クリミナル・マインド2 FBI行動分析課 #19 悲しみの業火 「Ashes and Dusk」
#19 悲しみの業火 「Ashes and Dusk」
■キャスト
マンディ・パティンキン(ジェーソン・ギデオン)
トーマス・ギブソン(アーロン・ホッチナー)
パジェット・ブリュースター(エミリー・プレンティス)
シェマー・ムーア(デレク・モーガン)
マシュー・グレイ・ギュブラー(ドクター・スペンサー・リード)
A・J・クック(ジェニファー・ジャロウ/JJ)
カーステン・ヴァングスネス(ペネロープ・ガルシア)
トム・シャンレー(エヴァン・アビー→EDF代表)
アントニー・ルイヴィヴァー(リチャード・ヴェガ→消防局)
ショーン・オブライアン(ヴィンセント・スタイルズ→EDFメンバー)
ステイシー・エドワーズ(シャルロット・カトラー→被害者)
ジョーダン・ガレット(ポール・カトラー→被害者)
ジョン・ネルソン(デニス・カトラー→被害者)
メルセデス・コロン(カストロ刑事)
リード・ルディ(トマス・ダンリーヴィー→被害者)
カレン・ロー(医師)
アドリア・ジョンソン(レポーター)
アンジェロ・カスティノ(リアム・アビー→エヴァンの息子)
ショーン・ピーヴィー(ブラッド→トマスの息子)
ニコール・スモーレン(ケイティ→トマスの娘)
クリスティーナ・カルリーシ(アリソン・アビー→エヴァンの元妻)
<事件>
~カリフォルニア州サウスサンフランシスコ~
とある住宅で放火殺人事件が発生する
被害者はカトラー家の家族3人
~ヴァージニア州クワンティコ BAU行動分析課~
今回の放火殺人についてブリーフィングするBAUメンバー
3週間で類似した事件は2件発生している
1件目のジャーヴィス家は全員死亡、昨夜のカトラー家は夫人だけが助かった
ここでリードは放火犯についてのデータを発表する
「放火犯の94%は男で、75%は白人、逮捕率は16%だけ」
(さすが~リード!データ力健在!すんばらすぃ~)
JJは、事件現場で目撃されたゴールドのセダンの調査
ガルシアは、被害者家族の接点
リードは、被害者の分析
ホッチは、唯一の生存者であるシャルロット・カトラーに会いに行く
(何となく沈みがちなホッチに声を掛けるギデオン…ホッチどうしたんだろう)
~シャルロット・カトラーの入院している病院~
シャルロットの担当医から「彼女の命は長くない」と聞いたホッチとプレンティス
夫と息子の安否を心配するシャルロットに「彼らは元気です」とホッチはつい嘘をつく
(何でそんな嘘をつくんじゃ=との非難の目でホッチを見るプレンティス)
シャルロットの証言によると、
「昨夜は水が出なくてデニスが直してくれた。火事に気付いたのはポールが起こしてくれたから。玄関のドアは開かなかった。消防士が助けに来てくれた」と…
~全焼したカトラー家~
ギデオンとモーガンは、シャルロットの証言に基づいて検証していく
まずは、水が出なかった点
カトラー家の前にある止水栓を犯人が止め、水が出ない事を不審に思ったデニスが止水栓にやって来る
その隙に犯人は玄関から中へ入り、家族が寝静まった頃に灯油を撒き放火
シャルロットの証言通り、ドアには釘を刺した形跡があった
…が、釘はどこにもない
家族が倒れ込むのを見届け、釘を抜き取りその場を立ち去ったとしか考えられない
と言う事は、犯人は燃えている時も室内に居た事になる
(今回の事件で協力してくれている消防局ヴェガの「連続放火犯のプロファイルを読みました」のセリフに、「おれの論文だな…」とちょっと嬉しそうなギデオン)
~カリフォルニア州サンフランシスコ消防局本部~
リードとJJが捜査の担当刑事カストロと打ち合わせ
(リードは、ここ消防局本部にエスプレッソコーヒーマシンがある事に超感激してます)
リードの結論は「犯人の標的は夫だ」と言う事
被害者の妻は、29歳の常勤務と39歳の専業主婦で共通点なし
その点、夫はどちらも、30代後半で身長180センチ、ブラウンヘアー、良い仕事に良い家庭を持っている
(カストロ刑事が「夫の職業もバラバラだし、それが共通点だと言えるか?」と突っ込むが、「共通してるんだ==!」とリードがムキになり、カストロ折れる…って感じ?)
ここで、唯一の生存者シャルロットが死亡したと連絡が入る
ガルシアが被害者家族の共通点を調べていて重要な情報をGET!
ジャーヴィス家の夫とカトラー家の夫が勤務している2つの企業両方にリンクしているサイトが存在した
その名は「LUST有罪企業リスト」だった
サイト管理者は、EDF=有害物質を排出する企業や団体を攻撃するエコテロリストグループである
ギデオン、ホッチ、プレンティスは、EDFの支部リーダーであるエヴァン・アビーを呼び出し話を聞くが「俺は放火殺人なんて知らない、やってない」の一点張りだった
もしアビーが犯人じゃないとすると、他に居るだろうか
ここでプレンティスは「車販売店や環境開発団体は、EDFの事を放火する団体だと誤解しているのでは?犯人も同じように誤解してEDFに入会してるかも」と気付く
~センチュリープラザ銀行→エヴァンの自宅~
エヴァン・アビーを尾行するホッチとプレンティス
アビーは、弁護士と会ったり何件もの銀行へ行ったりと、なにやら動きが怪しい
逃亡の準備でもしているのだろうか?
夜はアビーの自宅に20名ほどの人が集まる
どうも彼は何かを隠してるようだが令状がないために外から監視するしかない
プレンティスは、集会が終わりアビーの家から出てきた人物を隠し撮りする
ホッチとプレンティスが待機していたの車にアビーが近づき「今、EDFを解散した」と告げる
弱弱しく立ち去るアビーの姿を見て、データに記載されている84キロの体重にはとても見えないと感じるホッチだった
たった今、アビーの家から出てきたメンバーの1人が車に乗り込み「イカれた腰抜けだと~!思い知らさせてやる~」と叫ぶ
(あれ、もしや…あなた、犯人?)
怒りが治まらない男は、アルコール瓶に火をつけ、目の前を通り過ぎた男=グレッグ・ペリーに瓶を投げつける
グレッグが襲われた場所と時間を考えると、アビーの集会に居た人物である事は明らかであり、今までの事件と同様にゴールドの車が目撃されていた
~ヘイデン医療ビル~
ホッチとプレンティスはエヴァン・アビーが癌である事を突き止める
~野球場~
離れて暮らす息子を見に野球場へ訪れていたアビー
ホッチはアビーに昨夜集会に訪れていた人物の写真を見せる
「この中に、EDF解散に関して、何も言えずに怒りを表現していなかった男がいるのでは?」の問いに、アビーはある男の写真で手を止めた
「スタイルズだ」
ホッチはアビーから重要な情報を聞く
「ベンゼンはガンを誘発させる危険物質だから地下に保管する。現在はほとんどCR区画にある。それが最近、区画整理されてそこが小学校用地になると言うんだ」
アビーは気にかけている様子だった
ホッチと別れたアビーは、車に戻り、誰かに電話をする
~スタイルズの自宅~
ギデオン、モーガン、ホッチ、プレンティス、SWATがスタイルズの自宅へ突入するが、スタイルズは不在
(リードとJJはお留守番)
室内には隠し撮りをした被害者たちの写真が散乱していた
~カリフォルニア州サンフランシスコ消防局本部~
ホッチの落ち着かない様子にギデオンは「アビーに自分を重ねてないか?」と声を掛ける
ホッチは「もしも自分がアビーなら、奴(スタイルズ)を止める!」
その時、火災通報が入る
しかし上空から確認しても、通報のあったサンアラメダ6000番に燃えている場所はない
ホッチはガルシアに、アンアラメダ6000番がCR区画、現在はES区画だと聞き、通報者はアビーで、これから火災を発生させる気だと気付く
~CR区画~
アビーが電話で呼び出した相手は、スタイルズだった
「君の才能を見込んで頼みたい事がある」
先にアビーが地下へ行き、遅れて地下にやって来たスタイルズ
(スタイルズだけ厳重な防火服に酸素ボンベ姿だし…)
アビー「EDFを解散する決定をしたオレを殺しつもりなんだろ?」
その言葉にポケットから銃を取り出すスタイルズ
しかしアビーは驚く事もなく、灯油を撒いた後にライターを取り出した
「何するんだ、ベンゼンは良く燃えるんだぞ、オレは防火服を着てるけどお前はどうやって逃げるんだ」
慌てるスタイルズに対して、アビーは「逃げないよ」と告げ、火をつける
周囲一体は猛火に包まれる
後日ホッチは、エヴァン・アビーの車にあった家族宛の封筒を持って元妻アリソンと息子リアムを訪れる
リアムに「何かあったらいつでも連絡してほしい」と名刺を渡すホッチだった
(第20話へつづく…)
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今エピソードはホッチが主役かな
しかし、ホッチ、暗~~
ホッチの精神状態もなんだか危ういですね
奥さんに何度か電話してたけど、何か、もめてるのかな~
家にも帰れてないみたいだし
BAUって大変な仕事なんですね
今回リードくんの登場少なかった涙
もっと増やして欲しいのぉ
犯人像について話しているシーンで、カルロス刑事が「犯人が何故放火に走るのか」と質問した時、
リードくんが「薬物依存と似てる、薬の量が増えていくように凶悪化していく、独りでは止められないんだ」と呟くシーンで、妙に変な空気が流れてましたね
他のBAUのメンバーがリードくんをチラ見するような…
自分の辛い経験談を話せるようになったという事は、リードも完全復活ですね!
エスプレッソコーヒーマシンがある~~と無邪気リードの姿にホッとしたよ
以前の彼に戻ってきてる~
よかった、よかった
~ 本日の、り~どイラスト ~
判ったっつの(by JJ)