ミディアム 霊能者アリソン・デュボア #11 40年の時を経て 「I Married a Mind Reader」
■ミディアム 霊能者アリソン・デュボア 「Medium」
#11 40年の時を経て 「I Married a Mind Reader」 2005年・米
■監督 デュエイン・クラーク
■製作総指揮 グレン・ゴードン・キャノン
■脚本 レネ・エチェヴァリア
■キャスト
パトリシア・アークエット (アリソン・デュボア/ドロシー→アビゲイルのマネージャー)
ジェイク・ウェーバー (ジョー・デュボア→アリソンの夫)
ソフィア・ヴァジリーヴァ (アリエル・デュボア→長女)
マリア・ラーク (ブリジット・デュボア→次女)
マディソン&ミランダ・カラベッロ (マリー・デュボア→三女)
ミゲル・サンドヴァル (マニュエル・デヴァロス検事)
フィル・エイブラムス (プロデューサー)
ポール・ブラックソーン (ヘンリー→俳優/ヘンリーの息子)
フランシス・フィッシャー (アビゲイル→女優・ヘンリーの妻)
ネイル・ヴァイポンド (現在のヘンリー)
クリストファー・マイケル (警備員)
ケンダール・キング (ソンドラ→検事局職員)
<事件>
風邪で苦しむアリソンは、ドラマの再放送を観ながら静養中。
そのドラマは、40年も前に大流行した「奥様は心が読める」
ドラマで夫婦役のヘンリーとアビゲイルは、実生活でも夫婦で、アリソンはヘンリーの大ファンだった。
当時、ヘンリーがアビゲイルを射殺する事件が起こり、突然打ち切りになった曰くつきのドラマだ。
ヘンリーは現在84歳、アビゲイル殺害の罪で服役中…
ドラマ鑑賞中についウトウトしたアリソン。
その時に見た夢は…
場所は、ヘンリーとアビゲイルの撮影現場。
40年前にタイムスリップ?
アリソンはドロシーという名で、何故かアビゲイルのマネージャーとして夢に登場している。
そして何と、ドロシー(アリソン)は、大ファンのヘンリーと浮気をしているという設定。
そこで見たものは、
アビゲイルを殺害したのはヘンリーではない事。
ヘンリーは、ドロシーをかばって逮捕されていたのだった。
アリソンは何故今頃になってアビゲイル殺害事件の夢を見るのか不思議だったが、とりあえず服役中のヘンリーに会いに行く事にする。
だがヘンリーから「アビゲイルの事は自分が殺した。蒸し返さないで欲しい」と言われてしまう。
諦めきれないアリソンは、ドロシーの入院先を突き止め会いに行くが、昨日、ドロシーは亡くなったと知らされる。
看護師によると、「『奥様は心が読める』が再放送されていたので、ドロシーに見せてあげていた。ずっと昏睡状態だったけれど、このドラマをつけると脳波が活発になっていた」と。
恐らくアリソンにメッセージを送っていたのはドロシーだったのだろう。
アリソンは病院で、ヘンリーと瓜二つの男性を目撃する。
その男性は、ドロシーの息子、そしてヘンリーの息子であった。
再度ヘンリーに面会し、「昨日ドロシーは病院で亡くなった」と報告するアリソン。
それでも尚、「息子には、わたしが父親だと言わないでくれ。もうこの話を蒸し返すのは止めてくれ」の一点張り。
その夜、アリソンの夢にアビゲイルが登場し、真実を語ってくれた。
実は、アビゲイルが死んだのは、ドロシーに殺されたのでも、ヘンリーに殺されたのでもなく、自殺だったと。
銃は数日前に購入。
自殺した理由は、ヘンリーをとても愛していたのに片思いだった事、リンパ腫を患っていて自分が余命数ヶ月だった事。
そしてドロシーが妊娠したと知ったから。
アビゲイルは自殺だった…
アリソンは、アビゲイルの診断書や銃の購入証書など証拠を集め、ヘンリーに、再審理を行い自由の身になるよう説得。
そして、ヘンリーのもとに彼の息子を連れて行き、対面させたのだった。
***** 小六メモ *****
★アリソンの能力について…
普通アリソンが見る夢は、誰かからのメッセージを受信し、それを客観的に見ている状態なのに、今回は、何故かアリソン本人がドロシーになりきっていましたね~
60年代のアリソンもなかなかステキでしたよ。
大ファンの俳優の彼女になれる夢なんて、妙に羨ましいなぁ~(^^)
(第12話へつづく…)