X-ファイル #15 ラザロ 「Lazarus」
■監督 デヴィッド・ナッター
■脚本 クリス・カーター
■キャスト
デヴィッド・ドゥカヴニー(フォックス・モルダー)
ジリアン・アンダーソン(ダナ・スカリー)
クリストファー・オールポート(ジャック・ウィリスFBI捜査官)
セック・ヴェレル(ルーラ・フィリップス→強盗犯)
ジャクソン・デイヴィス(ブラスキンFBI捜査官)
ジェイソン・ションビング(ウォーレン・ジェイムズ・デュプレ→強盗犯)
カラム・キース・レニー(トミー→ルーラの弟)
ジェイ・ブラゾー(ヴァーンズ教授)
<ストーリー>
~メリーランド マリーン銀行 午後5時55分~
閉店間際の銀行に張り込んでいるスカリーとジャック捜査官
銀行入り口のすぐ前には犯人の車
男は強盗実行犯デュプレ、女は相棒で運転係のルーラ
タレこみ通り、デュプレが銃を構え銀行内へ
スカリーたちと撃ち合いになり、ジャックとデュプレが被弾
デュプレは死亡、ジャックは一命を取り留める
Xファイルだからねー
何となく今後の展開が想像出来るぞぉ
嫌な予感しますね
~ベセスダ海軍病院 2日後 午前0時50分~
ジャック意識が戻る
自分の顔を鏡で見てビックリしてる
(゚д゚;)
~死体安置所~
ジャックは病室を抜け出し、死体安置所へ
強盗犯デュプレの姿をまじまじ見つめ、彼の指輪を持ち去る
~デュプレの家~
ジャックがデュプレの家へ
まあ、顔はジャックだけどさ…
中身はデュプレらしいよ
紛らわしいわ
ルーラ不在
デュプレの腕に彫られていた刺青がジャック腕に移って来てるよぉ
Σ(゚д゚;)
まあ、Xファイルだから、ジャックとデュプレが入れ替わるって事はあるかもしれないけど、刺青は移らないよね~
~FBI モルダーオフィス~
ジャック行方不明
デュプレの指3本が切断され、そこに残されていた指紋がジャックのものだった事から、デュプレの指を切り落としたのはジャックの仕業なのは確実だが…
スカリー「一時的な精神障害かしら」
モルダー「指を切り落とされたのではなく、結婚指輪を取ったんだろうけど、理由は?」
ここで、今までの強盗事件のおさらい
犯人はデュプレとルーラ夫婦
今まで殺害した人数は7人
被害額は10万ドル
ジャックは右利きだが、デュプレの指を切断した人物は左利きだった
「2人の心臓は止まっていた、そして、1人が生き返ったんだ。さて、生き返ったのはどっちかな?」
その証拠に、心電図モニター記録を確認すると、何故か2人分の鼓動が印刷されている
モルダー楽しそうだ
この手の信じられない話を真剣にするから面白い
~メリーランド大学 生物学部~
臨死体験について
生物学者ヴァーンズ教授に話を聞く
生き返り時には、爆発性エネルギーが発生し、結果、人間性を変える
ただ、マイナス面では幻覚に悩まされる事もある
ひとつの事例として
軽飛行機墜落事故が発生し、パイロットが生き返ったが、死んだ乗客の記憶や意識の一部が乗り移った
しかも、その乗客が、パイロットの妻の浮気相手だったと知り、神経衰弱に陥り、ついに妻を殺した
モルダー「う=ん、いい話だ」
って…(゚∇゚;)
スカリーがジャックについて超詳しい事に違和感を覚えたモルダー、ややヤキモチ気味
「やけに詳しいね」
そうしたら、なんとっ
スカリーったら、アカデミーの教官だったジャックと、一年くらい付き合ってたんだって
しかもスカリーとジャックは同じ誕生日らしい
~ルーラの弟トミーの家~
ジャック顔のデュプレ「警察にたれ込んだのはお前だろう~」
「お前誰だよ!」
そりゃ、そうだ
トミーにしたら、「お前誰さ」だよねー
顔がデュプレじゃないからトミー判らないよぉ
「トミー、お前、オレたちを嵌めたな」
「え?デュプレなのか?」
結構すぐに信じてくれたね
数時間後・・・トミーご臨終
モルダースカリーの目の前に、今まで行方が判らなくなっていたジャックがいきなり登場し、事件の詳細を確認しているが…
って、犯人はお前だばい
モルダーじろじろ見過ぎだってば
テレビ周辺から犯人のものと思われる指紋採取成功
~FBI~
射撃練習中のジャックに近づくモルダー
「今日はスカリーの誕生日なんだ。メッセージ書いてくれないか」
~モルダーのオフィス~
ジャックに書いてもらったバースデーカードをスカリーへ手渡す
「ジャックは君の誕生日知らなかったよ。しかも左利きだった。あと、さっき採取した指紋が見当たらなくなっているそうだ」
スカリー「ジャックが盗んだと思ってるの?」
スカリー信じない
ジャックが銀行で撃たれる前のサインと、今日のカードのサイン見てみ~
全然違う
スカリー「後遺症の影響よ。これだけじゃ何の証明にもならないわ」
スカリー信じない
このスカリーの強情さも凄いわ
さすがにちょっと疑おうぜ
***
「ルーラの居場所が判った、君も来るかい」スカリーを誘うジャック
「それよりも、現場で採取した指紋がなくなったんだけど、あなたが持って帰らなかった?」
シラ切るジャック氏
~アパート~
ルーラが借りた…とたれ込みがあったアパートに到着
ルーラ、居た=
ジャック嬉しそうだぁ
まあ、中身はジャックじゃないけどね
警察が捕まえに来たと思ったルーラは、アパート地下のボイラー室へ逃走
ジャック、ついにルーラを捕まえる
「もう二度と逃がさないぞ」
しまいに、ジャックはスカリーの銃を奪い、手錠をスカリー自身に掛けろと、意味不明な事を言い出す
「ジャック、どうしたの?」
スカリーの言葉に返事はなく、ジャックはルーラの心配ばかり
「怪我はないかい?可哀想に」
さすがのスカリーも、モルダーが正しかったと思うんじゃね?
~どこかの隠れ家~
スカリーを拘束し、ジャック顔のデュプレとルーラは隠れ家に身を隠す
あらら~ジャック楽しそう
「オレもビックリしたよ~オレ、デュプレだよ、なんでも質問してみろよ」
~アパート~
モルダー、ブラスキン
通報のあったアパートに来てみたものの誰の姿もない
「車が置きっぱなしだ。スカリーとジャックはどこ行ったんだ?」
~隠れ家~
ジャックに語りかけるスカリー
「ジャック、覚えてる?一緒に魚取ったでしょう?」
昔、付き合ってた頃に行った旅行の話をするスカリーだけど、ツレないジャックさん
「あの男は死んだぞ」
ジャックの顔で「ジャックは死んだ」って言われてもね~
デュプレはビールがぶ飲み
次第に苦しくなってくる
スカリー「今までどれくらい飲んだの?ジャックは糖尿病だったのよ。腹部の痛みは昏睡状態の兆候だわ。インスリンを打たなきゃ」
~FBI本部 ワシントンDC~
薬局からインスリンが盗まれる事件が発生
モルダー、ピンと来た
「ジャックは糖尿病だったな」
~隠れ家~
スカリー「早くインスリン打たなきゃ」
ジャックにインスリンを打つ準備をするスカリーに近づき、インスリンの瓶を割るルーラ
「一体何をするの?」
「フン、FBIにタレ込んだのはトミーじゃないって事さ」
あらら…
裏切り者、ここに居たよぉ
~FBI本部 ワシントンDC~
モルダーにルーラから電話「女を帰して欲しければ100万ドル用意しな」
ルーラからの電話の録音を調査
電話口の背後から小型飛行機のエンジン音が響く
「離陸の音だ」
小型飛行機の離陸時間からおおよその場所が特定された
~隠れ家~
インスリン不足で意識朦朧のジャックと、手錠で拘束されているスカリー
「そうだ、雪が降ってたな」
「そうよ!」
スカリーとの旅行の話をするジャック
ジャックとしての記憶も残ってるんだね
でもちょっと、ジャック死にそうだよ
インスリンないからフラフラ
FBI、隠れ家に到着
突入体制
最後に力を振り絞り、ジャックはルーラを撃つ
突入==
ついに、ジャック力尽きる
同時に刺青も消えた
~FBI本部 ワシントンDC~
モルダー、スカリー
ジャックの所持品整理
モルダー「これ変だな」
ジャックの腕時計が6時47分で止まっていた
それはジャックの心臓が停止した時間だった
(第16話へつづく)
***** 小六メモ *****
ジャック役のクリストファー・オールポートは、2008年に60歳でお亡くなりになってます
早い死ですね
お悔やみ申し上げます