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小六のB級A画館 by569.exblog.jp

ジュリアス・シーズー・小六です。ほぼネタばれ有り、ややB級寄りだから、ご注意を。ここでは気に入っている映画&海外ドラマを紹介してます。画像・イラストの無断持ち出しは禁止でございまする。


by by569

ランド・オブ・ザ・デッド 「LAND OF THE DEAD」

■ランド・オブ・ザ・デッド 「LAND OF THE DEAD」 2005年・カナダ/仏/米
ランド・オブ・ザ・デッド

■監督 ジョージ・A・ロメロ
■製作 マーク・キャントン、バーニー・ゴールドマン、ピーター・グルンウォルド
■製作総指揮 スティーヴ・バーネット、デニス・E・ジョーンズ
■脚本 ジョージ・A・ロメロ
■音楽 ラインホルト・ハイル、ジョニー・クリメック

■キャスト
サイモン・ベイカー (ライリー・デンボ)
ジョン・レグイザモ (チョロ)
デニス・ホッパー (カウフマン)
アーシア・アルジェント (スラック)
ロバート・ジョイ (チャーリー)
ユージン・クラーク (ゾンビリーダー)
ジョアンナ・ボーランド (デッド号運転手)


<あらすじ>
ゾンビが大繁殖している現在、街をフェンスで囲み生活している住民と、中心部にそびえ立つ高層ビルで暮らす権力者たちが居た。
いつしか、思考力を持ったゾンビが現れ、街や高層ビルに危険が迫り始める。



監督は、『ゾンビ』(1978)、『死霊のえじき』(1985)のジョージ・A・ロメロ氏。
ゾンビ映画と言えばロメロ、ロメロと言えばゾンビ映画!と言っても過言ではありませんよね。

キャストは、ライリー役に『ザ・リング2』(2005)のサイモン・ベイカー。
チョロ役に、『3人のエンジェル』(1995)でゴールデン・グローブ助演男優賞にノミネートされたジョン・レグイザモ。
お金持ちカウフマン役に、『勝利への旅立ち』(1986)でアカデミー助演男優賞にノミネートされたデニス・ホッパー。
途中から仲間に加わるスラック役に、『マリー・アントワネット』(2006)のアーシア・アルジェント。
彼女はかの有名なダリオ・アルジェントの娘です!

そして、『ゾンビ』(1978)や、『13日の金曜日』(1980)などの特殊メイクを担当したトム・ザヴィーニ氏。
彼の事は、特殊メイクの達人だと思っていたのですが、最近はなんと俳優としていろんな作品に登場しているようです。
『ドーン・オブ・ザ・デッド』(2004)にも警官役で登場してたんですよね~
その時は気づく事が出来なかったので、今回は絶対に見つけてみせる!
一体どんな役で出てるのか?
さて、見つけられたかは後ほど…

(レンタルビデオにて鑑賞)



<以下ネタバレ~ロメロにメロメロ~>

く~~悔しい!!
トム・サヴィーニ、見つけられなかったです。
もしかしてあれかな?って思ったシーンは、2~3あったけど、自信ない!!
ゾンビ役らしいが。
また機会があったら見つけてみます…


今回のゾンビは、ただ彷徨うだけではなく、思考力が伴っています。
ゾンビに知性が芽生えたら、人間は勝ち目ないかもしれませんね~
ゾンビって既に死人ですし。

ただ、人間だった時の記憶や好みが多少残っているようで、花火が上がるとそれに目が釘付け。
基本的に、みんな花火が上がるとつい見てしまうもんね。
それに、趣味だった楽器を演奏してたりするんです、ゾンビが。
タンバリンゾンビ、なかなか良かったですよ。
途中で、「タンバリンなんかじゃダメだ」って武器に持ち替える辺りもまた可愛い…


その上、「こんなに深い川を渡って対岸には行けない」とばかりに岸壁に立ち並ぶゾンビたち。
ゾンビの中で、勇気あるリーダー的存在のゾンビが、思い切って川の中へ!
君たち~大丈夫だよぉ、だって死人だもん。
みんなも「そっか~俺たち死人だった」って感じに、続々ゾンビたちが水中へ。

次のシーンでは、岸に上がってくる状態でしたが、よ~く考えてみて下さい。
川を渡って来る図を想像してちょっと笑ってしまいました。
普通に水中を歩いてるのかな…
必死に泳ぐ事ないですからね。


まあ思考力が芽生えたってのはスゴイ事ですが、このままゾンビが進化したら、将来ゾンビ映画はどうなってしまうのか、ちょっと心配。
人間の男とゾンビ女の恋愛?
心から好きなのに何故か喰ってしまう…なんて~
怖っ!!


ラストは、ゾンビを殺さずに立ち去る人間たち。
続編の予感がしますね(^^)
by by569 | 2007-02-12 20:18 | ラ行