小六のB級A画館 by569.exblog.jp

ジュリアス・シーズー・小六です。ほぼネタばれ有り、ややB級寄りだから、ご注意を。ここでは気に入っている映画&海外ドラマを紹介してます。画像・イラストの無断持ち出しは禁止でございまする。


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■横溝正史シリーズ 悪魔の手毬唄 #6


<あらすじ>

ついに連続殺人犯が判明
これに尽きる!!



別所千恵子に近づく老婆
「誰?どうして私を?」

老婆が急に顔を上げる

「あなたはっ!」

逃げる千恵子に追いつき、紐で首を絞める

そこへ金田一耕助がやって来る
「ぼくはあなたの正体を知ってる!
出来れば思い違いであってほしいと思ってる
警察へ行きましょう、ぼくと一緒に」

金田一の声も聞かずに千恵子を人食い沼へ引きずり込もうとする老婆

一体何なんだ、こいつは
頭が変になってる


金田一に阻止され、1人で人食い沼に入って行く老婆

誰も老婆を止めずに、ただ見つめるのみ…


金田一と千恵子は犯人の顔を見たが何も語らない


犯人を突き止めようと、村人たちは人食い沼さらいをする

つーか、こんなに狭い村なんだからさ
誰が行方不明なのかすぐ判るじゃんね
亀の湯の女将が居ないってさ
(はっ、言っちゃった)



刑事たち「放庵の小屋の裏に草履の跡がありました!犯人は放庵ですかね~」

まだこんな事言ってるよ~(^-^;)

「いや、彼もまた犯人に殺されてますよ」金田一は寂しく呟く

それでは放庵はどこにいるのか?

「この3日間に死んだ、泰子さん、文子さん、里子さんの直前に死んでいるのは誰ですか?」
「村崎キンという76歳の女性です」


放庵宅
「いくら放庵でも、5番目の妻が別人だったら気づくだろう?」
「その謎は、これです」
金田一はサンショウウオについて調べていた
「サンショウウオは鳥目の特効薬ですから」
放庵は、鳥目だった


金田一「犯人は、栗林りんの手紙を見つけて、この犯行の計画が浮かんだんでしょう」
日和「じゃ、金田一さんの代筆した手紙の返事はどうしたんでしょう」

手紙を受け取ったり投函したりしてくれた人でしょう

「まさか、まさか…そんなぁ…」

ついに気づいたのか?日和警部


日和「放庵の遺体はどこに隠したって言うんだ?」
金田一「ロウソクは、犯行が停電中に行われたと思わせるトリックですよ。本当は、雷雨は放庵の遺体を隠したあとだ」


鬼首村には火葬の場所がない
村崎キンの墓を掘り起こす
「ぼくの推理が正しければ放庵さんは、ここに…」

金田一の推理通り、多々羅放庵の遺体は、村崎キンの棺の中にあった
村崎キンの遺体と共に…


そこに連絡が入る
「人食い沼から犯人の死体が上がりました!」


慎重に顔の泥を拭く

露になった犯人の顔を見て凍りつく

「母さん…」歌名雄は愕然とする

村人唖然…

「どうしてじゃ、母さん!!!」

本当にどうして?だよね~


ここから金田一耕助の推理が語られる

青池里子さんは、由良泰子さんが殺された晩に見かけた老婆に違和感があったに違いない
そして母の帰りも遅かった
母親が戻ってくるのを蔵の中から見てたんでしょう

老婆を目撃した里子さんに話を聞きに言った時、今まで隠していた頭巾を外したでしょう?
あれは犯人に対して謎かけをしたんです
「世間の目を誤魔化すような真似は止めてほしい」と

青池源次郎が恩田の二役をやるようになった理由は…
元活動弁士と言う肩書きでは、誰も信用してくれず商売がなりたたない
で、別人になりすまし、この村にやって来た訳です

最初は上手く行っていたが、ついに、恩田と源次郎の二役を見破ってしまった人物が居た

日和「リカさんか?」

そりゃ、違うでしょう
リカは奥さんなんだから、最初から知ってるよ


いや、放庵さんです

放庵さんは、青池源次郎が女房子供を捨てて春江と満州へ逃げようとしてる…と、リカさんに教えたはず

青池源次郎は殺害され、犯人の恩田は逃げた…と話を作ったのは放庵さんだったと思う
これで、放庵さんの生活費がどこから出てたのか判ったでしょう?

今回の事件も、犯人や動機がすぐに放庵さんに判ってしまうから、彼には死んでもらわないと困るでしょうからね

「何故こんな恐ろしい事を…」

歌名雄くんと泰子さんが結婚したいと聞いて、なんとしてでもリカさんは阻止したかったでしょうね
兄妹なんですから
恩田の娘とは絶対に結婚させる訳にはいかない
泰子さんが死んだ後、文子さんとの縁談が進んでも困る
文子さんが死んだ後も、歌名雄くんが東京に行ったら、千恵子さんと恋に落ちるかもしれない

恩田の血を引く者は全て消さなければならなかった訳です




これで無事、事件は解決した

金田一は、日和から、事件解決の賃金をもらい東京へ帰る


(おしまい~)



全6話、結構長かったなぁ
もっとコンパクトでも良かったかも?
と思ったけれど、本来は5話で終わる所を、1話追加したらしいですね

当時人気があったんでしょうかね

しかし、夏目雅子も池波志乃もきれいだ~
魅力的でしたね


「悪魔の手毬唄」は映画で観ていたので、内容はほぼ知っていましたが、犯人役の佐藤友美、結構鬼気迫る素晴らしい演技力で迫力ありました
映画版では、岸惠子です
どちらも甲乙つけがたい

映画版に軍配!は、由良家先々代未亡人、五百子役の原ひさ子だなぁ
彼女は完璧でしたよ

今回みたいに突然、毬つき始まって視聴者をビックリさせるような事もしちゃ~いませんぜ
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by by569 | 2012-08-28 00:08 | 横溝正史シリーズ
■横溝正史シリーズ 悪魔の手毬唄 #5


<あらすじ>

次なる犠牲者は別所千恵子のはずが、何故青池里子だったのか?
事件の鍵である恩田幾三の秘密がついに暴かれる



何故、別所千恵子じゃなくて青池里子なんだ?
金田一は青池四郎の写真を握り締め鬼首村に戻る



別所千恵子宅
千恵子は「気になる事がある」と日和に告白する
自分のバッグに結び文が入っていたが、それを里子が取り上げた…と

「その結び文は私を誘い出す内容だったんじゃないかしら。そうだとすると里子さんは私の身代わり!」

日和は、今夜の里子の通夜で、一芝居売ってほしいと千恵子に頼む
「明日、東京に帰るとみんなの前で言ってほしい」

そうすれば千恵子を狙うチャンスは今夜しかなくなる

囮ですね
そんな事をしたら千恵子が危ない!と誰も止めないし…


一番の謎は、里子は何故、その結び文が犯人の罠だと判っていたのに、あえてその場所へ行ったのか



日和は歌名雄に確認する「里子に結び文を渡したりはしてない?」
「何ですか?その結び文って」

日和ってば、ここで結び文の存在を言っちゃうのか?

「母さん…」
歌名雄、うな垂れながら青池リカの所へ…

日和警部に聞いちゃったんだね~

「母さん、里子は千恵ちゃんの身代わりになったんだ!
里子の葬式が終わったらボクは東京に行こうと思う。
20年前に父さんを殺され今度は里子…
こんな村に居たくない!!!!!」

そりゃ、当然だわな



里子の通夜
千恵子は日和との約束通り、「明日東京へ戻ります」と全員の前で告げる


千恵子を見張る刑事たち


一方、若者たちは山狩り

一体何の山狩りさ
犯人探し?
もう~何が何だか判らんっ!
何晩連続の山狩りっすか?




別所千恵子の自宅を見張る日和と刑事たち
そこへ金田一耕助も神戸から戻り合流

「日和警部、この事件は解決しましたよ」
「ホシは誰だ!金田一さんっ!」
「それはまだ言えない…最後の詰めが残ってます」

最後の詰めって?
犯人は誰ですか!!!
聞きたいよね~

まあ、何となく判るけど(^-^;)




仁礼家
金田一、日和、仁礼嘉平、サキエ
「サキエさん、この写真を見てください」
金田一は神戸から持ち帰った青池四郎=青池源次郎の写真を見せる
「知らない人です」

金田一は、写真にメガネとヒゲを書き入れる
「じゃ、これは誰ですか?」
「こ、これは…文子の父親です!恩田です」

やはり、源次郎と恩田は同一人物だった



深夜、亀の湯旅館の青池リカが、酔っ払った別所辰蔵を家まで送り届ける



由良敦子にも写真を見てもらう
「泰子さんの父親ですか?」
「どうしてそんな事を私に?」

結局ハッキリした返事はしない敦子だったが「違う」とは言わなかった

つーか、この時、金田一が「イエスですか?ノーですか?」って聞いたんですよ!
まあ、英語でもいいけど、どうも金田一耕助と英語って、違和感あるわ~

じゃ、源次郎=恩田を殺したのは誰なのかなぁ

しかもしかも、金田一さん、最後の詰めって何?




深夜0時
別所家を見張る刑事たち
刑事たちの目を盗み、裏口から別所千恵子がこっそり外へ出る

何で外に行くのかなぁ

30分後、千恵子の姿がない!と大騒ぎ


千恵子は人食い沼に居た

小屋からひっそり出てくる老婆

出たっっ!
老婆め
しかし、あの姿、怖いって



体が動かない千恵子

「あ…、あなたはっ!」



(第6話へつづく…)
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by by569 | 2012-08-26 00:20 | 横溝正史シリーズ
■横溝正史シリーズ 悪魔の手毬唄 #4


<あらすじ>

由良泰子、仁礼文子の父親は、どちらも恩田幾三だった
次の犠牲者は、やはり恩田の娘である別所千恵子かもしれない
しかし予期せぬ所で、第三の殺人事件が起こる




次の犠牲者の可能性が高い別所千恵子
日和は、千恵子の母春江に警告する

「しかし、恩田が人殺しするとはどうしても思えない」と春江は言う
「恩田はオシャレでしたが、しょっちゅう靴下を破いてました。中指が長いんですよ」
「そうですかぁ、ワシは親指ですがね~…んん??中指?」

警部ひらめいた!



仁礼文子の通夜
何者かが、白いバッグに手紙を入れる
この手紙により3人目の被害者が出る事になる

里子と千恵子、同じバッグなんだけど~
どっちのバッグに手紙を入れたのだ?
つーか、葬儀にあんな真っ白なバッグってありなのかい?


「あれ?この手紙何かしら?」
手紙が入れられたバッグは千恵子のだったが、里子が手紙を取りかえす
「この手紙は私のよ。歌名雄兄さんが間違って入れたんだわ」



神戸
金田一耕助は、多々羅放庵の甥吉田淳吉の家へ
手毬唄の出版物を確認すると、3番目の歌詞は「錠前屋の娘」だった
錠前屋、やはり別所千恵子だ



本多医院
日和は20年前の殺人事件、青池源次郎の検死報告の写真を確認する
足の中指はっ!!
長い…

と言う事は、20年前に殺されたのは…

「青池源次郎じゃなくて、犯人だと思われてた恩田と言う事になる」

ひ===
どんだけ恩田を探しても見つからないはずだわな


何故、青池リカは夫の遺体だと証言したのか?
偽証する理由は?



金田一、日和は、お互い電話で報告しあう
日和「殺害されていたのは、恩田だった」
金田一「次に狙われるのは錠前屋の娘、別所千恵子です」



文子の通夜が終わり、千恵子は刑事がピッタリ見張る
里子は歌名雄と一旦帰るが、「忘れ物した」と里子だけ1人別の場所へ



山道を歩く腰の曲がった老婆…
薄暗い道で誰かを待つように佇む里子…
静かに近づいた老婆は、鈍器を里子の頭に振り落とす
飛び散る血

地蔵の傍らには錠前が置かれていた



青池里子が行方不明だと知らせが入る
次の被害者は千恵子だとばかり思っていた日和は驚くが、それ以上に驚いたのは、青池リカの狼狽振りだった
リカの呆然とする風貌に驚きを隠せない日和

里子が小さい頃から人目を避けて過ごして来た蔵の中で泣き崩れるリカ


里子殺害現場には草履の足跡が残っていた



金田一は神戸の新聞社へ出向き、青池源次郎の過去について調べる
青池源次郎は、青池四郎と名乗り、当時はだいぶ女性に人気があった活動弁士だったらしい
青池四郎の写真を借りる

「そういえばまた鬼首村で人殺しですよ。被害者は青池里子ですって」

何!!
大空ゆかりでなく、青池里子?
どうして?

早く鬼首村に戻らねば!

金田一は確信した
その夜、第4の殺人が…
最後の破局が起こるに違いないと言う事を


(第5話へつづく…)
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by by569 | 2012-08-24 11:06 | 横溝正史シリーズ
■横溝正史シリーズ 悪魔の手毬唄 #3


<あらすじ>

由良泰子殺害の容疑者は多々羅放庵だったが、放庵の行方も全くつかめずに居た
本当に放庵が犯人なのだろうか
捜査が進展しないまま、次なる殺人事件が発生する




枡屋の当主由良敦子に会いに行く金田一耕助と日和警部

由良泰子が受け取った手紙の内容である「あなたのお父さんがお亡くなりになった時の秘密」とは何か?
敦子は「秘密なんて何もない!」の一点張り

しかしここで重要な情報をゲットする
「礼家の文子さんは、嘉平さんの娘じゃありません
17歳も年下の嘉平さんの妹サキエさんが産んだ子です
世間体を気にして、嘉平さんの娘と言う事にして籍を入れたんです」
「サキエさんの相手の男は?」
「お庄屋さんが言うには、サキエさんの相手は恩田です」

ええ==!?
と言う事は、仁礼文子と別所千恵子は、母違いの姉妹という事?



本多医院にて
由良泰子の死因は絞殺と判明する


泰子の通夜、今度は仁礼家の文子が行方不明となり、村人総出で捜索する
これで二晩連続の捜索活動となった

みんなお疲れ~

しかし文子を発見する事は出来なかった


翌朝
仁礼家ブドウ酒工場
酒を飲まずには居られない別所辰蔵はブドウ酒工場内へ

そこで文子の変わり果てた姿を発見する

死因は由良泰子と同様、細いひも状のもので首を絞められていた事による窒息死

文子の着物に小判が飾られ、上からぶら下げられた竿秤の皿には繭玉が乗っていた

枡屋の娘には一升枡
秤屋の娘には竿秤
漏斗と繭玉の意味は?

仁礼嘉平によると、この竿秤は仁礼家にあるものらしい


枡屋の由良敏郎が金田一に会いに来る
「泰子の葬儀の前に聴いてもらいたい手毬唄がある」と
なんでも由良家の先々代五百子の歌う手毬唄が事件と関係あるというのだ

先々代が歌いだした手毬唄
「枡で計って漏斗で飲んで~かえされた~かえされた~」
「大判小判を秤にかけて~かえされた~かえされた~」

「かえされた」とは殺されたという意味だと言う

ぼ~~っとしてた婆ちゃんが、手毬唄を歌う時にいきなり動きが早くなって超驚いた~


鬼首村に伝わる手毬唄の歌詞通りに事件が起きている
これは犯人の挑戦状だ
次の犠牲者は誰か?


過去に放庵は手毬唄を調べ、雑誌に掲載された事がある
出版元は神戸の出版社だ
しかも編集者は、放庵の甥っ子である吉田淳吉だった

その雑誌は放庵の小屋にはなかったため、金田一は第3の殺人を未然に防ぐべく、神戸へ向かう準備をする

金田一は「神戸」が鍵だと確信
青池源次郎、恩田幾三、仁礼文子の母サキエも神戸に住んでいた


文子の訃報を知り、サキエが神戸から鬼首村へ戻ってきたと知らせが入る
金田一と日和はサキエに「文子の実の父親は誰ですか?」と直球質問
「恩田です」

出た!恩田!!

文子さんが誰かに誘われて素直についていったとなると「父親の秘密を教えてあげる」と言われてたのだろう


殺されたのはどちらも恩田の娘だったか…

「大空ゆかりから絶対に目を離さないことですね。恩田の娘、ただ1人残っているのは大空ゆかりだけですから」

そう告げ、金田一は神戸へ向かう


(第4話へつづく…)
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by by569 | 2012-08-22 00:52 | 横溝正史シリーズ
■横溝正史シリーズ 悪魔の手毬唄 #2


<あらすじ>

金田一耕助が鬼首村の峠でであった老婆は果たして誰だったのか?
多々羅放庵の行方は?
何もかも謎のまま、ついに殺人事件が起きる




鬼首村にやって来た日和警部は、早速多々羅放庵宅へ

木村巡査の声が、ビビる大木にソックリじゃね?

金田一は、「この村に未解決事件があるなんて…私にこの村を紹介してくれたのは、そういう背景なんでしょう?」
日和に詰め寄ると、彼は苦笑い

20年前に、放庵が離れを貸してた恩田の遺体が発見され、
そして、今回、恩田の子である別所千恵子がこの村に帰って来た
偶然の一致だろうか

金田一が峠ですれ違った老婆は一体誰か?
恩田が青池源次郎を殺したその晩に逃げた栗林りん
もしもりんが偽者だったら?

昨夜は豪雨で停電だったが、部屋にはロウソクがある
果たして多々羅放庵は、女房だった女を見間違えるだろうか

4~5日前に多々羅宅に来た時には、「サンショウウオなんて居なかった」と金田一は記憶している

土間には草履の足跡
栗林りんという女は確かに来たのだ

放庵に届いたりんからの手紙を日和に見せる
「消印が消えてる…」


まずはりんの足取りと放庵の行方だ
村人総出で、放庵が現在住んでいた小屋の目の前にある沼を捜索
この沼は「人食い沼」と呼ばれ、沈んだものは浮かんでこないらしい


調査が進み判った事は、放庵宅から採取した血痕から猛毒検出
沢桔梗の毒だろう
また、栗林りんは、井筒屋旅館の女将が言ったとおり、確かに他界していた


金田一と日和は推理する
峠で見かけたあの老婆は?
栗林りんではない
放庵自身が老婆に化けて、その後、姿を消すって事は?
もしそうなら、目的は?

放庵は、全く金を持っていなかったにも関わらず、生活には困っていないようだった
生活費はどこから出ていたのか?
神戸に甥っ子が居るという話があるが…

ちょっとちょっと~
もしかしてもう放庵さん、出て来ないのかい?
結構好きなキャラだったんだけどなー



仁礼家で、別所千恵子の歓迎会が行われる
歓迎会に出席するため夜道を歩いてた由良泰子に近づく老婆

怖い~、近づいてくるよ=
ホラーだぜ



青池里子もお幹と共に、歓迎会に向かう
途中、夜道を歩く泰子と見知らぬ老婆の姿を目撃し、何か違和感を覚える里子

結局、その夜、泰子は千恵子の歓迎会には来なかった



深夜、村人総出で由良泰子の捜索を行う

朝になっちゃったよ~

歌名雄たち3人は、ヘロヘロに疲れきって滝に到着
水~水~
川の水を飲もうとした時、ふと滝に目を見やると!

由良泰子の変わり果てた姿を発見する


泰子は岩に横たわり
彼女の遥か上に枡が固定され、滝の水が枡に一旦入り、枡から溢れた水が、彼女の口に嵌められた漏斗に入るよう細工されていた

首には絞められた痕

事件現場の近くで、放庵の草履が発見される

これでますます放庵犯人説濃厚?
絶対に放庵さんじゃないと思うけどね~


「泰子~泰子~」
悲しいのは判るけど歌名雄そんな滝に打たれなくても
由良家の当主よりも悲しんでるよ



金田一と日和は、最後に泰子を見かけた里子とお幹に話を聞く
お幹「泰子さんは、腰の曲がった老婆と一緒だった。最初は、由良のご隠居だと思ったけど、里子さんは違うって」
「もしやその老婆は、手ぬぐいを頭にかぶり、手甲と脚絆をつけていませんでした?」の金田一の問いに、里子は何も言わず、いきなり頭巾を取る
真っ赤な皮膚が現れる

これって、どんな返事なのさ
金田一の質問の答えなの?



由良泰子の通夜
由良家の息子敏郎が金田一と日和にあるものを持ってくる
それは本に挟んであった手紙だった

内容はこうである
「あなたのお父さんがお亡くなりになった時の秘密について知りたいと思ったら、今夜8時、使いの者と来て下さい。秘密を教えてあげます。放庵」

「本当に放庵なのか?」
「いえ、放庵は手が震えて字が書けないはず」の金田一に
「それも演技だろう」と考える日和だったが…


(第3話へつづく…)
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by by569 | 2012-08-20 00:40 | 横溝正史シリーズ
■横溝正史シリーズ 悪魔の手毬唄 #1

■キャスト
古谷一行(金田一耕助)
佐藤友美(青池リカ→亀の湯旅館女将)
高岡健二(青池歌名雄→リカの息子)
池波志乃(青池里子→リカの娘)
小沢栄太郎(多々羅放庵/お庄屋)
大塚道子(由良敦子→由良家当主)
渡井直美(由良泰子→敦子の娘)
村瀬幸子(由良五百子→先々代の未亡人)
鈴木瑞穂(仁礼嘉平→仁礼家当主)
新海百合子(仁礼文子→嘉平の娘)
松村康世(咲枝→嘉平の妹)
川口敦子(別所春江→千恵子の母)
夏目雅子(別所千恵子/大空ゆかり→大スター)
矢野宣(別所辰蔵→仁礼家ブドウ園の作業員)
三戸部スエ(お幹→亀の湯旅館仲居)
日色ともゑ(井筒屋旅館の女将)
東野英心(木村巡査)
永井智雄(本多医院院長)
宍戸錠(神戸の新聞記者)
長門勇(岡山県警日和警部)
野村昭子(かね→金田一耕助探偵事務所員)



<あらすじ>

岡山県警日和氏の紹介で、殺人事件とは無縁と思われる山間の小さな村・鬼首村を訪れた金田一耕助
しかし、金田一は昔から村に住む老人多々羅放庵から、20年前に起きた殺人事件の話を聞く




昭和27年
峠を越えればすぐそこには鬼首村
岡山県警日和からの紹介で訪れたこの長閑な鬼首村がとても気に入った金田一耕助だった

映像が古い!
そこが、またなんちゅ~か怖い!



村の若者が亀の湯旅館に集まり、地元出身スター大空ゆかり(芸名)=別所千恵子の里帰り歓迎会の相談をしていた

村の若者メンツ
仁礼家の息子勝平
仁礼家の娘文子
由良家の娘泰子
亀の湯の長男歌名雄
など…

ここで金田一耕助の「語り」と言う形で、鬼首村の人物紹介があります

金田一の宿泊している旅館は「亀の湯旅館」
亀の湯旅館の女将は、青池リカ
未亡人である
リカの息子は青池歌名雄

この村は、由良家と仁礼家の2大勢力と言っても過言ではない
屋号は、由良家は枡屋、仁礼家は秤屋
しかし近年、仁礼家のブドウ酒がバカ売れし、由良家は遅れを取っている

仁礼家の当主仁礼嘉平
ブドウ酒工場長は、酒飲みの別所辰蔵
なんと別所辰蔵は、大スター大空ゆかり=別所千恵子の伯父にあたる

続いて由良家
当主は由良敦子
未亡人
由良家の息子敏郎と嫁栄子
由良家の隠居五百子は、先々代の未亡人83歳

「驚くなかれ、なんと83歳!」って紹介してるんだけど、今は83なんて普通だけどね~


金田一が旅館内をウロウロしていると、旅館中庭にある蔵近くで、頭巾をかぶった美しい女性を見つける
その女性はリカの娘・里子だと仲居のお幹は言う

この里子が池波志乃なんだけど、これがまた美しいんだぁ
なんとも魅力的な顔立ち…



朝風呂派の金田一は早速風呂へ
すると先客が居た
村人の多々羅放庵(お庄屋)だった

この時、多々羅放庵に「何者?」と聞かれ、金田一は「物書きです」と答えてますが…
やはり探偵と言うのは伏せてあるんでしょう
しかしあんなに字が汚いのに物書きとは…


一方、多々羅放庵は伝説や民謡の研究をしているが、放蕩がたたり家産はゼロ
8人も妻を取りかえたと言う

やや自慢気味?
ちょいと可愛いキャラだな~



金田一耕助は気になっていた青池里子の事を放庵に聞く
なんでも、里子は顔から体にかけて左半分に赤痣があるらしい
「女が妊娠している時に、火事や赤いものを見るとあんな子が生まれるとの言い伝えがあるがな…」
と意味深な言葉を残し、風呂から出て行ってしまった

おっと、先に風呂上がったと思ったら、放庵ってば、勝手に金田一耕助の部屋にいたぜ
びっくりするっつの


「さっきの話の続きだがなぁ」

しゃべりたくって仕方がないんだね~じいさん

放庵が語り始めたのは、今から20年前に起きた殺人事件の話だった

「死んだのは、亀の湯の女将リカの旦那で青池源次郎
当時、リカは里子を身ごもっていた
殺人現場はオレが住んでた屋敷の離れで、リカが「源次郎が離れに泊まってる客に会いに行くといったまま戻らない」と言うので離れに行ってみたら、源次郎が死んでいた
死体の状況は
斧で頭を割られ、囲炉裏に頭を突っ込んで顔は大やけど
しかしリカが源次郎に間違いないと言ってたから源次郎なんだろ」

いまだに思い出しただけで多々羅の手は震える…

と思ったら、ただの加齢だったみたいだな


青池源次郎殺害の犯人は恩田幾三、詐欺師
外見は、金縁メガネをかけ、ちょび髭、35~6歳の好男子
事件の1年前に現れ、多々羅の屋敷離れを借りた

青池源次郎は別の場所に住んでいたが、先代が死んだので妻リカとまだ小さい歌名雄を連れて、鬼首村に戻って来た
そこで、源次郎は恩田の事業を詐欺だとすぐに見破った

で、殺された?

恩田は捕まらず、いまだに消息不明らしい


亀の湯の青池歌名雄と、由良家の泰子は愛し合っていた
しかし、リカは「この村は仁礼家のブドウ畑で成り立ってるようなものだ。仁礼さんには逆らえない」
なんと同時期に、歌名雄には、仁礼嘉平の娘文子との縁談話も持ち上がっていた

さ~大変!


多々羅放庵と金田一耕助は意気投合
金田一は多々羅の住処に招かれる

多々羅が金田一を誘ったのには訳があった
「これを見てほしい」1通の手紙を金田一耕助に見せる
差出人は、栗林りん

栗林りんとは、多々羅放庵の5番目の女房
しかし、りんが放庵の元を去ったのは、なんと源次郎が殺されたその晩だった

手紙の内容は、「放庵とよりを戻したい」と言う事だった

20年ぶりにこの村に帰ってきて一緒に住みたいだなんて素晴らしい

放庵の願いは「代筆で返事を書いてくれないか?オレは手が震えて…」

金田一耕助が代筆?
そりゃヤバイってあの字じゃ…汗



鬼首村に大空ゆかり=別所千恵子が帰ってきた

すごいよ、花火がバンバン上がってるし

ちなみに別所家の屋号は錠前屋

夏目雅子、キレイだ~


金田一は、急遽東京へ帰らなければならなくなった
なんでも金田一探偵事務所に集金の取立てがひっきりなしで、探偵事務所員のかねが「至急戻るように!」とお怒りのご様子

ええ~、大空ゆかりを見ずに帰るのかっ、きみは!


金田一が峠を歩いていると、道の向こうから腰の曲がった老婆が歩いてくる
すれ違いざまに「御免下さいませ。おりんでございます。お庄さまの所へ戻って参りました」と囁く

自分が代筆したりんが放庵の所に帰って来たんだ~とホノボノとした気分で鬼首村を後にする金田一耕助


しかしすぐには東京へは戻れなかった
激しい豪雨に見舞われ、駅近くの井筒屋旅館で足止めを食らう

井筒屋の女将に話を聞くと、なんでも女将も鬼首村近くの出身とか
「昭和7年にここに嫁入りしました。お庄屋さんの紹介で…」

金田一と井筒屋の女将は、多々羅放庵ネタで盛り上がり、いつしか話は大空ゆかりに及ぶ
「大空ゆかりが戻ったんですって?
彼女は、詐欺師の娘!人殺しの娘!と、いじめられてたの
小学校出たばかりの千恵ちゃんを連れて、春江さんは千恵ちゃんの父親の消息を尋ねていたわ」

その父親って恩田育三?
大空ゆかりの父親って恩田育三だったのか…


春江は19歳の頃から、恩田と一緒にこの旅館で会っていた
恩田は春江の他にもとっかえひっかえ女が居たらしい

「そう言えば、20年ぶりに栗林りんさんが村に戻るそうですよ」
の金田一の言葉に、女将は青ざめ目を見開く

「そげな筈はありませんっ!おりんさんは去年の秋に死にました」

おおぉ~鳥肌立ったー
もももしや、放庵さん危なくね?

じゃ、じゃ、あの老婆は?



豪雨が去り、翌朝、金田一は急いで鬼首村にUターン

木村巡査と共に向かった先は、多々羅放庵宅
…が、不在だった

座布団に血痕がっ!

室内の様子から、昨夜の豪雨による停電時、放庵は誰かと酒盛りしていたようだ

不審な点は、水桶に毒草の沢桔梗が置いてある
そして水桶の中には、サンショウウオがうごめいていた


(第2話へつづく)
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by by569 | 2012-08-18 00:42 | 横溝正史シリーズ