ルール 封印された都市伝説 「URBAN LEGENDS: BLOODY MARY」
ルール 封印された都市伝説
■監督 メアリー・ランバート
■製作 アーロン・メレル、スコット・メッサー、ルイス・フィリップス
■製作総指揮 マット・バイアーマン
■脚本 マイケル・ドハティ、ダン・ハリス
■音楽 スクーター・ピエッチ、ジェフ・ローナ
■キャスト
ケイト・マーラ (サマンサ・オーウェンズ)
ロバート・ヴィート (デヴィッド・オーウェンズ→サマンサと双子)
ティナ・エイフォード (グレース・テイラー→69年の事件の被害者)
エド・マリナロ (ビル・オーウェンズ→サマンサとデヴィッドの義父)
マイケル・コー (バック・ジャコビー→アメフト選手)
リリス・フィールズ (メアリー・バナー→69年の事件の被害者)
ナンシー・エヴァーハード (サマンサとデヴィッドの母)
<あらすじ>
1969年、ソルトレイクシティーの高校で、メアリーと言う女子学生が殺害される事件が発生。
彼女の遺体は現在も発見されておらず、「ブラッディー・メアリー」と呼ばれ、若者の間で語り継がれる存在になっていた。
それから30年後、メアリーと同じ高校に通うサマンサは、ある日を境に、メアリーの亡霊が見えるようになり、同時に、高校生殺人事件が起こり始める。
B級の風を感じますね~
こう言う映画、大好きです。
スタッフもキャストも無名かと思いきや、監督は、『ペット・セメタリー』(1989)、『ペット・セメタリー2』(1992)のメアリー・ランバートですよ!
キャストは、ほとんど知らない俳優でしたが、唯一、グレース・テイラー役のティナ・リフォードは、『ブラッド・ワーク』(2002)、『ホステージ』(2005)で捜査官の役で出ていました。
(WOWOWにて鑑賞)
<ここからネタ話です~>
都市伝説として語られる「ブラッディー・メアリー」
伝説では、『浴室で電気を消して「ブラッディー・メアリー」と鏡に向かって3回唱える。彼女の姿を見たら電気を点ける。電気を点けないと鏡の中に引きずり込まれる』らしいですよ。
彼女の姿が見えたらすぐ電気を点けるって、彼女を呼び出しておいて、それはないでしょう~
そんな安易に呼び出してはイケマセン。
メアリーは本当に可哀想ですよね。
全く、悪ガキどものせいで…
人間、正直が一番です、ホントに。
しかし今回の被害者は、当時、メアリーを連れ去ろうとした学生たちの子供です。
自分の親が悪ガキだった頃に起した事件のとばっちりが、子供たちに向かって来るって言うのもヒドイ話しですが、どうして子供たちが狙われるんでしょう。
映画を観ていて、その辺が判りづらかったのですが、お判りになる方がいらっしゃったら教えて下さい、是非!
さて、メアリーの怨念?に命を落とす彼らの死に方が結構グロくてねー
顔からクモがニョコニョコ出てきたのには参ったです。
あれはイヤだなぁ~
立ちション中に、高電圧で感電死も悲惨だけど。
死に方も恐ろしいのですが、何が一番怖かったって、メアリーの霊が映り込むシーンが、わたくしちょいと怖かったです。
ドアに取り付けられた鏡に映った姿や、寝ているサマンサを覗き込むような姿、あと、バック・ジャコビーが襲われる時のベッドから這い出してくる姿が妙に怖かった…
ジャパニーズホラーを彷彿させる恐怖がありましたね。
何となく貞子を意識しているような?
ホラー界でも貞子は大きな影響を与えたようです。
(貞子って名を聞いただけでも怖いわたくし…)
メアリーのメッセージを受け取る事が出来たサマンサは、何かに導かれるように事件の核心に迫っていきます。
そしてついに30年ぶりにメアリーの遺体を発見!
この30年間、誰もメアリーの念を感じる人物が居なかったんでしょうかね。
それとも、事件の関係者じゃないとダメだったのか?
サマンサと一緒にメアリーについて調べていたデヴィッドが自宅で犯人に襲われていましたが、結局デヴィッドはどうなったのでしょう。
本当に死んでしまったの!?
ちょっと気になる所です。