし、判りませんでした・・・汗
あぁ、判りたかったな~



<ここからネタに入ります~>

最近のゾンビは走ります!
これで追いかけられたら、絶対にわたくし、速効ゾンビになると思われます。
昔のゾンビは、ノ~ロノ~ロ歩いていたんですけれどもね。
ゾンビの間を走り抜けられそうなくらいでしたよ。
それがね~
どうしてこんなに発達してしまったのか?
ゾンビ界でも徐々に進化してきてるんでしょうか。

さて、この「ド-ン・オブ・ザ・デッド」は、何が原因で感染したのか…という出発点はありません。
もう気づいたら、大勢が感染してます。
唯一オープニングで、アナが勤めていた病院に、何かに咬まれた人が集中治療室にいると言うセリフはありましたが…
原因が細菌なのか薬物なのか、はっきり描かれていませんので、「ストーリーがなってない!」と感じる方も居るかもしれませんが、これはこれでいいと思います。

現実的に考えたら、そうかもしれませんね。
何が原因かなんて考える暇もなく、アナもみんなも襲われそうになったんですから。
訳が判らないまま逃げ惑い、生き延びる方法を模索し…
そのアナ達と同じ状況を体感すると考えて観れば、出発点なんてもうどうでも良いんです!

そんなゾンビ映画のお約束は?
モールに逃げ込め!!
モールは広いし、食べ物もあるし、いろんなものが揃ってるから、戦闘用や逃走用の機材も調達しやすいと来たもんだ。

モールで一息つくことが出来た人達ですが、結構人数居ます。
まず、モールに向かう、アナ、マイケル、ケネス、アンドレ、ユダ…5人。
元々モールに居た、CJ、テリー、バート…3人。
あとでトラックでモールに来た、ノーマ、グレン、フランク、ニコール、カッター、スティーブ、モニカ…7人。
15人も居るんですよ!
しかし、いろんな状況で、少しずつ亡くなっていきます。

元々ゾンビに咬まれていたユダとフランクはまず仕方がないとして、銃の撃ち合いでアンドレとノーマが亡くなったのは残念。
このような悪夢の状況下、ゾンビに襲われたなら諦めもつきますが(諦められるか!?)、全然関係ないトラブルで命を落とすなんて勿体無いですよー

父フランクがケネスに射殺された以降、娘のニコールは犬に癒しを求めます。
わたくしも犬好きなもので、この犬には助かってもらいたいな~と密かに願っていましたが、なんと!ゾンビは犬の事は襲わないのであります。
この設定、好きです。
斬新!!

『バタリアン』(1985)では、標本でさえゾンビになってたし、『バイオハザード』(2001)でも、もちろん犬はゾンビ化してました。
でも、今回は犬は自由!

その犬を使って、アンディに食料を持って行かせたのが不幸の始まり。
アンディ銃器店に犬が入って行ったのを見たゾンビが、次々とアンディの家の中に入り込み始めます。
ついにアンディも咬まれ、ゾンビ化へ。
それなのに、アンディが屋上で伝言ボードに血で何かを書こうとするあたり、人間だった時の強烈な印象は、ゾンビになってからも多少記憶に残るのかもしれません。

むむ!それはマジで、一理あるかも…
だからゾンビは犬を襲わないのか?
犬好きの人間って多いですからね。
犬は可愛くて弱いものと言うイメージがインプットされているのでは?
どう思いますか?

でもゾンビは、人間の事は平気で襲ってしまう。
これって人間の深層心理?
恐ろしいー


**********


突然ですが、ここでちょっと休憩…「ドーン・オブ・ザ・デッド」クイズ~

まずは簡単な所から…

質問1.ルダが産んだ赤ちゃんの性別は?
質問2.ニコールが可愛がった犬の名前は?

これは難しいぞ!

質問3.モールの警備員、CJ、テリー、バート、あともう1人の名前は?(ヒント=既にゾンビ化しています)
質問4.逃げ込んだモールの名前は?

さーどうでしょう。
答えは後ほど~


**********


話は戻りまして…
豪華なトラックを造り上げ、さぁ、スティーブのボートがあるマリーナまで行くぞ!!

先頭トラックに乗り込むのは、CJ、アナ、マイケル、ニコールの4人、運転はマイケル。
2台目に乗り込むのは、スティーブ、グレン、テリー、ケネス、モニカの5人、運転はケネス。

このトラックで、ゾンビの渦の中へGOGO!
ゾンビをなぎ倒し、切りつけ、大爆発。
なんて激しいのだ。

街中を2台のトラックがビュンビュン飛ばし、大丈夫かな~と思った途端、2台目のトラックが横転。
運転していたのは、ケネスです。
1台目が、2台目の横転に気づき、また後戻り!
2台目の人達を救いに向かいます。
その時、1台目の人達が目にしたのは!!

グレンとモニカの無残な姿です。

これは、グレン爺ちゃんがヤル気満々でチェーンソーを振り回し、金髪ヘアーのモニカの肩をギギギ~って切っちゃったから。
このシーンは何度見ても弱いです。

…で、ここで疑問が1つ。
モニカは、グレンのせいで死んでしまったのは判ります。
でもグレンはどうやって死んだのでしょう。
グレンの死亡シーンは無かったような気がしますが。

今度は全員が1台目に移動しマリーナまで!
またしても運転は、ケネス。
ケネスに運転させるのは止めた方が良いんじゃないのか!?
また横転でもしたら…
と思ったら、今度は、マリーナに突っ込んで危ない!
「全く、もう~」ですよ。


あんなにヤな奴と思ってたCJが、徐々に良い奴に見えてきませんでした?
良い奴…よりも、なんかカッコイイ奴かな。

最後にゾンビに咬まれたマイケルが、ボートには乗り込まず、自殺…
ここで画面は暗転します。

そして、エンドクレジットが…

その時々に、スティーブのボートに残されていたビデオテープで今の状況を録画したと思われる画面が、効果的に1枚ずつ挿入されます。
初めは、どこかの島を目指して希望を持って航行。

海に漂流しているボートを発見。
ボートにはゾンビが1体。
海にもゾンビが?

水が底をつく。食料もなくなる。

燃料が切れ、風任せに航行。

ボートのトラブルに見舞われ…

やっと、やっと、小島に辿り着き。

あぁ、何とか助かって欲しい…
しかし、島の森の奥から大勢のゾンビが。
やっぱりダメだったか~


でも待てよ。
ダメとは限らないですよね。
またボートに乗り込み、エンジンがかからないとしても、岸から離れれば何とかなるのでは?
最後には餓死するかもしれませんが。

しかし、ゾンビの映像が1枚ずつ流れる中で、アナに似たゾンビの映像が流れませんでしたか?
アナに似てるな~と思ったのですが。
是非、みなさんも探してみて下さい。



★「ドーン・オブ・ザ・デッド」クイズの答え

質問1.ルダが産んだ赤ちゃんの性別は・・・女の子
質問2.ニコールが可愛がった犬の名前は・・・チップス
質問3.モールの警備員、CJ、テリー、バート、あともう1人の名前は・・・1F噴水に居たベン
質問4.逃げ込んだモールの名前は・・・クロス・ローズ・モール

何問判りましたかぁ?
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by by569 | 2006-09-10 15:00 | タ行
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■デス・サイト 「CARTAIO.IL」 2004年・伊
■監督 ダリオ・アルジェント
■製作 クラウディオ・アルジェント
■脚本 ダリオ・アルジェント、フランコ・フェリーニ
■音楽 クラウディオ・シモネッティ

■キャスト
ステファニア・ロッカ (アンナ・マリ)
リーアム・カニンガム (ジョン・ブレナン)
シルヴィオ・マックイノ (レモ)
クラウディオ・サンタマリア (カルロ)
フィオーレ・アルジェント (ルシア)
クラウディオ・マゼンガ (マリオ)


<あらすじ>
警察官・アンナ宛に1通のメールが届く。
そこには、誘拐され、もがき苦しむ少女の姿が映し出される。
犯人からは、「ポーカーゲームに挑戦し、警察が負ければ人質を殺す。。」とのメッセージが。



久しぶりにダリオ・アルジェントの作品を観ましたぁ(ちょっと感激)
昔から大好きなんです。
映像から漂う陰鬱な雰囲気、真っ暗闇とボ~~っと浮かび上がる薄明かり、閉ざされた空間で、何かが!!

この監督の作品のイメージは、どれも似ています。
だから、ダリア・アルジェントが好きな人は、どの作品も好きだし、彼の作品が嫌いな人は、どれも嫌いかもしれません。

『サスペリア』はバレエ学校内、『インフェルノ』はニューヨークのアパート内、『フェノミナ』は女子寮など、屋内のどこか閉鎖的な設定が多く、基本的に画面が暗い。
仄かな間接照明やロウソクの火、またはライターなど、心許ない光をアイテムとして使うのが好きなのか?
だからと言って、暗がりと光の白黒効果を狙っているのかと思いきや、突然ハッとするような原色の物を配置してみたり。
その差がまた芸術的に美しいですね。

時代も現代風でありながら昔懐かしいようなレトロな感じが漂います。
観ていて何も違和感はないけれど、ちょっと隔離されたような、悪く言うと、現代から少しズレているような背景も好きです。

そして、ヒロインは可愛い!(これお約束…)
ただ、『インフェルノ』は何故か髭面の男でしたが(何でだ!?)


<ここから急にネタ話>

その点で考えると、『デス・サイト』は普通なんですよ!
みんなが集まる場所も警察署の一室で現代的。
何の変哲もないオフィス・・もちろん部屋も明るい・・で、アイテムも、怪しい古書や祟りなどは登場せず、なんと!パソコンでネットゲーム~

あぁぁ、あのダリオ・アルジェントが、時代の波に乗ってしまっている…
果たして、これで良いのか!!
いや、彼はズレている方が魅力的だ。(褒めてます!)

もちろん、ひとつの作品としては面白かったですが、ダリオ・アルジェントの作品と思って観ると、『何か少し違う』のです。

イギリスからやって来た刑事の存在意義も「??」です。
何かキーマンになるのか?と思いきや、せっかく隠れ家を見つけたのに、残念ながら速効死亡。
これは勿体無かった。
ここで殺されるのなら、この役どころ必要だったのだろうか。

イギリス刑事を唯一必要だったと思うのは、アンナ・マリ刑事だけ?
赤ちゃん授かったしね…
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by by569 | 2006-07-11 21:47 | タ行
■テキサス・チェーンソー 「THE TEXAS CHAINSAW MASSACRE」 2003年・米
テキサス・チェーンソー

■監督 マーカス・ニスペル
■製作 マイケル・ベイ、マイク・フレイス

■キャスト
ジェシカ・ビール (エリン)
ジョナサン・タッカー (モーガン)
エリカ・リーセン (ペッパー)
マイク・ヴォゲル (アンディ)
エリック・バルフォー (ケンパー)
デビッド・ドーフマン (ジェダイア)
R・リー・アーメイ (ホイト保安官)
アンドリュー・ブリニアースキー (トーマス・B・ヒューイット/レザーフェイス)


<あらすじ>
1973年8月13日、エリン、モーガン、ペッパー、アンディ、ケンパーの5人が、テキサス州の田舎道をドライブしていた時の事。
道路の真ん中をフラフラと歩いている若い女性を発見し、車に乗せるが、発作的に女性が車内で拳銃自殺を図ってしまう。
慌てた5人は、とにかく警察に連絡しようと、最寄のガソリンスタンドに立ち寄るが…



『テキサス・チェーンソー』は、個人的に大好きなトビー・フーパー監督作『悪魔のいけにえ』(1974)のリメイクです。
だいたいリメイク作って、失敗する事も多々ありですが、これは結構良かったと思います♪
かつてから『悪魔のいけにえ』ファンだったマイケル・ベイが、このリメイク作品を撮りたくて立ち上げたプロダクションの、記念すべき初作品です。
第一作にこの作品を選ぶなんて、本当に思い入れがあるんですね~
次々面白い映画を作ってほしい!
是非お願いします。

主演のジェシカ・ビールは、この映画で初めてみたのですが、とっても魅力的な方。
体力ありそう~
たった一人でも、レザーフェイスとも対等に戦えそうな力強さを感じます。
瞬発力の良さも気に入りました。
これから期待大の女優さんです!

感想は… 観ていて、痛かった、辛かった。。
これが実話を基にしているなんて、恐ろしいですよね。

ゲド・ゲイン事件。
女性を殺して、肉体を切り刻み食べ、皮を剥いで椅子やベッドに加工し、骨で家具や食器を作ったそうです。
人間の皮を剥いで自分の体に合わせて皮膚を縫い、それを被って踊ったと言うエピソードがありますが、それらの部分は『羊たちの沈黙』(1990)、『ジーパーズ・クリーパーズ』(2001)などの基にもなっています。

とにかく、ホラースプラッタ好きの自分も、途中で「あ~もう嫌だぞ~」って喋っちゃったくらい、何と言いますか、妙にストレスを感じる映画でした。
まあ、良い映画です♪(最終的に褒めるのか!?)

(WOWOWにて鑑賞)



<ここから下はネタバレです>

テキサスのとある田舎町。
この辺りは家一軒なく、歩いている人も見かけないし、車もすれ違わないですね。
荒野でキャーッと叫んでも誰もいね~し。

ガソリンスタンドのオバちゃん、荒れ果てた製粉所に居る子供、森の中でキャンプを張っている母娘。
出会う人が、み~んな殺人一家の一員なんだもの。
助けを求めても、絶対に助かる訳ないでしょう。


この家族は、外の世界との交流を絶ち、ひたすら獲物が来るのを待ってるんですね。
獲物の数は断然に少ないでしょうが、いったん近づいたら確実に獲物を捕まえる。
その為には、一家の団結あるのみ!

今回の作品はリメイクでありますが、どうして、現代版に撮り直しするのではなくて、オリジナルと同じ1973年の設定なんだろう?と疑問に思いました。

まぁ、いろいろ考えてみると、現代版にすると、電話のアイテムが活きて来なくなるんです。
この若者5人は、とにかく警察に連絡したくて、電話を探し回るうちに、殺人一家の餌食になってしまう訳で、もしも現代版だったら、5人の内には、誰かしら絶対に携帯電話持ってるはずですからね。

この電話、あらゆるシーンで登場します。
電話を掛けさせてほしいとお願いしても、ガソリンスタンドでは、オバちゃんが直接保安官と喋ると言って受話器を渡してくれなかったし、ヒューイット邸の車椅子の男もダイアルしてからエリンに受話器渡してたし、キャンピングカーに居た娘は『電話はない』って言ってたし。
ま~電話はないって言いながらも、キャンピングカーの電話は鳴ったけど。

あれらは、絶対にヒューイット家の内線電話なんだな。


主役のエリンのせいで(と言っては可哀想ですが)、危険を招く&命を落とす確率がぐぐっと高くなったような気がします。
それでいて、助かるのはエリンだけって。
仲間が悲惨。

まず初っ端から、ダメだった。
道をフラフラ歩く女性を助けよう!ってエリンが言い出して車に乗せる→女が自殺する
みんなが、自殺した女性をここに降ろして帰ろうって言うのに、エリンがダメだって頑張って保安官の所(ヒューイット邸なのですが)に向かう→ケンパーが殺される
ここから立ち去った方が良いと言う言葉を無視して、エリンは車のキーを誰にも渡さず、ケンパーを探しに行く→アンディが監禁される

何故!?と思うシーンもいくつか。
エリンが、監禁されているモーガンを支えながら逃げ、廃墟に逃げ込み隠れるシーン。
エリンとモーガン、二人で力を合わせてレザーフェイスに襲い掛かり、そのせいでレザーフェイスがチェーンソーを落とすんですよね。
モーガンは手錠を掛けられているんだから身動き取れないけど、エリンよ、何故そのチェーンソーを拾わないのだ!

あと、エリンが一人で精肉所の冷凍倉庫に逃げ込むシーン。
やっとの事で鍵を壊し冷凍倉庫内に入って隠れていると、後を追って、レザーフェイスも冷凍倉庫に入って来ます。
キャーキャー騒ぎながらも逃げ、冷凍倉庫から出た時に、エリンよ、何故その倉庫の扉を閉めないのだ!
扉を閉めて、何かでつっかえ棒でもしたら、少しは時間が稼げたと思うよぉ。

あと(まだあるの?)、精肉所のロッカーに隠れたシーン。
不意を衝かれたレザーフェイスが、誤って自分の手をチェーンソーで傷つけてしまった時、エリンよ、どうしてチェーンソーを拾って、止めを刺さないのだ!

なんか、不満たらしいコメントに何行も費やしてしまったようでイケマセン。
この映画、気に入ったんですが。
オリジナル版だ、リメイク版だと、どうこう考えずに、『テキサス・チェーンソー』と言う1本の映画として観て下さい。
面白かったですよ~。

あ、ちなみに、マイケル・ベイ製作だったので、精肉所あたりが、大爆発するかと思いましたが、爆発系は、残念ながらありませんでした。
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by by569 | 2006-01-20 13:24 | タ行