X-ファイル #8 氷 「Ice」
■監督 デヴィッド・ナッター
■脚本 クリス・カーター
■キャスト
デヴィッド・ドゥカヴニー(フォックス・モルダー)
ジリアン・アンダーソン(ダナ・スカリー)
サンダー・バークレイ(ホッジ→医者)
フェリシティ・ハフマン(ナンシー・ダ・シルヴァ→毒物学者)
スティーヴ・ハイトナー(デニー・マーフィー→地質学者)
ジェフ・コバー(ベア→ヘリ操縦士)
ケン・カージンガー(リヒター→アイスコア研究所所員)
ソニー・スロウィック(キャンベル→アイスコア研究所所員)
<ストーリー>
~アラスカ州アイシー岬 北極アイスコア研究所~
北極アイスコア研究所は暗く人の気配がなかった
研究所内をどこへ行くともなくフラフラと歩き回る犬
好きだな~この雰囲気…
ほとんど、映画『遊星からの物体X』ですね
誰も居ないのかと思いきや、おお~~っと男が出て来たぞ
何故か上半身裸
ここ、北極だってば!
裸男、ビデオ自撮『私たちは変わった…本当の自分じゃない。ここで食い止めるっ!』
そこに登場したチェックシャツの男
裸男とチェックシャツ男は、互いに自分の頭に銃を向け、自殺する
~FBI本部~
アイスコア研究所のビデオを観ているモルスカ
あら~?
みんな楽しそうだな~
アイスコア研究所では1年前から氷床掘削作業を行っていた
この研究により人類創世記の環境が分かるらしいが…
楽しそうに過ごしていた研究所の映像が一変する
出たっ!
あの裸男の自撮り「私たちは変わった~~」のシーンになる訳ですな
研究所で一体何が起きたんだろう~♪
早く調べに行きたいノリノリのモルダー
~アラスカ州ノーム ドゥーリトル飛行場~
研究所へ向かうために集められたメンバー
サンディエゴ大学の地質学者デニー
毒物学者のナンシー
医者のホッジ
全員顔を合わせて、これ一体何の調査なのよって…
知らされてないっ?
さすが~モルダー言わずに召集したのか?
くぅぅ~
ホッジが「24」のメイソン支部長だぁ~~
こりゃ、何か起きそうな予感…
そこに操縦士のベアーも登場し全員集合
ベア役の人も観た事ある…
~アイスコア研究所~
到着==
研究所には遺体がゴロゴロ
ベアは発電機のチェック
FBIは現場調査
アイスコアの氷サンプルを地質学者デニーが調査
で、メイソン…じゃなかった、ホッジとナンシーは暇そう
突然研究所内に居た犬に襲われるモルダー
それを止めようとしたベアーが咬みつかれてしまった
ホッジは犬に麻酔薬を注射し、調べる事に
犬のリンパ節が腫れている「腺ペストかな」
脇の下には赤い斑点
その時、犬の皮膚の中で何かが動く
ひぃぃ==、キモイ
虫、虫がぁぁぁぁ
簡単な現場検証の結果、研究員3人の首には絞められた痕跡
あとの2人は自殺だった
スカリー「犬にあった斑点は、人間にはなかったわ」
ホッジ「犬の斑点だが、今はもうなくなっている」
ある一定の時間がたつと斑点は消えてしまうらしい
スカリー&ホッジ
銃で自殺したリヒターの血中に水酸化アンモニウムが含まれている事を発見
「それはありえない。気化するはずだもの」
顕微鏡を見ると、うごめく生命体が…
サンプル氷の中から人体に入り込んだと?
早く遺体を施設に運び解剖してみた方が良いだろう
「しかし、もしこの生命体による感染だったら検疫通さないと」とモルダー
「よし、みんなで血液検査しよう」
それがすんなり行かない…
ベアは「オレは君たちを送ったら仕事は終わりなんだから帰る」とか何とか理由をつけ大暴れ
確実に怪しい…
あの汗!!
ベアを全員で取り押さえ「検査しよう!」
その時、うなじの皮膚の中を何かが動く…(やめれ~汗)
ホッジは躊躇する事なくベアの皮膚を切り、中で動いているものを取り出す
げげげ==
中から出てきたのは蛆虫のでっかいバージョンだよ
結構長いんですけど~(□゜;)
残念ながらベア死亡
一刻も早く戻りたい所だが、嵐が近づき迎えの飛行機は明日以降になるとの事だった
ホッジとスカリーは未知の生物の研究
ホッジ「サナダムシに似てるな」
スカリー「遺体の中で生きている虫は一体だけだわ」
またしても虫GET!
この生物は、視床下部にある分泌腺に寄生し、この寄生虫により隊員たちは殺し合いになってしまった
そして何かが起こり、人間の体内から外へ出る時に、毒を吐き出す仕組みらしい
んじゃ、ベアは、ホッジが強引に虫を引っ張り出したせいで死んじゃったんじゃないの?
あらら=
寄生虫を始末したいスカリーと、「何言ってんだ=始末したら謎は謎のままじゃないか!」のモルダー
さ~、みなさんはどっち派?
疑心暗鬼のまま、それぞれご就寝
モルダーうなされて目を覚ますと、どこかでドアの開く音が…
こっそり廊下を覗く
デニーの部屋のドアが開いている
こりゃ、いやな予感がしますね
デニーは不在だった
一体どこへ?
氷サンプルの入った冷凍庫の隙間から血液が滴り落ちている…
これは確実にヤバイですよ
ドアを開けると中からデニーの遺体がゴロン~
しかもタイミング悪くみんな駆けつけ、「モルダー!君が殺したのか?」
何故かいつも冷静なモルダーが興奮気味
モルダーってば、みんなに感染してると思われたよ
とりあえず薬品倉庫にモルダーを隔離
スカリーホッジは、
別々の容器に入っている2匹の幼虫がお互い威嚇しあっているのを発見する
スカリー「成虫を向かい合わせると殺しあうみたいよ」
宿主にライバルが侵入してくると殺しあう性質らしい
よし、これは使える!!
早速、虫1匹を犬の耳からニョロニョロ~と入れる
いやだな~、この映し方…
鳥肌立つ~
犬が痙攣し始まり、そして大人しくなった
ホッジ「正常だな」
ワンコもお腹空いたよ~とフードがっつがつ食べてます
可愛いのぉ(o^-^o)
スカリー、早速、隔離されているモルダーへ報告
「駆除方法見つけたの。もう1匹入れると死ぬのよ」
「ボクは感染してない!」
「じゃ、何故検査を拒否したのよ」
「銃を突きつけられたからだよ」
いつものモルダーっぽくないなぁ
モルダーは素直にスカリーに首の後ろを見てもらう
「何もないわ」
一応スカリーもモルダーに確認してもらうが、大丈夫
「ボクたちは感染してないな」
ホッとしたのも束の間…
「デニーを殺したのは君たちのどちらかだ=!」
ホッジとナンシーは強引に虫をモルダーに入れようをする
みんなで大暴れ!!
おいおい…誰か止めてくれ~
その時、ホッジはナンシーの首の後ろがニョロニョロ動いているのを見つける
「感染は彼女だっ!!」
ナンシーを押さえつけ、耳の穴から虫を入れる
どうも…
何回観てもこのシーン、ザワワだわ
~アラスカ州ノーム ドゥーリトル飛行場~
天候が回復し飛行場まで戻って来たみなさま
ナンシーと犬は検疫へ
スカリー「私たちはこれで帰れるわ」
モルダー「ボクは帰らない。また研究所へ戻る」
ホッジ「何を言ってる!あの研究所は、軍と伝染病予防本部に焼かれたよ」
何===!!??
つーか、ホッジも知ってる事実なのに、何故にモルダー今まで知らなかったのさ
みんな、彼に内緒にしてたな
モルダー「まだ奴らは氷の中に眠ってるのに…」ブツブツブツブツ
スカリー「じゃ、起こさない方がいいわ」
今回はスカリーに賛成~!
(第9話へつづく)
***** 小六メモ *****
まるで『遊星からの物体X』(1982)そのものだわねー
この映画最高ですよ
2011年にまたしてもリメイク版が出ましたね
それも早く観てみたい♪
今回のエピソード「氷」
これは、1994年頃にテレビで観た時から、ずっと忘れられずに記憶に残っていたエピソードです
まあ、他の作品は、記憶が薄れつつあるんですがね~
これだけは忘れられなかった(o^-^o)
20年経った今でも、最高です
しかしね~
虫がニョロニョロ~っと耳の中に入って行くって…
どうも耐えられません!!
体内に2匹になると争うってのは判りました
お互い殺し合いして、お互い死んでくれるんでしょうね
また1匹残ったら、大変な事になっちゃうでしょう
あぁぁぁ、ざわつく~
今回の登場人物も特徴的な方たちばかりで…
やはり外せないのは、サンダー・バークレイですね
「24」シリーズのジョージ・メイソン支部長です!
この人の顔、一度見たら忘れられない=
操縦士ベア役のジェフ・コバー
この人の顔もすごく特徴があって、一度見たら印象に残ります
「スーパーナチュラル」Season2, Episode19「脱獄」では囚人ランドール役、「クリミナル・マインド」Season1, Episode9「テキサス列車ジャック」ではレオ役で登場しています
どっちも相当ヤバイ役です…
アイスコア研究所所員リヒター役のケン・カージンガーは、スタント俳優さん
「スーパーナチュラル」Season1, Episode15「血塗られた家」ではベンダー家の息子ジャレッド役で出演
「テキサス・チェーンソー」を彷彿させる恐怖の館バージョンでしたね~
彼は「フレディ&ジェイソン」のジェイソン役としても活躍してます
ナンシー役のフェリシティ・ハフマンも有名
夫はウィリアム・H・メイシーなんですって!
「デスパレートな妻たち」ではリネット・スカーボ役で大活躍ですね