チル CHILL 「WENDIGO」
■チル CHILL 「WENDIGO」 2001年・米
■監督/脚本 ラリー・フェセンデン
■製作 ジェフリー・レヴィ=ヒント
■キャスト
パトリシア・クラークソン (キム・マクラーレン)
ジェイク・ウェバー (ジョージ・マクラーレン→キムの夫)
エリック・パー・サリヴァン (マイルズ→キムとジョージの息子)
ジョン・スパーダコス (オーティス→近所に住む男)
クリストファー・ウィンクープ (トム・ヘール保安官)
<あらすじ>
マクラーレン一家は、友人の別荘を週末だけ借り休暇を過ごす事に。
別荘へ向かう途中、ジョージは車で雄シカを轢いてしまい、地元住民オーティスとトラブルになる。
何とかその場を収め別荘に到着したが…
地元住民とのトラブルと、その土地に伝わる「ウェンディゴ」伝説を絡ませた、何とも不思議な展開なんですね~
母親役に、『エイプリルの七面鳥』(2003)でアカデミー助演女優賞にノミネートされたパトリシア・クラークソン
父親役に、『ドーン・オブ・ザ・デッド』(2004)のジェイク・ウェバー
10歳の息子役に、『運命の女』(2002)のエリック・パー・サリヴァンなど
劇場未公開作品です。
(レンタルビデオにて鑑賞)
<ここらでネタバレでもチルか!>
父親ジョージはカメラマン、母親キムは精神科医(かな?)の多忙なご夫婦。
やっと休暇を取って友人の別荘に遊びに来たのに、来る早々からトラブル発生っ!
地元住民のオーティスがイチャモンつけてきます。
こんな展開いやだな~ホント。
もしも自分だったらって考えたら、別荘行きは止めたくなりそう。
早く家に帰りたいぞ。
でももう時間も遅いし、別荘へ急ぐマクラーレン一家なのでした。
何がどう面白くないんだか、嫌がらせオンパレードのオーティス。
オーティスの心情はあまり描かれていませんが、どうしてこんなに執着してしまうのか?
後のシーンで保安官が、「元々はオーティスの家だったかもしれないが、もう人手に渡ってしまったんだから仕方がないだろう~」のセリフあり。
マクラーレン一家が借りている別荘が、過去にオーティスの家だったと言う事?
その家に週末だけ遊びに来た一家に嫌がらせってさ~
相当暇人だね。
ついにはジョージを撃っちゃうんだから。
しかし、しかしですよ。
本当にジョージを撃ったのがオーティスなのか?
その辺りもハッキリとしたシーンはありません。
ここで登場は、ウェンディゴ!!
息子マイルズが出会った怪しいおじさんは一体誰なのさ。
わたくし、ウェンディゴの木彫りの魔力でジョージは助かり、悪のオーティスの命が奪われるのかと想像していたのですが、結局ジョージは死亡?
本当に死んじゃったの?
…で、オーティスは?
死んだのか?
ウェンディゴの魔力では、ジョージの命を守る事は出来ないのでしょうか。
命を奪うだけの魔力なんでしょうか。
オーティスの命はもちろん奪って行ったと思いますが。
ここまで引っ張り、ジ・エンド。
突然終わった感じがしましたよ。
まるで、連続ドラマの第1話が終了したようで、まだ続きがあるでしょ?
え??マジ終わり?って感じ~
結局、別荘になんか遊びに来なければ良かった…
やっぱり、地元住民とトラブルがあった時点で自宅に帰っていればなぁ~
わたくしだったら、帰りましたよ。