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小六のB級A画館 by569.exblog.jp

ジュリアス・シーズー・小六です。ほぼネタばれ有り、ややB級寄りだから、ご注意を。ここでは気に入っている映画&海外ドラマを紹介してます。画像・イラストの無断持ち出しは禁止でございまする。


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ミレニアム「Millennium」 #1 新たなる一千年へ「Pilot」

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■#1 新たなる一千年へ 「Pilot」 1996年・米

■監督 デヴィッド・ナター
■製作総指揮 クリス・カーター
■脚本 クリス・カーター

■キャスト
ランス・ヘンリクセン (フランク・ブラック)
ミーガン・ギャラガー (キャサリン・ブラック→フランクの妻)
ブリタニー・ティップレディ (ジョーダン・ブラック→フランクの娘)
テリー・オクィン (ピーター・ワッツ→ミレニアムメンバー)

エイプリル・テレク (カラミティ→被害者)
ポール・ディロン (フレンチマン)
ドン・マッキー (ジャック・メレディス→フランクの隣人)
ビル・スミトロヴィッチ (ボブ・ブレッチャー→シアトル警察署長)
スティーヴン・J・ラング (ギーベルハウス捜査官)
マイケル・パットン (病理学者)


なんで今更、ミレニアムなんだ?っつー感じもしますが…

脚本は、『X-ファイル』の監督&製作総指揮&企画&脚本で一躍有名になったクリス・カーター氏。
わたくし、『X-ファイル』相当ハマりましたよ~
今回の『ミレニアム』も期待!

フランク・ブラック役に、『エイリアン2』(1996)、『エイリアンVS.プレデター』(2004)のランス・ヘンリクセン
フランク役のランス・ヘンリクセンは、人気テレビドラマ『X-ファイル』にもフランク・ブラック役で出演しています。
★X-ファイル、シーズン7 #4「Millennium」1999年

ミレニアムの一員で、後にフランクの協力者になる予感?のピーター・ワッツは、『LOST』のジョン・ロックだった…
若いっ!しかし既にスキンヘッド!
最初、ジョン・ロックだって気づかなかったなぁ
今から10年以上も前って考えると、そりゃ、若いですよね~


今回の事件は…
フランクがシアトルに戻って来て初めて目の当たりにする殺人事件になる訳ですね。
まずヌードダンサーが残虐な方法で殺害。
次に、森の中で男性の焼死体が発見。
これらが全て同一の犯人によるものとフランクは判断し、犯人像に近づきつつありますが、他の捜査員からは信頼を得られず…


<事件解決の鍵>

ヌードショーの個室に備え付けられている監視カメラに犯人の姿が。
ヌードダンサーにフランス語の詩を見せながら、なにやら言葉を発している男。
「姦淫を行なうものには死を…」「海辺の街を疫病が襲う」
イエーツやノストラダムスの予言に基づいた方法で、犯人なりに悪を制裁しているとフランクは感じます。

「海辺の街=シアトル、疫病=エイズ」

これらの一連の殺人事件の被害者に共通する事項は、犯人は被害者の血液を採取している事。
犯人の目的が、血液を採取後、血液検査をし、制裁を加えるべき者かどうか調べている…と感じたフランクは、誰が血液検査を依頼しているのか調査した方が良いと、捜査責任者のボブにアドバイスします。
すると、「検査用血液は警察ラボにある。警察内部からの依頼のようだ」と判明し…

犯人は、警察内の検死官でした。


灯台下暗しですな…

これで他の捜査官たちもフランクの言う事を信じてくれたでしょう。
最初から彼の言う事に耳を傾けていたら、もっと早く事件解決したかもしれないのにね。

いや~、しかしこの作品、マジに面白いですよ~
全部一気に観たい。
当分、この作品のレンタルが続きそうです。



***** 小六メモ *****

★フランク・ブラックと彼の家族について…

1996年2月、フランクは、妻キャサリン、娘ジョーダンと一緒に、ホームタウンでもあるシアトルダウンタウンに引っ越して来ます。

フランクは、元警察官。
その後FBIに引き抜かれ、そこでも成功を収めた敏腕捜査官でしたが、引退。

彼の引退には訳があり、今回フランクはボブにその理由を語っています。

「ミネソタの殺人鬼エド・カッフル。
エドは、近隣宅に押し入り、家に居た住人を残虐な方法で殺害し、その遺体をポラロイドで撮影。
写真を捜査局に送りつけてくると言う異常性を発揮。

現在エド・カッフルは逮捕され服役中。

その1年後、フランクの元に、妻キャサリンのショッピング中の姿を隠し撮りしたポラロイド写真が送りつけられた。
その瞬間、言葉に言い表せないほどの恐怖に包まれた…」と。

FBI時代に凄まじい遺体を見続け、恐怖心が麻痺してしまった自分が、この一件で恐怖心が再び噴出してしまい、精神を病み引退。

現在は、「ミレニアム」と言う名の組織に所属しています。
どんな組織なんだ?

妻キャサリンは、夫の活動に不安を覚えつつも理解を示し協力しています。
普通のドラマだと、「もうあの仕事には興味を持たないで!」と妻の反対にあうのが通例なのに、キャサリンってスゴイ!
彼を信じ、尊重しているんですね。
キャサリンは、シアトルに越してから職探しをしています。
面接に向かう彼女に「頑張って…」と送り出しつつも心配のフランク。

そして一人娘のジョーダン・ブラック。
子供は授からないだろうと諦めていた時にできた娘なので、もうとにかくフランクは娘を溺愛。
ジョーダンが欲しがった犬を、早速買ってきます。
あの犬種は何だ?


★組織「ミレニアム」…

フランクが言うには、警察官の退職組が集まった組織らしいです。
ミレニアムメンバー、1人だけ登場しました。
ピーター・ワッツ氏。
『LOST』のジョン・ロックだ==!
今回はフランク単独で事件を調査している感じでしたが、これからミレニアムメンバーによる事件解決なんかもあるんでしょうかね~
楽しみです。


★フランク・ブラックの持つ不思議な能力…

今回のエピソード中に何度も登場したフランクの不思議な能力。
「犯人の脳に入り込める=犯人と同じものを見る」事が出来るらしいのですが。
それがいつどのように自分の能力となったのかは不明。
フランクは、「人の闇の部分に入り込める。天分でもあり呪いでもある」と表現しています。
この事も、FBIを引退した理由の1つでもあるのでしょうか。


最大の心配は、新居に引っ越してきたばかりにもかかわらず、フランク宛にまたあのポラロイド写真が送りつけられてきた事。
ポラロイドには最愛のキャサリンとジョーダンの姿が…
しかも、ここシアトルでの盗撮のようで、フランクの恐怖はピークに。
一体誰の仕業なのか?


(第2話へつづく…)
by by569 | 2007-12-02 19:55 | ミレニアム