スティーヴン・キング 8つの悪夢 #4 争いが終わるとき
■スティーヴン・キング 8つの悪夢 「Nightmares and Dreamscapes: From the Stories of Stephen King」
#4 争いが終わるとき/ハワードに何が起こったか 「The End of the Whole Mess」 2006年・米/オーストラリア
■監督 ミカエル・サロモン
■製作 マイク・ローブ
■製作総指揮 ビル・ヘイバー、ポーラ・ワグナー
■原作 スティーヴン・キング
■脚本 ローレンス・D・コーエン
■音楽 ジェフ・ビール
■キャスト
ロン・リヴィングストン (ハワード・フォーノイ)
ヘンリー・トーマス (ロバート・フォーノイ)
<あらすじ>
子供の頃から人並みはずれた才能を発揮していた弟が、ついに全世界の人類が争う事をやめる水を発見!
しかしその水には副作用が…
ドキュメンタリー映画監督のハワード役に、『アダプテーション』(2002)のロン・リヴィングストン、
ハワードの弟で、子供の頃から著しい才能を発揮していたロバート役に、『E.T.』(1982)のヘンリー・トーマスが熱演!
ヘンリー・トーマスくん、ちょいと老けすぎて驚いてしまったさ。
WOWOWでは、「争いが終わるとき」ですが、DVD題は、「ハワードに何が起こったか」です。
(WOWOWにて鑑賞)
<ここからネタバナシ~>
今回のエピソード、とても面白かったです。
妙に考えさせられたなぁ
今、世界中で起きている戦争が一瞬で平和解決したら。
そう考えると、こんな素晴らしい事はありませんよね~。
とにかく平和主義であり、争いを嫌うロバート。
自分の天才的な能力を生かし、「争いがなくなるにはどうすべきか」の研究をすすめ、ついに闘争本能を沈める水を発見。
その水を噴火寸前の噴火口にばら撒き、地球規模で空を覆いつくす火山灰とともに雨となり世界中の人間にその水が降り注ぐ…
この研究は大成功をおさめ、戦争は終わり、平和が訪れますが。
あ~あ、結局副作用が出て来てしまった訳ですね。
副作用なしで、世界平和を手に入れるのは不可能なのでしょうか。
ある能力を沈めるだけではなく、全知能を低下させてしまう魔法の水。
老若男女を問わず、全人類が急速なアルツハイマーで死亡。
恐らくこれで人類滅亡に繋がるでしょう。
恐竜が一瞬にして滅亡したように、人間もあっという間に滅亡する瞬間がやってくるかもしれません。
自分たちが発明した何かによって…